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GAI、さん・・・すみません・・・。
ベルさんにも・・・謝って・・・許されることではありませんが・・・・、すみませんと・・・。
僕の命で・・・お詫びしますから。
[どうすればいいかは、分かっている。ソヨが教えてくれた。
図書室の奥の扉。特殊技能棟の屋上へ、登るための非常階段。そこを目指しながらリヒトは、いつもの口癖どおり、ひたすらに謝る]
[そして、最後に、ソヨに視線を向けて、ふっと微笑み]
馬鹿言うな!
このまま戦う方が、あいつの、リヒトの想いをムダにするだろうが!
[慌てるソヨに、思わず声を荒立てる]
悔しいけど、今の状況じゃ俺も足手まとい…ベルも居る…
お前さん一人で戦えるのか!
ひとつだけ・・・リヒターに、感謝しなければならないことがあるんです。
これも、他人から奪ったもので・・・やっぱり、キレイな能力じゃないんですが。でも・・・。
リヒターは、僕に「感情」を教えてくれました・・・。
僕は貴女が好きです。ソヨさん。
疑う時も、信じるときも、まっすぐな貴女が、僕にはとてもまぶしかった。
貴女のような強さが欲しかった。
貴女の努力を、見ていたかった。
いままでありがとうございます。
だから、
「気にしないで」
[それを言い終えると、背を向けて非常扉を押し開け、非常階段に飛び出した]
え、ちょっと…待って、それって――
え、ええ――リヒト…
[追うべきではなかったし、自分でもわかっていた。のに、自然と脚はリヒトの方へ、彼が消えた非常階段へと向かって駆け出していく]
リヒト!!
[理屈じゃない。彼を、追う――]
そんな無茶を…
ええ。見ました。検査の結果。間違いなくコードネーム人狼。…楽譜の読めないボーカロイドだと。
[桜の木を殴ったと聞けば溜息と共にそう答えて]
関係ない…ですか。
[皆をバクの居る桜の木まで運びながら関係ないと謂ったショウを見る]
確かに、そうですよね。楽譜が読めないからって、僕たちがボーカロイドである事には変わりはないわけですし…
まあ、バクさんを人狼だと判断した僕が謂えた事ではないですけれど。
[話しながらも皆を運び終わると、ひらひらと舞い散る桜を見上げる]
[カン、カン、カン・・・!
鉄製の非常階段は、耳障りな足音がする。
消去が始まる。古いデータから消えていく。
査定を前に、緊張した日々。本部から送られてきたメール]
Siehe, ich sage Euch ein Geheimnis・・・
[私は今、あなた方に真実を告げましょう]
[非常階段を上がりながら、口をつくのは、ブラームスのドイツ・レクイエム]
[ソヨへの告白を終え、リヒトが非常階段へと飛び出していくのを見送った。
そして、それを追いかけるソヨ。
もう、自分には入り込めない世界]
…………
[今はただ、腕の中のベルを抱え、身体を引きずりながらも中庭に向かうだろう]
[先を行くリヒトを追いかけ階段を登る]
待って、リヒト…!
待って!
アタシまだ返事…違う!
まだ貴方とちゃんと貴方と歌えてないっ!
違う!
アタシ…アタシ…
ああ、馬鹿馬鹿馬鹿! 違うの、全然違うの!
アタシ、だってそんなの…
莫迦! 莫迦莫迦莫迦!!
急に言うなぁぁぁぁぁぁぁ!!
わっかんないわよぉぉぉぉぉぉ!!
[怒っているのか泣いているのか、自分でも判らない。感情の赴くままに叫び続け、追い続ける]
―中庭―
[やっとの思いでストと2人、倒れている人達を木の下へと運んで来る。
ごめんね、と謝りながらベンチからバクを降ろしてスヤ、向かいのベンチにシャトを寝かせた。スヤには自分のケープを外して肩に掛けてやり]
楽譜が読めなくっても良い所なんて沢山あるのにね。
それにバクやサーティお姉さんが悪いんじゃないのにさー。
[ん、と両手を上げて伸びをして
ストだって悪くないんだからね!?と慌てて付け足す]
それにしても、サーティお姉さん…起きて来ないね。
強制停止じゃないと思うんだけど…
[指からこぼれるように消去されていく。思い出も、想いも]
Wir werden nicht alle entschlafen,
wir werden aber alle verwandelt werden;
und dasselbige plötzlich in einem Augenblick,
zu der Zeit der letzten Posaune.
[私たちはみな、眠るのではありません。
ただ、今と違う状態になるのです。
最期のラッパが鳴る時、
そう、たちまち一瞬の間に、です]
(本当はここに、合唱が入るはず。もちろん、今は風の音しか聞こえない。
だが、リヒトはそのコーラスを感情で聴く)
Dann wird erfüllet werden das Wort,
das geschrieben steht.
[そうして、次のようなことが、実現するのです]
[女は嘘つきだ――。
人もボーカロイドだって嘘をつく。
だから一言言えばいい。
それなのに言えない。
たった一言言えばいいのに]
莫迦ぁ莫迦ぁアタシの莫迦ぁぁ
[もう彼にだけは嘘を吐きたくないのだ。
それだけが胸を閉め、言葉が出ない]
この階段、いつまでも続いてくれればいいのに―――
[遥か高く、天にまで、天の向こうまで、二人でずっと駆け上り続けられたの、なら]
そうですね。バクにはバクの。]Vさんには]Vさんの。それぞれ良さがある。本社の人達だって分かっているはずなんですけどね。
確かに、どうしたんでしょうか?
[]Vを心配する声に同じように]Vを見るも、やはりどこか警戒心が覗く]
わかんないモン!
わかんないんだモン!
だってそんなの知らない?
お話でしか知らないモン!!
[誰に言い訳をしているのか、第一その声を誰に届けたいのかすらわかっていない。
感情が爆発し続けるだけで、結局は自分への言い訳だけ]
アタシは… アタシは…
[何故一度でも考えて見なかったのだろう。夢見てみなかったのだろう。この可能性を。この展開を。
彼女の夢想する妄想にこのシナリオはなかった。だから混乱する。
答えを出せと言われても準備できない。泣き叫んでみても誰も助けてくれない]
後悔するのに!
きっと後悔するのに!!
[でもいい加減な、嘘をいう事の方が――アタシはアタシらしくはっ]
[Der Tod ist verschlungen in den Sieg.
Tod, wo ist dein Stachel?
Hölle, wo ist dein Sieg?]
[聞こえない合唱が追い上げる。嵐のように吹き荒れる。
その意味は・・・]
[死は、勝利に呑み込まれたのだ!
死よ、おまえの棘はどこにある?
地獄よ、おまえの勝利はどこにある?]
[最後に、拍子が変わり、軽快なメロディへと変わる]
Herr, Du bist würdig
zu nehmen Preis und Ehre und Kraft,
denn Du hast alle Dinge erschaffen,
und durch Deinen Willen haben sie das Wesen
und sind geschaffen・・・・
[歌の終わりを、風がさらう。
屋上に出たのだ]
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