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――メインスタジオ――
お主が「人狼」なのは知っておる。
護音殿にお主の名前を書いためーるも今送った。
[本人の前できっぱりと言いきった]
非力設定の妾よりは数倍も力が有るじゃろうけど、でも如何にもつらそうな表情を醸し出しておるぞ。
さい殿に引き続き、お主も妾を巻き添えにして倒れるではないぞ。下敷きになるのは二度と御免じゃ。
[彼の兄弟を引き合いに出した]
−メインスタジオ−
[フル充電完了後、ボード確認のためメインスタジオに向かったスヤ。そこには、憔悴しきったXIIIと猫耳の毛が逆立ったシャトの姿があった。]
−生活棟・ソヨの部屋付近−
・・・よし。誰にも見つかっていません。
人狼も、まさか立ち向かってくる者がいるなどと、考えていないでしょう。
油断の隙をつけば・・・もしかしたらたぶん。
[すでに、部屋にソヨがいないとも知らず、見張り開始]
[シャトに勧められた椅子に腰掛け会話を続ける]
ぇ・・・姉さん・・・サイがシャトさんに何を・・・?
巻き添えって・・・倒れるって・・・?
(あの高性能なサイが倒れる・・・しかも人前で?)
[メモリに多大な負担がかかっているため、思考回路がぼやけてしまう。 何かが気になる事だけしか分からない]
―中庭―
[カバンからいくつかの飴の包み紙を取り出してバクの方へと投げた。
それには『力道山キャラメル』と古風な字で記されている]
…僕を造った人の趣味。燃料だから気にしないで。
[何かを突っ込まれるより先に説明を入れた。
きっと今までにも何度か同じやり取りがあったのだろう]
ねー、バク。
バクはさー、……今もデビューしたいって思う?
[それは突然の問いかけ]
[ルラのどもりがちな返事が返ってきた。
顔を見る。少し呆けた感じはするが、意外としっかりした感じがした]
ちょっときついことを聞くかもしれないけど、すまないな。
今のところ、お前さんが取りまとめ役やってるけど…
[少し、口ごもって続けた]
もし、お前さんに何かあったら…お前さん以外にどうやって連絡とればいいんだろうな、って。
…一応、俺は人狼でも蝙蝠でもないってスヤさんに保障してもらったわけだし…
よかったら、話を聞かせてもらえないか。
−メインスタジオ−
[『シャトの猫耳はただの飾りなのだろうか?不可機能が付いているのだろうか?』と気になった。だが、今はそれよりも…自ら人狼と告白したXIIIの様子を窺うのが大事だと考え、じっと見守った。]
お主の姉さん、昨日妾と唄っていたり他愛のない話をしてたら、いきなり強制終了してぶっ倒れたぞ。しかも再起動した時、目が紫色になって、いきなり男っぽい喋り方になったしのう。
さい殿は二重人格設定じゃったのか?
お主弟分なんじゃから、さい殿の事は妾より知っておろう。
[XIIIに昨日の出来事を伝え、XIの事を聞く。
そこにスヤがやってきた。できるだけさり気なくXIIIとスヤの直線上に割り込むように...は移動した]
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