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-後日-
[人伝に聞いた話。ユーラス先生がミルーハ先生とうまくやっているらしい。現在結婚指輪の購入に悩んでいるとのこと]
ニューヨークかぁ…。
[遠いなぁ…]
[二人は結婚式の時はもどってくるだろうか?そうなれば、みんな久しぶりに集まれるかも知れない]
双子ちゃんは、いつかなー?
[と、独りごちた。なんとなく、わくわくしてる]
【ニコラ帰還】(番外)
[ニコラが監禁から解放された後、警察の事情聴取も受け、両親に付き添われ、ようやく自宅に帰ったのはほとんど深夜。
実は、その前にちょっとしたことが…]
[1年B組のクラスメートからの噂が広まった際、剣道部主将のジェイコブ(ジェイク/ヤコブ)にも、その話が耳に入っていた]
ジェイク「なに?ニコラくんが!?一体どこに!?」
剣道部員「海の方の倉庫群らしいんですが…詳しくは…」
ジェイク「こうしてはいられない!行くぞ!」
剣道部員「行くって、どこに!?」
ジェイク「決まっているだろう、倉庫だ!」
[そう言って、ジェイク主将は、木刀を肩にかけ、道着のまま道場を駆け出しだ]
[ジェイク主将は、力一杯自転車のペダルを踏んだ。
正直、道着を来たまま、憤怒の形相で走る姿は、格好悪い。しかし、その必死の姿は、そんなことは考慮外であった]
『待っていろよ、ニコラくん、今助けに行くからな…』
ジェイク主将が現場に着いた時には、すでにニコラは救出され、警察の事情聴取が始まろうとしていたときであった。
『ちょっと、ごめん、ごめん、ちょっと、すみませんよ』
[ジェイク主将は、現場を囲む野次馬を押しのけ、現場に近づいていった]
『あ、僕は、関係者です。あの、監禁されていたというのは、ぼくの部の後輩で…いえ、妹です!』
[それは、関係者ではない、と拒否されることを察知して、そう言った。家族であれば入れてくれるはず]
案の定、家族と言うと、警備の警察官が中に入れてくれた。
現場は、倉庫群のちょうど中間地点。中型の倉庫であった。
倉庫の入り口の前に、数名の高校生が固まっていた。1年B組のクラスメートであろう。
その中心に、ニコラが座っていたのを、ジェイク主将はすぐさま見いだした。
「ニコラくん!」
[ジェイク主将は大声で叫んだ。本人は気がついていないが、その場にいた全員には怒号に聞こえたことだろう。なにせ、剣道部、日頃からの鍛え方が違う]
[はっと、声のした方を見る、ニコラ]
「ジェ、ジェイク主将…」
[目が丸くなっていた。そして、なんとも言えない、表情をする]
[フレデリックの問いには答えず]
「ニコラくん、大丈夫か?」
そう言って、いきなり、ニコラを抱きしめた。
「え?先輩?」
[動揺するニコラ。多分、フレデリックも。そして、その他のクラスメートも]
[抱きしめた後、がばっと、ニコラを離し、両肩を抱えるようにして]
「心配したぞ!大丈夫か?怪我はないか?」
[ニコラは、びっくりした表情でしばらく固まったが、ようやく]
「はい、大丈夫です。みんなが助けてくれたんで。怪我はないです。
主将、どうしてここに?」
[ジェイク主将は3年生、もちろん受験生である。すでに引退試合も終わり、最近はほとんど図書館通いであった]
「うん、ここんとこ、運動不足でな。頭も働かないので、気分転換に竹刀を振ってたところ、君が拉致されたと聞いて、飛んできた」
[熱血漢のジェイク主将らしい。
多分、ほとんど何の説明も受けないうちに、道場を飛び出してきたのだろう。
道着から漏れ出す熱気と汗を感じた。よく見ると、ジェイク主将の身体から湯気が立ちこめる]
「主将、心配していただいて、ありがとうございます。
私、ピンピンしてますから、大丈夫ですよー」
[ニコラは気丈に答えた]
「そうか、それならいいんだが…」
[そう言って、フレデリックを見返した。見覚えのある顔。下校途中にニコラと一緒にいるのを何度か目撃したことがある。眼光鋭い者同士、何か感じるところがあるのだろうか?]
[フレデリックからは何の反応もなかったので、そのまま視線をニコラに戻し、落ち着いたところで、急に自分の行為を思い出し]
「あ、や、失礼した。そんなつもりで…じゃないんだが、なんていうか、心配でな…あ、いや、申し訳ない」
[急に焦りだしたように、首を掻く]
[そこに、警察官とおぼしき人が割って入り]
『ニコラ・S・フォルストさん、でよろしいのかな?ちょっと、事情聴取を始めたいんだけど、大丈夫かな?こちらの女性と一緒に来てもらえますか?』
[そう言って、一緒に来た婦人警官を指さした]
「はい」
[ニコラは気丈そうに、そう答え、その婦人警官に寄り添われるようにして、席を立った]
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