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夕子さん。おかえり。
風が酷くなってきた。
俺はまだ、なんとかなるけど。
朱里たちはきついと思う…優先的にメザシはあげてほしい。
[堵蒔と琴葉のやりとりに無言で頷き]
…琴葉、気をつけて。
ああ、堵蒔さん……。
皆さんもいますね。
ふう……。私はもう大丈夫です。
ひとりで外へ……? お琴ちゃん、充分に気をつけて。なにか異変があれば、すぐに引き返してくださいね。
……ああ、大変だわ。
お客人のマヤさんや、帰ったばかりの寒太ちゃんは、魔除けを持っていないんじゃないかしら?
[...は、社に向かい鳥居の道を歩くが何時もの元気はない。
何時もよりやけに纏わりつく風のせいなのかもしれない。]
……かーさんが帰ってきたんだね。
マヤさん、桃香さんとも会えたし、炒り豆も10個食べれるんだね。
今年も……今年はきっといつもより楽しいお祭りになるんだね。
[立ち止まり、自分に言い聞かせるように呟いてから、社への道を急ぐ事にした]
[咲久也の言葉を聞いて、こくりと頷き、
夕子からめざしを受け取る。
普段なら、自分は魔避けの紋を帯びているからと
下がるのだが、今日の風がよほど怖かったようだ]
ありがとう。
あ、サク兄ちゃん!久しぶりだねっ、今度お菓子買ってってね。サク兄ちゃんのいなかった間にも新作が増えたんだよ。
[笑顔でそう言う。その陰では、不吉な気配に堪えるために後ろ手で拳をぎゅっと握りしめていた]
コト姉ちゃん…一人で大丈夫かな。
夕子さんはお帰りなさぁい。
…………?
[メザシの残骸を見遣ると、目を丸くした]
―お堂・鳥居出口付近―
[――ひた
背後から確かに聞こえる足音]
笑えない。
[――ひた
――ひた――
こつ――
聞こえる足音は、1つではなく]
2……もっと?
でも、1つは違う。これは――
とりあえずここからは出るなよォ。
もしかしたら…変な気に中てられて飛び出す奴が出るかもしれないからお互いちゃんと見てるんだねィ。
おいちゃんは堂の周りを固めてくるからなァ。
もっとずばっとした力なら良かったんだがねィ。まじないは、まじないか。
[手持ちが足りないかねェ、と腰に下げた道具を確かめながら立ち上がると、香奈美と水鈴の頭を撫でる*]
だァいじょうぶ。
[前方に湊の姿を見つければ]
湊!
探した。
皆、お堂に居る。今日はお泊り会。
他の人も呼んでくるから、先に行ってて。
後、これを。
[堵蒔から借りた鏡を握らせ、集落へ急いだ]
あ……。
これは、なんでもないのよ。……余り物をかき集めたから、少し悪くなってるものが、混ざっていたのかもしれませんね。
[水鈴の不安そうな表情を見て、崩れたメザシを、あわてて紙袋で包んで、隠してしまう]
さあ、水鈴ちゃんも、このメザシを持ってね。
柊もいただくといいわ。
[ふと、水鈴の受けている託宣を思い出したが、強いて考えないようにして、安心させるように笑顔を向ける]
皆いますよ。
お狐様もおられます。
何も心配ありませんよ。
[社への道を走っていると、眼前に人影が見える。一瞬驚くも琴葉だと分かり、ホッとしたのか笑顔が戻る。
が、鏡を渡して集落へ駆けていく琴葉の姿にまた不安を覚える。]
あ……。
[追いかけようか悩んだが、鏡をぎゅっと握り社へ]
[...は、社に着くと人がいることに安堵し、地べたに座り込んだ。
落ち着くと周りの様子が祭りの準備が終わっているのに、それを一切感じさせない雰囲気に泣き出したくなってくる。]
あのね…あのね…ミナ……。
[湊についていければそれが最善だったのだが]
秋弦、連れてくればよかった。
[――ひた
―ひた―
足音が止まないことから、湊のほうには行っていないと少し安心して]
集落まで、あと少し。
[そのまま走り続け、明かりが見えてくるころには足跡も止んでいた]
15人目、踊り屋 次郎座 がやってきました。
[風がザアアアアアっと枝葉を揺らす。大きな松の幹の影から、鬼の面をつけた男がすり足で現れた。緋色の扇をパンッと開き、誰にともなく口上する]
東西、東西
お集まりの皆様 本日はお招きに預り
篤く御礼 斯くも盛大に執り行われましたる事
喜び寿ぎ申し上げまする。
津々浦々より集える鬼を喜ばし
福の神に転じせしめんや
鬼は外、福は内
三鬼を払い天下太平なりぃ
[男は面を外して、空を仰いだ。速度を上げて流れてゆく雲が、月を星を、絡めとろうとしているようだ]
どうだこの邪な気配は。
[ぴりりと首筋に走った痛み。身の毛がよだつ不吉な予感。ざっと振り返って、背後の其れを扇で斬るが、そこにあるのは地を這う己の影のみだ。止めていた息をゆるりと吐いて、次郎座は何もないその場所を睨み続ける]
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