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[船を運転していたガーベラは、意気揚々と運転したはいいが陸地に着きそうな気配がないためそのまま放置してレストランに向かった]
………………えいっ。
[メアリに言われたとおりに機械のボタンを押してみたが、反応がない。どうやら押す場所を間違えているらしい]
…………………ふん。
[ひとしきり連打し、冷蔵庫の中身を漁り出した]
わひゃひゃひゃ。
そうかねぇ。お前さんにとっては普通の状況なのだねぇ。
この世界では別の場所や世界の人間が同じ場所にいるのも普通のことなのかい?
わひゃひゃひゃひゃ。
(お肉が入ってる………すごく高級。食べないと悪くなっちゃう)
[ガーベラは、簡単にぱぱっと鍋を作り、出来上がった鍋をもってロビーに向かった]
=甲板=
[...寒いけれどコートを羽織っているので平気なのか、カフェテラスで一人ぼんやり星空を眺めている]
.oO(はあ…)
わひゃひゃひゃ。
あたしの世界にも船はあるけど、もっと小さいねぇ。
人が3人ものったらいっぱいだし、渡しが漕いでくれるねぇ。
こんなに大きくても船なんだねぇ。
どうやらあたしは未来へ来たようだねぇ。
わひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。
[ガーベラはロビーに入り、喋っている人たちを横目に鍋を食べだした]
……………………。
[いつまで続くのかしらとぼんやりしながら食べている]
……………あちち。
.oO(…博士サンの敵って、誰なんだろ…)
.oO(誰か襲われたとして―次元の狭間って、どんなところなんだろう…"てんごく"に似てるのかな)
[カフェテラスのいすに座っている]
[よく見ると知らない人がたくさん増えていることに気がつき、ぼんやりと耳を傾けている]
(陸奥の国? ということは、やっぱり時空が曲がっているのは本当なのね。
にしても、本当に昔の人は ござる って言っていたのね……。
………………それともコスプレ? あまりに胡散臭い。)
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