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我に集られても酒はもうこの女の処だ、
飲みたければ少尉殿に強請れ。
尤も、未だあるのかは疑問だがね。
[ノイズに瞬き空の手を握って開く]
心配せずとも行き成り発砲したりはせぬよ。
人手不足が深刻だな。
が、手薄かどうかは別だ。
ニーナは守るさ。
お前も心配だろう?
[ふふ、と小さく笑う]
安心したか、そいつは重畳。
頭に血を昇らせたままでは
赤を見た牛とかわらんからな。
眠るという意味ではどちらも変わらんさ。
優しくはない子守歌になるがな。
[ジーンが銃を求めた。
キャロルは蒼い目を細め]
……よかろう。
但し、おかしな真似をすれば撃つ。
[黒金の拳銃を懐より取り出し、
同じく黒を纏う男に差し出した]
…おや、噂の蔵酒はいきなり
底をついているのですか。
大した呑み上げっぷりを拝見したくありました。
〔ノイズが自分でも気になったのか、無線の位置を直す。
面々と言葉を交す間に、辺りを警戒すると共に
異物の混入等ないものか、装備の点検を確実にして〕
流石に佐官クラスの尋問となると、
専門の此方も慎重になるのですよ。
上の意向によっては、軍事裁判で
引っくり返されることもありますので。
其れは何よりだ。
[キャロルが小さく笑む気配に
首を傾げ顔を覗いて眼を細め]
我とて無駄な血を流すは好まぬが、
他意を感じるが気のせいかね?
[細まる蒼に益々眸を細め]
言われずとも判っておる。
我に銃口を向ける暇があれば、
優しくない子守唄でも歌っておけ。
[黒金の拳銃を受け取って
手の中の重みを確かめる]
…恐縮です。
――ふむ、…
〔キャロルが傍らのジーンに銃を渡すらしい
気配を知って、少し思案するも異論は唱えずに置き〕
…高さの単位は、何オンスグラスに
何杯でありましょうか、少尉。
〔珍しく語尾に笑みが混じった。
彼女の言葉に、無線の向こうで重く頷き…〕
有難う、御座います。…
此処のところ我も毎夜晩酌をしておったからな。
次にまともな酒が飲めるのは何時になる事やら。
[無造作に拳銃をベルトに挿すとコートに隠れる]
身柄を拘束するに留めれば、
十中八九裁判で引っ繰り返るな。
情報さえ引き出せばアレは此処で始末するべきだろう。
如何するかね?
[問うと言うより寧ろ射殺の許可を求め
キャロルへと静かな視線を投げかける]
[無線から聴こえるルーサーの声に、
くくと含み笑い]
心配せずとも未だ残っているさ。
美味い酒は味わうものだ。
今度酌み交わすかい?
[問いかけ。
続いた、彼にしては珍しい冗談に
笑いを零す]
それはもう、浴びるほどに。
[無線の向こうの重い気配。
笑いを止めて頷いた]
[嘯く様子に暫しキャロルを見詰め小さく息を吐き]
…酷い誤解だな。
[静かに呟き肩を竦めるのに空の袖が微かに揺れる
――射殺せよ。
蒼の眼差しを真っ直ぐに受け止め静かな黒は瞬く]
オマエらしい判断だ。
[確かめる様にかコートの上から拳銃に触れた]
……紛れる酒であったのなら、幸いですよ。
紛らわすものもないのかもしれませんがね、貴官であれば…
――とは言え、アルコール浸けでいらっしゃるのなら
照準の点検程度はお勧め致しますけども。
〔ジーンとの酒にまつわる戯事の裡に、ふと常の世話焼きも挟むか。
若き少佐であった者の処遇については、キャロルの判断が
下されるのをひと呼吸待ってから、唇を引き結んで頷く〕
了解。現場の判断ということで…。
一件さえ片付けば咎め立てもされぬでありましょう。
…そうだな。
[何に対しての返答なのか]
其れでも我にとっては、
穏やかな良いひと時であった。
[コートの上から触れる硬い金属の感触]
心配されずともしくじったりはせぬよ、
幾ら離れて居ようとも手に馴染むのだから皮肉な話だ。
[キャロルの声にまたひとつ息を吐き]
確かにオマエが何を如何考えるも自由だが、
ニーナと同じくオマエの身も案じていると添えておこう。
[続く言葉に無言の侭に頷き]
さて、そろそろ行くか。
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