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[思案の末に苦笑する様子を黙し見守り]
化粧もドレスも似合うとは思うが、
オマエが好まぬなら其処までは勧めぬよ。
莫迦共には勿体無い話だろうしな。
[口許を覆い照れているらしいのに瞬き]
昨夜も呼んだ筈だが気に入らぬかね?
それにしても助言するまでも無かった様だ。
[視線だけが戻る様は流し目にも似て見え
蒼の視線を受け止め黒の眸は僅か細まる]
別段にからかう心算では無かったのだが、
結果的にそうなってしまったか。
珍しいものが見れたので我としては満足だ。
[片口端を吊り上げる]
さて、是以上に莫迦だ莫迦だと怒られる前に退散しよう。
鉄砲玉の捜索は明日中には必ずや終える。
[気配は一瞬だけ緊張感を孕むも
直ぐに何時も通りの静寂を纏う]
おやすみ、キャロル。
[コートの裾を翻し*部屋を出た*]
― 教会周辺 ―
[煙草を咥えて教会を見上げる]
此処に機密が眠っているとは言っていたが、
人目も多いしよもや忍んでは居るまい。
[煙たそうに僅か眼を細め]
アレが真に我を人狼と目しておるなれば、
近いうちに接触は出来よう。
[少し歩けば見えて来る共同墓地]
………。
【――教会――】
――主は、常に我等を見守り給う。
〔整然と飾られた祭壇。花は今や踏み入る者のない、
地雷原の外れで摘んできた白い華。捧げられる祈り。〕
彼女等が死してよい理由など、
…何処にもありはしないというの…に。
……託してくれたコーニィに、…合わせる顔がありません。
たった…たったひとり、
死から遠ざけ続けることもできないとは――
〔低い声音が床へ落ちる。感情を押し殺しているのではない。
其れが男の最大の揺れであるのだ。
――祭壇の前、華で屍を埋ずめた棺はふたつ――
呟きの主は、やがて教会を*後にする*〕
【巡回の途中】
[愛用の銃を手に、紅の外套と金の髪を翻す。
少佐を此処へと送りこんだ貴族は拘束されたと言う報せが入った。
さてそれも何処まで真実やら。
―――クーデターでも起こすか。
昨夜の会話を思い出し己の手を見た。]
随分いい様にからかわれた気もするが、
[誰に言うでなく呟く]
ふ、悪くない。
[多分、女は微笑んでいた。]
[追い詰める包囲網を作る。
逃がさぬように、逃がさぬように。
カルヴィネン准尉が用意した密会の舞台。
そこに現れる筈の裏切り者を追い詰める為に。]
オルステッド、そちらはどうだ。
……現れんか。
引き続き監視を行え。
[踊らされているだけだとしても、
最期まで踊り続ければいい。]
……上層部が?
ハ、腐った豚どもに用はない。
我々は我々の使命を果たす。
[息を潜め、狩は続く。]
[指揮を執るキャロルの背後に急にすと気配が寄り]
勇ましい事だな。
[何食わぬ顔で傍らに並び緩く首を傾け顔を覗いて]
アレが我を人狼と目して居れば接触は出来よう、
未だ情報を隠し持っているやも知らぬし出来る限り引き出す心算だ。
間違っても現れた瞬間に一斉射撃命令なぞ出さんで呉れ。
我も一緒に蜂の巣は勘弁願いたいところだ。
[接触場所となるであろう倉庫へと視線を移し見据え]
上層部の莫迦共はこんな折も高みの見物か。
[張り詰めた緊張感の中でやる気無く呟く声は小さい]
…然様、軍曹が人狼であると目されているので
ありましたらば――彼の言う通り私や少尉殿は
慎重な程に身を潜めているのが良いのでしょう。
〔輸送用の木箱やら、パレットに積んだ
処理前の瓦礫やらで見通しの悪い工場内。
昇りはじめの月明りが、程好く人目を忍ぶ其処へ
既に待機中の此方も、無線越しにか二人へと
語りかけた〕
少尉殿、軍曹…
…緊張感を悟られては、台無しであります。
他愛無く時を待つのも、宜しかろうかと。
――今宵ニーナさんは、安全な場所へお出でなのでしょうか?
ジーンか。
[耳慣れた声の主の名を呼ぶ。
黒い気配がゆらりとゆれた]
ふ、どうだろうな。
目しておらねばあのような行動にはでまい。
[目を細めてジーンを横目で見る]
そこまで阿呆ではないさ。
私の部下の腕を甘く見てもらっては困る。
無論、私もだが。安心するがいい。
[不敵に笑む。
真実は判らなかったが今やこれが裏切り者を捕らえる確実な方法だった]
いつものことさ。
[やる気ない声に、諦観滲んだ声が答えた。]
そうだな、気楽に客人を迎えるとしよう。
[無線機から聴こえる声に看護婦の顔を思い出し]
ニーナの身柄に関しては軍に預けた侭だが、
宿舎の部屋に居るのであれば危険は無かろう。
とは言え是だけ人員を割けばあちらも今は手薄か。
[倉庫に向いた侭に視線だけキャロルを見て]
オマエもオマエの部下の腕も疑っては居らぬよ。
[視線はまた倉庫へ戻り]
思ったよりはオマエも冷静な様で、
安心しだところだ。
[是から現れる少佐に対してか上層部に対してか]
…は。此度は独断を致しまして。
〔形ばかり恐縮をしてみせたところで、
キャロルからの提案に暫し瞬き〕
…――少尉の独唱をこそ、期待するものであります。
ならば、安堵致しました。
貴小隊付きではないものの、私も貴女の部下ですので
当てにしていて戴けると光栄ですよ。
[二人の遣り取りを聞き緩く首を傾け]
さて、少尉殿が歌うは、
子守唄か鎮魂歌か。
[ポケットから出した手をキャロルに差し出し]
そろそろ民間人にも銃を貸して貰えるかね?
我はオマエの歌う間に紅い花でも咲かせよう。
…酌み交わしつつというわけには、参りませんがね。
軍曹の酒は良いらしいとは、
スペンサー小隊下士官からの噂でありますが。
〔ざざ、と僅かにノイズが入るのは身動ぎか〕
さて、有無を言わせず制圧なのですね。
――…
〔ジーンがキャロルに銃の支給を求める様子へと、
彼女は如何するのかと言いたげな沈黙を置き〕
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