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[隻腕はポケットの中に突っ込んだ侭に
煙草を咥え紫煙を纏い診療所を目指す
見上げる空に浮かぶ橙色のまあるい月]
オマエが見上げていた時と変わらぬな。
〔手の甲がするりとこめかみを撫ぜて呉れる〕
古傷が疼くところを見ると、
近々始まるかね。
[診療所が見え始め煙草を地面に捨て
燃え残る其れを踏み目的地を目指す
辿り着いて診療所の外観を見詰める
明りは灯れどもしんと静まり返って]
ニーナ、居るかね?
[扉を潜りながら声をかける]
[…ただ静寂を制するのは時計の音。
無機質な瞳は白い壁をずっと見続けていた。
何も、変化はない。
だが、飽きること無く看護婦は見続ける。
…まるで…]
…はい。
[入り口から聞こえた声に、ずっと動かなかった看護婦は立ち上がる。
玄関へと向かえば、隻腕の男が居た]
居ます。
…もう、御客様は来ないかと思っていました。
[殆ど人の動く気配の感じられぬ診療所
時計の音に混じり漸く気配が動き出す
姿を見れば僅か首を傾け顔を覗く様に]
此処に来るのは客じゃなく患者だろう。
配給があった様なので薬を貰い受けに来た。
[ポケットから桃の缶詰を持った手を出し]
序に気が向いて雑貨屋に寄ったので土産だ。
[ぐるりと静まり返った診療所内を見回し]
一日中、ひとりで此処に篭っていたのかね?
[店から出て行く姿を背中で見送った後、男は考えていた。
ふとした時、指を耳の少し下に当て、徐に呟き始めた]
デュラハン、確かブリッツとペアを組んでいた筈だったな。
ブリッツにはお前の周囲の警戒と、スポッターの代わりをやって貰え。
お前は、常にこの村を狙える様に待機していて欲しい。
もしもの時は私がセンドし指示を出す。
分かったな。
[呟き終えると、カウンターに肘をついて首をゴキゴキと鳴らした]
…どちらも似た様なモノです。
話をしに来る方もいらっしゃいますから。
…しばしお待ち下さい。
[最も、この看護婦自身に話をしに来る者はほとんど居なかったのだが。
一度、診療所の奥へと入っていき…一つの薬の瓶を持って戻ってくる]
どうぞ…
[薬の瓶を差し出せば、差し出された缶詰に一つ瞬きをし…少し躊躇えば、そっと手に取って頭を下げた]
…ありがとうございます。
ええ…私には、何をすればいいのか…分かりませんでしたから。
[その声は淡々としていながらも、困惑の色が混ざっていただろうか。
看護婦は手の中の缶詰に視線を落としていた]
みすぼらしいな・・・。前線とはいえ、威厳ってものがない。
[アーヴァイン不在の隊長室。本部に設けられた質実剛健なこの部屋で、小男がつりあわない大きな椅子でくつろいでる。
手に持った軍人リストをぱらぱらとめくると、スチールのデスクに放り出す。]
兎に角、ここにたどり着いてよかった。
あのまま敵軍占領下にいたら、どうなっていたか・・・。くそっ。僕は騎士叙勲を受けてるんだぞ。そんなことあっていいもんか。
けど。
どうしたものかな。このまま本国におめおめ帰るわけにもね。
そうなると・・・・・・。邪魔だな。アーヴァイン小佐殿。
――診療所――
[彼は音もなく床に降り立ち油断なく室内を伺う。
標的はすぐに見つかった。
ベッドに眠る少年。
慣れた動作で拳銃を抜き放った]
……こんな所に居たのか。
[サイレンサーの先、無防備に眠っているのは。
彼と同じ色の髪、
彼と同じ色の瞳、
彼と同じ――姿。だが、しかし]
[無造作な動作に、軽い射撃音。
サイレンサー付きの銃口から発射された弾丸はベッドの膨らみに吸い込まれ、ぽすぽすと布団に穴が開いた。
やがてじわりと朱色が滲みだした]
あばよ、“二人目”。
[右手の拳銃を下ろし、彼はベッドに背を向けた]
【屋敷玄関】
そうですか。私も容疑者の一人なんですね。
不安?当たり前です、アーヴァインさん。
貴方方は私達を始め国を守るのが仕事でありながら、
このように民間人が犠牲になるような失態を犯した。
不信感を募らせて当然ではありませんか。
どうぞ尋問等なさるおつもりであるなら
望んで基地までご同行しましょう。
もっともその部隊員を貴方方が見つけられるか、
疑問ですけれど。
[心無い言葉をアーヴァインにぶつける。
アーヴァインは立場があるので
言葉を選び善処している旨を伝えれば]
守る・・・?ならどうしてこんな事になったんですか!
どうして弱い人が死ななければならないんですか!
どうして・・・。
>ラッセルさん
キック機能がなかったのでそのままとなりました。
申し訳ないです。
ただ、お忙しいと思いますので
あまりご無理はなさらないでください。
成る程、あの医者は世間話にもってこいか。
[薬を取りに奥へ消えるニーナを眺め呟き
戻るニーナが缶詰を前に躊躇うのに瞬き
漸く受け取られる缶詰に薬瓶を受け取り]
患者が居ないとなるとさしたる仕事も無かろうに、
軍のお偉いさんは外出も良い顔をしない様子だったか。
[困惑の色が混じる声音の侭に俯くニーナを眺め]
何をするも何も、この場合する事が無いな。
退屈凌ぎに医者殿の本でも漁るかね?
[冗談か本気か首を傾げ問い]
いっそ回診とでも言って出歩けば如何かね?
どうせ誰も彼も出歩けぬならどこぞのお嬢様も屋敷に居ろう、
アレはニーナとも歳も近く話し相手にもなろうに。
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