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ん?
[ちゃぷちゃぷと水の感触を楽しんでいると指先に何か触れ、探って取り出してみるとそれはコイン]
こんな所に…誰の落し物だろ。
だいたいどうやって落としたの?
[上から落ちてきた?と、空を見上げると今日も星が美しい]
ああ、きれいだなぁ…。
[うっとりと目を細め、星の数を数えてみたりする。
指差しながら数えたのでするりとコインは指の間から噴水の中へと再び落ち、謎の落し物についてはあっさり忘れてしまった]
[手の甲に口付けをうければ、まるで聖人になった気分だわ、とほんのり照れながらも苦笑した]
あたいも楽しかったわ。あ、この踊りはなれてない人が踊るとあとで超絶、全身筋肉痛がくるかもしれないから今日はゆっくりやすんでね。
[踊るのに夢中になりいい忘れてた、ごめんね☆と弾道ミサイルなみの言葉を残し、顔が赤いわよ?とツンツンと額をつっついてシャワー浴びてくるわ、と朗らかな微笑みを残し部屋へと*戻っていった*]
[...は、ナタリアの優しさにふれて泣きそうになるのをこらえた]
(…ここで泣くのだけはダメだっ!ここで泣いたら僕はきっと一生誰かに甘えないと生きられなくなる!)
[...は、数分かけて自分の激情を押え込むとナタリアにぎこちない笑顔を見せた]
えへへ…実は昨日、自分が子供だって思い知らされた事があって…
[...は、ナタリアに昨日あった事を話し始めた。自分では冷静を装っていると思っているが、そこ声はかなり震えている…]
実は僕、ゲルダさんの事が好きになってたみたいなんです。
でも…そんな自分の気持ちに気付かない内にゲルダさんと向き合うことになっちゃって…
[...は、そこで年齢に似合わない自虐的な笑いを浮かべる]
はは…こんなバカ滅多にいないですよ…自分が相手の事を好きだって気がついてもいないのに告白めいた事をしちゃったんです。
…だからフラれちゃいました。
当たり前ですよね…だって僕はゲルダさんに一番大切な「愛してる」って気持ちを伝えなかったんですもん。
…ゲルダさんも困ったはずです。
僕自身がわかってない感情をぶつけられたんですから…
昨日、ゲルダさんに僕を拒否された後、部屋に戻ってベッドの中で自分の感情を整理して、初めてこの事に気がついた時、自分の未熟さがあまりにも情けなくて朝まで泣いちゃいました。
[...は、そこまでいうとサングラスを取ってナタリアに弱々しく笑った]
…だからほら、泣いて目が腫れてるのをサングラスで隠してたんですよ…
[ ケヴィンさんの答えに微笑み ]
良かった・・・。
実は昨日、ケヴィンさんが果樹園でとってくれたビワを使って
フルーツゼリーを作ったのです。
差し支えなければ、今からご馳走したいのですが、
今からでも大丈夫でしょうか・・・?
[ そして*微笑んだ* ]
あ……。
[言葉を返すまもなく、去っていってしまった彼女の背中を見送り]
…筋肉痛ね…。
[それもまた、思い出だろうと苦笑し、これですっぱり忘れられるだろうと心に秘めて。
紅潮した顔を冷やすようにバルコニーで風に当たっている目元からは、わずかに*涙が零れていただろうか*]
…ただ、横に居るだけでも、カーラ様の救いになれたのかしら…?
[ゴドフリーの言葉に、ゆるりと視線をどこへとなく流す]
…だったら、良いのですけれど。
[今頃、カーラはボールドウィンと再会を果たしているだろう。この今の自分の姿も、見ているに違いない。ヘクターは自分がグルであることは話さないだろうが、勘のいい人間であればその事実に気づいてしまうかもしれない。
なんでもないよと曖昧に告げられた言葉に、こちらも曖昧に微笑んで返し、厨房に入るとそのまま中をすり抜けて自分の部屋の中へと閉じこもる]
……耐えなければ……。
[この部屋の中に、カメラはない。ペネロペーさえ居なければ安住の地と言えた。しかし、一歩外に出れば…一挙手一投足を見られる。その視線に耐えつつ、いつも通りの仕事を笑顔でこなさねば。
唇を噛み締め、しばしじっと目を瞑ると]
……大丈夫、できる。
[立ち上がり、部屋を出て掲示板の前へと]
[...は、そこまでいうとちょっと安心したような表情になり…]
はは…こんな話を聞かせてしまってごめんなさい。
ナタリアさんとはもっと楽しい話だけをしてるつもりだったんですが…
ゲルダさんにもナタリアさんにも迷惑を掛けて…ホントにダメな男ですね…僕は…
[...は、そういってまた自虐的に笑った]
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カーラ様が離島されました。
ポール様も同時に、急用で離島されました。
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[嬉しそうに笑みを浮かべる]
大丈夫です。
というか、ダメな理由がありません。
枇杷は好物ですしね。
[はにかんだ表情になる]
それに、ヴィヴィアンさんが作られたものですよね?
これは全財産を質に入れても食べに行かないと…
ろくな財産ありませんけどね。
[いつもなら小声になったのかもしれない、しかし今は恥ずかしそうに、そして冗談交じりであっても*はっきりと口にした*]
[自らの手で貼り出したメモを、じっと見詰める]
………。
[ほんの僅か、悲しみの色を湛えた瞳が揺れた。
しかし次の瞬間にはいつものように新しい「ご意見用紙」を並べ、いつものように屋敷の仕事へと*戻っていった*]
[トムの言葉が紡がれるまでの暫しの沈黙に問うべきではなかったかと思い始めた頃、
震える声で語られる昨日の出来事を静かに聞いて。
語り終われば、彼の頭を撫でようと手を伸ばす。
避けられる事が無ければ優しく優しく撫でるだろう。]
……自分を振り返り未熟だったと自覚したのであれば、
それは大きな成長だと思います。
辛かったら、甘えてもいいんですよ?
泣きたいときに我慢すると余計に辛いから……。
[赤く腫れる目が痛々しくて、柳眉を顰める。]
……迷惑だなんて思ってませんから。
どうか自分を貶めるようなことはもう……。
[暴いてしまった傷は深すぎて申し訳ないような気持ちで一杯で。]
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