374 秋迎えの村 〜残暑と戦うガチの村
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狐神 稲荷
ふむ…梅干しか。
[...は握り飯を一口に頬張り、酸味に小刻強く眼を瞑った]
この酸味がたまらぬな、米との相性は抜群じゃのう。
ふむ。米粒もふっくらしておって誠に美味。
善きかな善きかな。
染色屋見習い シクオト
わ、おいしい。鮭もいいけど、ご飯がとってもふっくらしてます。
ルシア様のかな？ いつもありがとうございます。
[おにぎりの置いてある場所に向かって、ぺこりと一礼]
稲荷様もこんばんは。今年もいっぱい、実ってくれるといいですね。
栗の皮からも、いい染料が取れますし。
染色屋見習い シクオト
ええ、秋の実りは僕らには必要なものです。
食べるため、っていうのもありますけど、僕らがちゃんと自然と仲良く生きている、証でもあります。
みんなで育てたものを、無事に収穫できるときほど、嬉しいことはありません。
ええ、きれいに染められたら、仕立て屋さんにお願いしてきますね。
稲荷様、今のお召し物も素敵ですけど、きっと着物もよく似合うと思いますよ。
[にっこり笑って、うなずいた**]
チャルメラ バルド
……………ん。
[稲荷とシクオトに無言で会釈。
注文を受ければやがてずいっとシクオトに差し出される何の変哲もない醤油ラーメン１丁]
………………。
………………お疲れ。
[シクオトにそれだけいうと、煙草をくわえなおしながら狐神に小皿に乗った油揚げをサービス。……ちょっと、細く刻まれてはいたけれど]
4人目、召使い ノスタルジック。
召使い ノスタルジック
>>3
お米神様、トテモ美味しそうなお米デス。秋の神様をお迎えするのに何よりのご馳走になりマス。さっそくいただくのデス。1(6)
狐神様もご機嫌麗しく何よりデス。燃えさかる情熱の夏カラ実りと豊穣の秋への移り変わり。季節が変わるのはもの悲しくもあり、でもトテモ嬉しいものデス。
召使い ノスタルジック
>>1 シクオト様、アキノキリンソウの反物ですネ。とても、綺麗です。紅葉した御神木の下にテーブルを置いて、その色のテーブルクロスを敷いて皆で秋のお祝いをシタイですネ。
>>4 バラド様、秋は食欲の秋。トテモ同意デス！
湖の神 サプフィール。（見物人）
湖の神 サプフィール
妾は湖の神。
そろそろ、水も冷たさを取り戻す頃であろう。
早く秋に来てもらわねば、水が干上がってしまいかねん。
儀式が滞りなく済むように、妾が見ていることとしようではないか。
チャルメラ バルド
[屋台の端に紐でくくられたビラがパタパタ揺れている]
『営業時間：気のむくままに。昼間の開店も多い
朝も早けりゃ夜も早い
営業場所：神殿の前、神木の下
ラーメン一筋40年』
[近くに立てられた幟にはためくのは、
大きな白抜きの『麺』の一文字**]
湖の神 サプフィール
実りの神と実りを待つ民は既に集うて来ておるか。
うむ、妾の為にも早う儀式を成功させて欲しいものだ。
今年の夏は常に無く暑うないか？ このままでは湖に棲む魚たちが煮えてしまいかねん。困ったものだ。
>>22
稲荷神よ、そなたも息災であったか。
うむ、夏の雨は激しくとも続くものでは無し、日差しの強さは例年以上故に、水は徐々に減ってきてしもうておる。
周りの木々や湖に棲むものの為にも、この夏の日を秋のものへと変えてもらわねばな。
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