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[新しく妹が出来たようだった。一人息子だった自分にとって、彼女の存在は。だから、死にたくはないけれど、彼女を生かせるのなら、自分はあの台に上れるだろう]
冷たい、雨だ。
でも、優しい雨だな。
[後は、ギルバートの言葉を信じるしかなかった。揺れる様に、ぬかるんだ土の上を歩く。審判の時を待って、僅かに狂気は*治まっていた*]
[グレンが立ち去っても、男は暫しそのまま。
告発しないという言葉が、耳に残る。
これで、一日生き延びられる。男はそう、確信した。
気づいたら、居間には男一人。]
……さて、行くか。
[男は人間の姿のまま、女の部屋へと向かう。
自分の正体を、証明するために。*]
―アーヴァインの部屋―
[広間の喧騒から離れ、すっかり冷え切った部屋に一人佇む。
結局―― 誰か一人の名前を紙に書き、皆で投票する形になったらしい。
ふ、と微かに笑いながら、紙に名を書くと畳んで箱の中に入れた。]
…甘い、な。
[名前を書く事に躊躇は無かった。むしろ――
広間に居る間中、懐に忍ばせた鈍い光を放つものに、ずっと手をかけていたのだから。]
[部屋に残る、微かな血の匂い。それが少し自分を落ち着かせる。
その事に気付くと、自嘲気味に笑った。]
…もう、こっちの世界に戻ってこれたと思ったんだけどなぁ。
[くっ、と声を出して笑い出したくなるのを抑える。
自分は、広間に居た時、何を考えていただろう。刃を握りながら、――そう。]
[――誰だったら、解体しやすいか――]
……。
[ベッドサイドに置かれているタバコ入れから、一本取り出し火を付ける。深く吸い、ゆっくりと煙を吐き出すと、未だ暗い窓の外を*眺めていた*]
……あんた、分かってないんだね。
自分がどれだけ弱いのか。
[ そう呟いた瞳には、憐憫があった。言葉には常のからかうような調子もない、混じりけの無い憐れみ。
果たして、それを呟いたのは何時だったか。
一人、呟いたのか、誰かに向ってであったのか。]
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