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婆さん、爺さんに会うのはまだ先でもいいだろう。
そりゃ、俺たちに時間はないのかもしれない。狼は人を襲えるんだからな。早く狼じゃないものを殺して、ここから抜け出そうとしてるのかもしれない。
でも、だからって、デボラ婆がここで自分から死ぬなんて――――。
[耳に入ってくる、みんなの声。デボラを止める声、泣いて縋る声、冷静に話す声。何故、こんな事に。やるせなさに歯噛みした]
何じゃおまえさん、ババはいらんと言うとったじゃないか。
[何でもない事のようにからからと笑う]
じいさんは喜ぶじゃろうて。
ババが大好きじゃったからのう。
[留めようとする人々を制し、扉をゆっくりと開けた。]
なぜ…どうして…!?ラッセルさんはどうしてそんなに落ち着いているの?
どうしてそんなに、おばあちゃんを死へと追いやろうとするの?
まさか、まさか…!?
[ネリーの中に、ひとつの答えが湧き上がる。蒼白になってラッセルを見つめる。冷酷とも見えるその表情。]
ラッセルさんが、人狼なの…!?いや、いやぁ!
[ギルバートも振り切るようにして後じさり、ラッセルから離れようとする。]
ああ、ラッセル。
説得力がないのは分かっとるよ。
これはババの我儘じゃ。
ババは、息子を産まれてすぐに亡くしてしもうた。
他にも、ババより若いもんが死ぬのを何度も見てきた。
もう見とうないんじゃ。
それに……。
[あちこちが痛む身体を見回す。]
おい、婆さん、婆さん
うっ
[力づくで止めようとする巨漢のミッキーだが、覚悟を決めた者の意思にひるんだのだか、デボラに振りほどかれようとした]
はあはあ、うちの母さんも目がほとんど見えなくなっても子供のためにって頑張って生きてるんだぞ、簡単に死ぬなよ
どちらにせよ、ババはもう死ぬ。ネリーの結婚式まで待てんくらいにのう。
ただ死ぬよりも、1日1回誰かを死なせにゃいけん縄にかかった方が苦しまずに死ねると思うんじゃ。
…もしかすると、自分じゃなくてババが死ぬ事で内心ほっとしとるモンもおるかもしれん。
じゃが、惜しんでくれたと思うて死ぬ事にするよ。
みんな、ありがとさん。
うっせぇ…
じゃあお前は自分が死ねるのか…ああっ!!
無実かも知れない。誰が人狼かもわからない人間かもわからないやつを突き出せるのか!
そして…その後もしも…無実としってそいつを殺してしまったっていう罪を背負えるのか!!
[頭がくらくらする。きっとデボラはそうなのだろう]
死んでいい人間なんて…いねんだよ。そんなの…俺も望んじゃいねーよ・・・
[ネリーの様子に落ち着かせるように肩に手をかけた]
ネリー……。
ここで、誰かの命を請うことは、誰かの命を差し出すのと一緒だ。だから、だからもっと冷静に考えよう。
俺たちは狼を退治しないといけないんだからな。冷静だからって疑ってたら、退治なんてできやしないぞ。
みんな、誰もアーヴァインを殺したようになんて見えない。でも、誰かが殺したんだ。食べた跡だってあった。
ババは一人で死んでいくんじゃと思うておった。
息子も、じいさんもおらんようになってしもうて。
働きもせん、村人の助けを得んと生きられん、お荷物じゃと思いながら数十年生きてきた。
ここで、こんなにたくさんの若い子たちに見送られる最期なんて、幸せじゃないか。
[ミッキーの手をやんわりと振りほどいた。]
親はの、子どもの傍におるんが幸せじゃからの。ババの息子はあの世じゃ。
[デボラの冷静な返しに意表をつかれ。
取り乱したは自分かとふと思いかえる。]
ふ……。
婆さんはともかく、ネリーの悲しむ顔は見たくねぇ。
そ、そういうことでいいじゃねぇか。
誰も死なねぇってのが一番なんだけどよ……。
[自分が、というデボラの目。ラッセルの呟き。いくつもの止める声。取り乱すネリーの叫び。そして、コーネリアスの迷い]
ふぇ……エッタは、エッタは…
誰も、何も、なくしたくない、よぉ…
[そこに突き刺さる、叫び声。たまらず耳を塞ぎ、少女は自室へと駆けだした。まだ、答えは…でない**]
じゃあラッセルさんは、自分が死にたくないからおばあちゃんを見殺しにするのね!
そんなの同じことだわ!単に自分が手を下したんじゃないという大義名分が欲しいだけだわ!
なんて人、なんて人…!
[価値観はぶつかって、きっと分かり合うことはできないのだろう。今のネリーには、ただデボラのことしか頭に無い。]
今だって、狼に見えないように振舞ってるかもしれない。
それを探すには冷静な目が必要なんだ。
[頭痛がした。眩暈がした。どうしてこんな事に――]
デボラ婆……もう死ぬって、どこか悪かったのかよ。何で…。
[ネリーの肩に手を置いたまま、デボラを見る。ゆっくりと]
俺は、デボラ婆に死んでほしくない。みんなにもだ。かといって自分の身を差し出せるかといわれたら、……両親の顔が浮かぶ。
[自分の人生経験の中の言葉でデボラを止めれれ言葉がない事に気がついたミッキー。やんわりとふりほどかれたデボラを止める気は既に失われてた]
はあはあ、婆さん。今、幸せなのか?
老人にゃ深夜は辛いんじゃ。
もう説得に応じる気はないよ。
……おやすみ。
[敢えて一人一人には声はかけない。皆の葛藤はわかる。だが、若い者達が疑い合って誰かを殺すのを見ているのはどうしても耐えきれない。老婆は、外へ踏み出すと、静かに扉を閉めた。]
…我侭すぎだ。…いいことなんて全然ねー。自己満足だよ
[デボラにかける言葉はただ苛立つように、ただそれ以上は、デボラへとなんて言葉をかけていいのか見つからず]
はんっ。お前と何が違う。だったら縛り付けてでも止めようとすればいいだろう。なんでしないんだ?
ああ、死にたくないよ。そこはあってる。でも見殺すのも己で殺したようなもんなんでそれは違うな
[ギリ…と唇を噛みながら、コーネリアスの言葉に呟く。]
俺には…ここに居る奴等みんな、化け物には見えねぇよ。
この中に紛れてるなら、たいした役者だぜ。
皆、わかってるのは自分が化け物じゃないって事だけだ。そうだろ?
[自分から命を絶とうとする老婆。それすらも、頭の片隅で、もしかしたらと疑ってしまう自分に嫌気がさす。]
[扉を閉めようとする老婆の後ろ姿に声をかける]
…婆さんの頼みは聞いてやるぜ。
だが、婆さんが人間だった場合…。
俺があの世に行った時は、一発くらい…殴らせてくれよな。
[その呟きが、老婆に聞こえたか聞こえないかはわからない。]
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