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牧師 ネル に 3人が投票した
行き倒れ メルヴィン に 3人が投票した
行き倒れ メルヴィン は村人の手により処刑された……
次の日の朝、族長の息子 ポール が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、牧師 ネル、看護婦 ホリー、酒場の主人 デビッド、酔いどれ ドナルドの4名。
ぐ、ぅっ、――!!!
[銃口を逸らそうとする右手]
[押しとどめようとする左手]
[互いの力が拮抗し腕に筋肉の束が膨れ上がった]
っ、ぐあ、――!!
[まずは頭]
[小さな頭を鷲掴みに]
──さようならだ、ポール。
[相変わらず感情を映さない瞳を覗き込み歌うように囁く]
[殺戮の高揚に瞳を爛と輝かせ]
『────ぐしゃり』
[握りつぶす]
[ポールの声]
[だが]
[軌道の修正は最早効かない]
[メルヴィンの呪言すらも飲み込み、凶暴な顎は彼の肉体を喰い散らした]
[彼の魂はあの世へと][魄を喰らいて尚成長を為す]
[暴れ狂う白と彩の渦は吸血鬼の群れの中へと突き進み、彼らの身体を全て無残に引き裂きながら暴走する。身体に残っていた魄を喰らいながら、ジグザグに移動]
[一人相撲の均衡は数秒も保てず崩壊。異常な程の剛力で右腕がターゲットを照準する。一切のブレもなく狙いを定めた]
――ああ。
――殺してやるぜ。
[右目だけで捕らえたその姿へと撃鉄を絞り込むことに何の躊躇もなかった]
――メルヴィン。
[がちり]
[ハンマーが落ち銃弾の尻を叩く機構]
[引き絞られた弦が放たれていく]
[鋭敏化した感覚は僅かな振動さえも手に伝えてきた]
ッ!
逃げ、――!
[間に合わない。]
[人間は音速で動けなどしない。]
[心臓を引き裂き][血管が破裂]
[骨が砕け][脳髄が噴出]
[いわんや、脳幹も破壊である]
[そうやって朱(あけ)の霧を作り出しながら渦は止まらない]
[聖堂に繋がる道々の吸血鬼を喰らい潰しながら渦は聖堂の前に嵐となり鎮座した]
[嵐は次の票的にポールを目さんとし──停滞]
[頭の次は柔らかな肌に]
[伸ばした爪を振り上げ振り下ろし]
[四肢は無惨に引き裂かれ]
……さぁ。ホリーさん。
最後はあなたの番ですよ。
[片手に肉塊と化したポールをぶら下げ]
[新たな返り血に全身を紅に染め]
[ニィ]
[嗤う]
[背後では、デビッドの弾丸がドナルドの呪がメルヴィンへ死を呼ぶ]
[右腕は青年に狙いを付けたまま動かない]
[石化した彫像のようだった]
[それでも左掌で銃口を塞ごうとし]
[それでも五〇口径の破壊力の前には無為と化した]
[周囲で広がる呪の波動、50口径から放たれる轟音]
[襲い来る恐怖に潰されそうになりながらも]
[こちらを振り返る牧師へと]
っぁあああぁっ!
[目を見開いて引き金を引いた]
[真っ直ぐに、吸い寄せられるようなその瞳を狙って]
[小さな銀が飛ぶ]
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