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[その時、みなみが恐怖を抱いたのは、書を抱いた対峙するサーヴァントに対してでもなく、彼女が保有する魔力に対してでもなく、自らのサーヴァントのはずの"何か"に対してだった。触れている肌を通して、自在に変わる姿]
一体、何なの……!?
[敵対するサーヴァントに対する畏怖と、"何か"に対する畏怖は質が違う。サーヴァントに抱く恐れは物理的で、誰もが自分よりも強い人間と対峙したときに抱くものに違いなかったが、自分の下で動いている"何か"に対してのものは、より、生理的で本能的な、恐怖]
[川原の戦闘に関しては対処は終わっている。
警察への根回し及び、付近住民への偽の事情説明。
最も、眼に見える大きな被害がなかったために何とかなったというところもある。
これからはかなり慎重かつ迅速に対処をしなければならない場面が多いだろう……とコメカミを押さえて考え込む。
その時、教会のドアが開かれた。
そして同時に出る監督役という言葉でこちら側の人間だという事を理解する。]
……私ですが。
まぁ、どうぞお座りください。
[女が紡いだ呪文。その意味など知らなかったが、何が起きたかは明白だった。
風。恐ろしい量の風が襲ってきたのだ。
ビルとビルとの合間という、地理的な状況などに考えは至らなかった。
肥大化した方腕のせいでバランスは悪く、重心を捉えるのも難しい。吹き飛ばされそうになり、とっさに巨大化させた腕でビルの壁を掴む。ガリガリと壁を削り、強風に耐える]
[教会の中、促されて椅子へと腰掛ける。]
ありがとうございます。
今回の聖杯戦争に参加することを伝えに参ったのですが。
……この地には以前からいらっしゃるのですか?
この土地では一日に数人も変死体が出るようなことが、以前からあったのですか?
この土地では、一般人から生命力を吸い上げる行為を許しておられるのですか。
[会釈をした後、まっすぐに神父を見つめ、口にした。]
[
――狙い通り。襲いかかってきた影は、風に飛ばされぬように堪えるだけで必死。
追い討ち。僅かに脳裏を過ぎったその誘惑を切り捨てて、脱出に向けて組み上げた次手を解放する。
]
閃光よ、輝け!
!جلوهى تيز
[
瞬間。真昼の太陽が、薄暗い路地にと現出した。
攻撃能力などない、ただの目くらまし。
あの影に効くのかは判らない。だが、少なくともマスターの視界は暫く奪えるはずだった。
踵を返して、全力で路地の奥への走り出す。あの影が追ってこないことを祈りながら。
]
[心の中でため息を突く。
余りに予想通りの内容だ、いや若干予想よりも棘があるが。]
その様に遠まわしに言わなくても宜しいです。
それらは全て、教会側の落ち度に違いはありませんので。
表へは既に死因は薬の過剰摂取によるもの、として情報操作は終わっています。
神秘の秘匿、という件に関しては目撃していると思われる人物は既に居ませんので問題はない……という結論が出ました。
被害者の方には非常に心苦しいのですが、ね。
[魔術師とは一線を駕する詠唱速度。自らを守る為の魔術を汲み上げるだけの時間は無かった。量と密度が桁違いの風に、咄嗟にキラーに掴まる手に力を込める。それでも安定しない体に、キラーから手を離せば、足から地面に着地することはなく、そのまま後ろに体が動く]
っ!!
[それでも多少の怪我を負いながらも地面に倒れこむだけで済んだのは幸いだった]
[攻め手に回れる事はなくとも、出来る事を探し、回路に魔力を通し、詠唱を紡ぐ。その瞬間、目を焼くほどの、光。集中状態が途切れ、目を開けられない状態での魔術行使は難しい]
キラー!
[何が起きているのか把握できない状態で、みなみは咄嗟に自らのサーヴァントを呼ぶ]
そう、ですか。
この様子では今からも被害者が増えるかもしれませんが。把握されているのでしたら、私から言うことはもうありません。
失礼しました。私は、瀬良悠乎と申します。若輩ながら魔術師協会の一員ではありますが、今回はそちらから派遣されたわけではなく、一人の魔術師として、この聖杯戦争に参加いたしました。
……それでは、帰ります。サーヴァントが待ちくたびれて、外に出てないか心配ですので。
[もう一度会釈して、立ち上がる。]
[目くらまし。風もまだ止まないうちに放たれた閃光に、視界が奪われる。
みなみの声が聞こえた。叫ぶような声。
本能に恐怖が走る。風で自由を奪われ、そして視界を奪われた。ここから来る攻撃は……]
……ッ!
[壁面から腕を放す。相手の風も利用し、記憶を頼りに限界まで背後へ跳ぶ。風圧に翻弄されそうになるが、重心そのものを変化で制御する。
着地する。風が止む。効かない視界。身構える。
聞こえたのは、走り去っていく足音だった]
そうですね、今回の事を見る限り……どうも手段を選ばない者が居るようなので。
現在、このことについて何か特別な処置を下すかどうか……という審議が成されています。
近く、何か通達があるやも知れませんね。
それでは、貴女の御健闘を祈っておきましょう。
[
幾つもの路地を曲がり、通り抜け。
既に人がまばらに行き交う駅前の広場に辿り着いて、漸く、足を停めた。
]
――……はあっ、はっ……はあ。
上手く撒いた……みたい、ですね。
[荒い息を整えながら、周囲を確認する。魔術的な気配は、何処にもなかった。]
戻って、報告……するべき、でしょうね。
[
この夜に起きたことを思えば、あの男に対する屈託は禁じえない。
といって、まさか、サーヴァントとの交戦を報告しないわけにもいかなかった。
怪しまれない程度の早足で、*屋敷への道を急いだ。*
]
―新興住宅街・ワンルームマンション―
カチャリ。
[鍵を開けて、ドアノブを回す。
キィと乾いた金属音がして、ドアが内に向かって開かれた。]
……どうぞ。
何も無い所だけど。
[入り口近くの壁にあった、スイッチをパチンと入れる。部屋の蛍光灯が付き、室内を明るく照らした。
そこは、12畳ほどのフローリングのワンルームで、…言葉通り本当に何も無かった。
かろうじて、窓に厚めのカーテンと、一組のシングル布団、壁際に無造作に詰まれたいくつかの段ボールのみで。
例えて言うならば、『刑事ドラマで刑事が張り込みに使っているような部屋』に匹敵するほどの、生活感の無さである。 ]
[部屋の主は、先に室内に上がり、フローリングの床にぺたりと座ってから、何かに気付いたように少し複雑な顔をした。]
…何か途中で買ってくるべきだったわね。
せっかくのお客様だってのに、お出しするお茶すら無かったわ。
[当然、茶道具どころか、ヤカンすら無い。]
[効かない視界に、近寄る気配。マスターとしての感覚が、それはキャスターではなくキラーであることを告げる前に、それがキラーである事を本能的に感じ取った。次いで止まる風と、聞こえる足音。目に不自由さは残るものの、あの光源は姿を消したことがわかる。目を瞑ったまま、溜息が漏れた]
うー、怖かった……。
でも、それとは別に、ありがと!
[部屋の中は正に殺風景という言葉がぴったりだっただろう。
嗜好品どころか、生活必需品すらも欠けている部屋。
その中に、信長はゆっくりと足を踏み入れた。]
なるほど、な。
[そう、此処には色がない。
人が出すであろう己の色。
そして、その色とはその者が長くいる場所を程、色濃く残るものだ。
だが、此処にはそれがない。
強いて言うなら、無色。
それはそうだ、絵の具を出すチューブに何も入っていなければ、色などつくはずがない。
それは、つまり――]
からっぽ……ってことか。
[小さく、そう呟く。
そしてそのまま、床に腰を下ろした。
いつの間にか鎧は姿を消し、最初の着流しの姿へと戻る。]
別に茶なんざ良いさ。
そもそも、俺は客じゃねぇだろ。
これから命を預け合う仲間、戦友、家族……そういったもんだろ。
[審議、という言葉に表情は変えずに頷いて、]
教会の判断に、期待しておきます。
では。
[もう一度礼をして、荷物を手に教会を出る。日はまだ高く、空にある。先ほど降りたタクシーの姿は既になく、工場への道を*歩き始めた*]
……何か言った?
[信長の呟きに首を傾げながら、目の前で腰を下ろした相手を、物珍しげにじっと見つめた。]
鎧を、自由自在に出したり消したり出来るんだ。便利ね。
[こうしていると、英霊というより普通の人間にしか見えない。
『茶なんざいい』という信長の言葉に、なんとなくくすりと笑った。]
…うん、お客じゃない。
「マスター」と「サーヴァント」…よね。
[信長の言った、『仲間、戦友、家族』という言葉を否定するかのように、左手の令呪を見つめながら、やんわりと言い直す]
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