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[パチっと目を開けて]
……な、ななななリュミ?!
[顔を覗き込んでるリュミに驚き、夢の中でのことを思い出し、思わず赤くなってしまう]
>>70
ん、ユウナに伝えたいことがあってユウナの部屋に入っちゃったんだけど。驚かせてごめんね。
[くすりと微笑み。]
ユウナが良かったら、合宿中一緒の部屋で過ごしてもいい?
私ユウナと一緒にいたいの。合宿中も、合宿が終わった後も。一緒にいたい。
ユウナが昨日私にかけてくれた夜の魔法の効果かしら。夢で見たの素敵なユウナの姿を私を守ってくれるユウナへの気持ちに。その想いを伝えたくて。
―― 夕方 医務室 ――
ありがとう…ごめんね…
穏やかな風に乗って、少女たちの声が聞こえた気がした。
ホリーはゆっくりと目を開けるとそこが医務室だと気づく。
「なんか…切ない夢見ちゃったな……」
「何ひとりで呟いちゃってんのさ」
びくっ!と振り返るとそこにはまぶたをこすりつつ起き上がるタチアナの姿。
「あちゃー、もうこんな時間なんだ?」
「タチアナ…なの?」
「ん?何言ってるのさ。頭でも打ったの?」
「う…ううん、なんでもない!」
タチアナはくすりと笑う。
「あーそれよりあたしお腹減っちゃったんだけど食堂いかない?」
「うん、いくいく…あ、タチアナ?」
「なに?」
「ううん…ごめんね」
「…?…うん」
食堂へ向かって階段を下りる2人。
タチアナはホリーの手を繋いだまま一気に飛び降りる!
慌てて飛ぶも着地できずしりもちつくホリー。
「きゃっ!!…痛いぃぃ……酷いよタチアナ(涙目」
「へへへ、ごめんね(にっこり」
嬉しそうな笑顔、差し伸べられる手。
「んもう……きゃっ」
手を取った勢いでそのまま抱きつくような体勢へ。
「…ありがと(ぼそっ」
「………え?」
「なんでもない!」
「ちょ、いきなり大声出さないで…っていうかどさくさに紛れてお尻さわんないで」
「うーん、やっぱり若い女子のケツはたまりませんなー」
「もう、バカ」
タチアナの手をしっかりと握り食堂へ向かいつつ。
あれは夢だったんだ。ホリーはそう思うことにした。
少女たちのくれた寂しさは胸の中に残ってる。
でも、それがどうしようもなく愛おしく感じられた。
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