331 あず村II 〜あずじゃない人のハーレム学園〜
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鈴畑 花音
…あ、うん。
[大介のように芝居がかった仕草は出来なかったが、花音は彼女らしくぺこりと頭を下げた。]
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
大介くん。
…だいすき。
鈴畑 花音
[抱き寄せられ、耳の後ろから降ってくる心地よい声を聞く。
すごく長かったような、あるいは短かったようなこの数日間で、いろいろなことに慣れてきた気がしていたけれど。]
（ぜんぶ平気になるには、もう少し時間がかかっちゃうかも…。）
[いまだ少し火照る頬に、こっそりと両手をあてる。
自分のそれとは違う体温を背中に感じながら、花音は、『愛は慣れる事で成長する』と言った彼の笑顔を*信じようと思った*]
鮫島 翔
-剣道場-
[頭にタオルを巻きつけ面をかぶる。
部員に渡された竹刀を持ち振り向くと、道場の壁際に正座していた主将ー俺の恋人ーが立ち上がり、進み出てくる
大会まで後少し]
お願いします。
[向き合い一礼、竹刀を*構えた*]
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