情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
ルーサーはふと貼ってある紙に気が付いた。
どうやら執事が貼っていったアンケートのようだ。
★エピアンケ★
■MVP(勝利側で最も活躍した人)エレノアさん、初回狼ヒットがなんだかんだと有効だったと思います。
■敢闘賞(敗北側で最も活躍した人)ウェンディさん、信用を得られておりましたから。
■技能賞(勝負の中で技術を感じた人)マンジローさん、発言の隅々に的確さが見えた感じです。
■殊勲賞(特に褒めたい枠外の人物)メイさん、頑張っていました。私も参考にさせて頂きましたしね。
■RP賞(ロールが上手かった人)ビンさんとも迷いますがマンジローさん、ロールが崩れなかった、ここがポイントでしょうか。
■扇叩賞(個人的にハリセンで殴りたい人)殴るなどととんでもない、私には選べません。
■名言賞(名言を放った人と、その名言)思い浮かばないです。
■【M】VP(最もドMだった人)ウェンディさん、盥と役職。
■盥賞(最も盥を受けた者、あるいは絶妙な盥を受けた者)ウェンディさんですかね。盥を受けるのがお好きなようです。
「とはいえ皆さんどMなかたばかりで本当は全員を選びたいのですがね」とルーサーは最後に付け足すと部屋へと戻っていった。
ヒューバートは、戻ってきたルーサーに軽く会釈をした。
抱えている花器には色合いも咲き具合も異なる桜が二枝。
散りかけの薄墨桜と、開きかけた御衣黄。
しかるべき場所に花を置いた。その弾みに薄墨色の花びらが一枚ひらりと枝から離れる。あるかないかの風に乗った桜は、目を閉じるビンセントの眼鏡に貼り付いた。
徒然なるままに、ひぐらしすずりに向かひて、 心にうつりゆくよしなし事を、 そこはかとなく書きつくれば、 あやしうこそものぐ…
エレノアは小走りに集会場に戻ってきた。
貼り出されたアンケートを見て、ペンを手に取った。
★エピアンケ★
■MVP(勝利側で最も活躍した人)
メイさん。誰も邪魔できない、見事な白さでございました。
■敢闘賞(敗北側で最も活躍した人)
ソフィーさん。襲撃が通っていたら、彼女を吊るのは難しかったでしょう。
■技能賞(勝負の中で技術を感じた人)
ウェンディさん。信用をほぼ独占していました。ナチュラルな騙りはお見事です。
■殊勲賞(特に褒めたい枠外の人物)
ビンセントさん。お忙しい中、とても頑張ってらっしゃいました。
■RP賞(ロールが上手かった人)
ビンセントさん。ニーナさんが来ていたらどうなっていたのかも見たかったですわ。
■扇叩賞(個人的にハリセンで殴りたい人)
ソフィーさん。私の紅茶返せ。
■名言賞(名言を放った人と、その名言)
ミッキーさん>>0:97「私はどMでございます」
この村のテーマとなりました。
■【M】VP(最もドMだった人)
フレディさん。占い当ててしまってごめんなさいね。
■盥賞(最も盥を受けた者、あるいは絶妙な盥を受けた者)
トビーさん。受けた、というよりもたくさんの盥を落としてらっしゃったのが印象的でした。
ここまで書くと、ほう、とため息をついた。
いつの間にか浅い眠りの世界へと旅立っていたビンセントは、かすかに感じた風に目覚めた。
ぼやけた視界のピントを合わせようとした所で彼は右目の視界が何かで覆われていることに気付く。眼鏡に張り付いているそれを指でそっと取ると、それは薄墨色の一枚の花びら。
桜。
彼はああ、もう桜の散る季節なんだなぁ…と季節の巡るはやさに思いを馳せる。
「そういえば、来てない方がいらっしゃるのね。トビーさんはまだ体調が優れないのかしら。メイさんはがっかりされているのかしら。フレディさんはしょんぼりなさってるのかしら。アーヴァインさんは・・・いつもの事ね」
そう呟いて、窓の外を眺めている*
ビンセントは考えた。今の発言縛りが進行中に選ばれていたらどのようなことになっていたのだろうかと。
彼は議事録の中から自らの発言を適当に選び、その一部をこの発言縛り法を使って書き記す事を試みた。
彼が選んだのは>>1:54の上段部分だった。
彼は白い用紙にそれを書き記す。一日目の発言縛りが三人称ト書きならば、外来語使用は可能であることがせめてもの救いだろう。
「ビンセントは大広間に現れると、おはようと朝の挨拶をした。
そこで繰り広げられる会話…CO方法の会話の中、ビンセントは自分の好む方法を告げた。
それは初日に占い師も霊能者もCOしてしまうというものだった。彼は能力者を隠す戦術を好まなかった。だが、彼はこの狂信者編成で有効な術を知らなかった。
そういえば遅延メモがあるのだっけと、彼は思い出して確認をした。」
そこまで書くと彼は力尽きた。無理だ…!と。
彼はやけくそになって先ほどの残りの部分も発言縛り変換してみた。
雑に白い紙に書き加えられて行く文字。
「『一斉やれるならいつなら可とかいう話が出てるみたいですが、時間合わせられるならやってもいいかも。
やるなら23時〜24時くらいなら対応できるよ。むしろそれ以前は来れるかわからない……!
あっはっはっは〜開始後数時間からいきなり濃くてついてけるか不安だね…!(涙)
次はまた夜、もし運がよければ夕方頃に。』……と、彼は言った。」
書き終るとビンセントはふうっと一息をついた。そうだ。これで良いのではないか、と。
ビンセントはそろそろこの発言縛りも終わりだな、と安堵の表情を浮かべると、回答済みのアンケート用紙を提出した。用紙にはこう書かれていた。
「エピアンケ
■MVP(勝利側で最も活躍した人)
エレノアさん。フレディさん占いの決定お見事でした。
■敢闘賞(敗北側で最も活躍した人)
ウェンちゃん。信用集めていたよね。ベタだったのもうん。
■技能賞(勝負の中で技術を感じた人)
メイちゃん!白かったよ守護なのに!久々に感動しました。
■殊勲賞(特に褒めたい枠外の人物)
エレノアさん。しりとりその他もろもろのドSさ。ドMだけでは話が成り立たないからドSも必要なんだ。
■RP賞(ロールが上手かった人)
ウェンちゃんとマンジローくんかな。」
ビンセントの頬に冷や汗が垂れる。
0発言目をないものとすると、これで101発言目……次の発言縛りルールの適用される時が来てしまったのだ。
そう。彼のエピアンケは一発言に収まらなかったのだ。
彼は盥覚悟で残りのアンケート回答を提出する。
「■扇叩賞(個人的にハリセンで殴りたい人)
マンジローくん&ミッキーさん。看護夫本当にやろうとしたのは…!
あとマンジローくんは守護誤認しかけたという個人的な理由もある。言いがかりだね!
■名言賞(名言を放った人と、その名言)
みんなの「私はドMでございます」。
■【M】VP(最もドMだった人)
選ぶの難しいよニーナ君!でもやっぱりフレディさんだよね。
■盥賞(最も盥を受けた者、あるいは絶妙な盥を受けた者)
私もエレノアさんの「たいみんぐー」>>1:A8に一票!」
そして彼は盥に備え、身を固くした。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新