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暖をとり食事を済ませ落ち着いたビンセントは、屋敷の大広間の扉を開いた。
彼自身の名前を変換した時、『便箋と』と真っ先に出てきた事に軽く衝撃を受けたようだが、それはほんの一瞬のこと。
「みんな、ただいまー。ええと…数えるのも大変なほど盥が落っこちてるような気がする……」
そう。それは彼自身の名前の第一変換よりも衝撃的な事。
彼が青ざめるのも無理はない。
屋敷の大広間の床は、盥で埋め尽くされていたのだから。
すいませんごめんなさいごめんなさいm(_ _)m
設定ミスしてごめんなさい。日付間違えてごめんなさい。
ううううぅぅぅぅぅ。orz
ビンセントは時計を見た。
再び『便箋と』と第一変換されたことに涙しそうになったが、涙を堪えて時計を見た。
時計の針は深夜1時をとっくに回っていた。
彼はあせった。なぜなら彼は早朝から学校に登校しなければならない。彼の朝は早いのだ。
「今日のところはここでおやすみ。勉強頑張るよ、ニーナくーーーーーーん!!うげほげほげほぉっ!!」
いつものようにそう叫ぶと、やはりいつもの様に酸欠でくらりくらりとしながらも彼は大広間を後にした……**
ルーサーは皆が寝静まった集会所へやってくると全てが終わっていることを知り、最悪の事態を避けられたことを神に感謝した。
「無事、狼を退治することが出来たようですね。皆さん、お疲れ様でした。また明日にでもご挨拶させて頂きますね」
そう言うと連日の疲れのせいか少しふらつきながら自分の部屋へと戻っていった。
今朝屋敷を出たビンセントは、再び屋敷に戻っていた。
医者の卵の不養生で彼は早々と早退させられたのだ。
彼はただ寒いからストーブをつけただけに過ぎないのに。
彼の学友は半袖を着ていた。
彼だけは長袖を着込んでいた。
彼はただ、学友が揃って半袖なのを不思議に思いながらストーブをつけただけなのだ。
…恐らく昨晩の雨に降られて体が冷えたせいであろう。
――寒いだけで他におかしなところはないんだが――と、彼…ビンセントは困った顔をした。
フレディを確定黒にしなかったウェンはドM!
襲撃設定ミスったソフィーもドM!
なぜか初回占い先になったフレディもドM!
狼陣営どM村でしたですぅー!
ビンセントは迷っていた。
自分がこういうのを出していいものなのかと。
なぜなら彼は執事のようなポジションの者が何気なく出すのが格好良くスマートだと考えていたからだ。
だが、彼にはどうしても加えたい項目があった。
ビンセントはお決まりの項目が既に書いてある用紙にさらりとそれを書き加え、
「執事さん、こんなのどうでしょうか。」と屋敷の執事にそれを手渡した。
彼が執事に手渡した紙には、
★エピアンケ★
■MVP(勝利側で最も活躍した人)
■敢闘賞(敗北側で最も活躍した人)
■技能賞(勝負の中で技術を感じた人)
■殊勲賞(特に褒めたい枠外の人物)
■RP賞(ロールが上手かった人)
■扇叩賞(個人的にハリセンで殴りたい人)
■名言賞(名言を放った人と、その名言)
■【M】VP(最もドMだった人)
…という文字がずらりと並んでいた。
紙を手渡した後、彼はしまったと言わんばかりの表情を浮かべた。
これも入れるべきではないのか……!!と。
彼は「執事さんやっぱりこれも!」と叫んで紙を強引に取り戻すと、咄嗟に書き加えた。
★エピアンケ★
■MVP(勝利側で最も活躍した人)
■敢闘賞(敗北側で最も活躍した人)
■技能賞(勝負の中で技術を感じた人)
■殊勲賞(特に褒めたい枠外の人物)
■RP賞(ロールが上手かった人)
■扇叩賞(個人的にハリセンで殴りたい人)
■名言賞(名言を放った人と、その名言)
■【M】VP(最もドMだった人)
■盥賞(最も盥を受けた者、あるいは絶妙な盥を受けた者)
賞を一つ付け加えるとビンセントは、「盥は大事だよね」と笑って再び執事にその紙を手渡した。
ヒューバートは、この屋敷が今日の日を迎えるまでに受けたご厚意の数々を思い返している。
何と言っても、集まった客人達への感謝は言うまでもないかもしれないが、やはり伝えるべきであろう。
また、時期やその他の諸問題で、立ち去ってしまった客人達、ジェーン、デボラ、セージ、ヘンリエッタ、ネリー、ニーナ、シャーロットとは、いつか縁があれば是非とも再会したいと感謝とともに思う。
シャーロットに関しては、客人として来てくれる方の心当たりがあるとの事だったが、その申し出に本編開始まで気付かず、誠に申し訳ない事をしたとの念もあるのだ。
ビンセントは、先ほどまでの寒さがいつの間にやらどこかへ去り、かわりに心なしか火照ってきたのを自覚する。
彼は大広間のソファーに横になって毛布を被った。
傍らには彼が「幸せの青い鳩」と証する、彼が待ち望む者を彷彿とさせる色の鳩。眠るには少しばかり眠気が足りないと感じる彼は、ぼうっと集会場を眺めながら適当に寛ぐことを決め込んだ。**
ルーサーが戻ってもそこは静かなままだった。
他の人たちはどこかでこっそりと話し合いでもしているのだろうか、と思いながらイスに掛けると議事録に目を通し始めた。
ルーサーは過去の自分が何を考えていたのかを思い起こしていた。
「ウェンディさんの狂信者アピールとは全く見えておりませんでした。その時はなんにせよ自身の希望を述べるのは良いことだなと、その翌日は仲間だったら庇っていたんだなと考えていましたね。」
さらにソフィーさんに対して皆さんがどうだったのかを思い起こしてみる。
「おそらくメイさんが白いと言っていたからそれに引きずられてしまったのでは?私も占いの優先順位は低いとは言いましたが白いとも言ってはいなかったですしね。」
とルーサーは予想を立ててみた。
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