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情報がおおいようでいて、少ないわ…。
死体から分かることが少なすぎる。
毛についての分析は済んでも、それが何を示しているか分からない。
なにをさしているのかしら。
──会議室──
[結局一睡も出来ず、赤い目のまま身支度を整えて会議室に戻る。メールも打てずに。
憔悴したまま席に着き、各捜査員から送られてきた報告書に目を通す。作業効率は2%ほどになっているが、それは自業自得か]
…いない?
[室内を見回して、ケヴィンの姿がないことに気づき、少なからずホッとしている。怒っていたらどうしよう。ううん、もしかしたら何も知らないかも。そんな現実逃避は、仲の良い子からの1通のメールが打ち破った。
「ケヴィンさんったら、照れてたっぽいよ。」]
………。
[ぐっすり寝ているメル&エルが目線の端に写るも、それどころではなく、またもや*頭を抱えてしまった*]
うぅん…先輩…もう、飲めません…て…。
[...はまだなにやら寝言を言いながら眠っている。先に起きたのはエルンスト。...の頭にフリフリリボンがついているのを見て驚く、そして自分の頭を触って自分にもついているのは何故だと思いつつも外そうとはしない]
『こうして…こう、よし。と』
[エルンストは...の頭のリボンを結びなおしすと会議室を出て行った。外で女性職員達に捕まる。「きゃ〜エルンスト君可愛い〜」「何それ〜?」とキャアキャアと騒ぐ女性職員に「似合うでしょ?」とおどけて笑い振り切ると資料室へと向かった]
――エルンスト・資料室――
[...は黙々とJINROに関する資料を隅々まで調べている。見ているのは現場に踏み込んで亡くなった刑事の名前と状況。ふと異変に気づく]
『…無い。…やっぱり、何処にも…まさか、生きてるのか?…いや、そんなはずは無い。確かに…載ってないだけ…?もう3年も経ってるんだ…そんなハズは…本庁の資料のほうが正確か?だが俺では調べられない…その前に向こうが資料を出すかどうかも疑問だ…何が起こってるんだ…』
[エルンストは舌打ちをするとその資料を抱えて会議室へと続く廊下を急ぎ足で戻る。長身の男が頭にかわいらしいリボンをつけて真面目な顔で歩いているのは可也の違和感だが本人は気づいていない]
―――本庁建物内の一室―――
[何処からか報告された身辺調査が元より自分の事を快く思っていない者の耳に届いたらしい。指揮官補佐としての適正を疑う声…それを何処か遠くに聞きながら、...は自分を振り返っていた。私怨で動いている…といえば私怨としか言えないのかもしれない。が、それは単に警察という組織に属しこの類の事件を追う動機…ひいては血族を守る動機。それすらも度を越した感情なのか。]
[御伽地区の片田舎、魔女や人狼の迷信がいまだ信じられているような辺鄙な村で自分は生まれた。それは物心すらつかぬ時分の話で、この事について話してくれたのは育ての親である神父だった。両親の暮らしていた村で人狼による連続殺人が起こった。それは実際は人狼などの仕業ではなく単なる猟奇殺人事件だったのだが…無知な村人達は村に潜む外敵を排除しようと躍起になって人狼狩りを行った。その中で罪を着せられた父と母は生まれたばかりの自分を密かに隣村の教会に捨て、二人揃って自殺をはかった]
[その隣村の神父であった義父と両親は知り合いだった。そして、血族であると互いに知った仲でもあった。妻帯を許されぬ神父が義父である事を疑問に思った自分にやがて義父は全てを話してくれた。当然の事ながら、当時十五であった自分はその事を知り事件の事を深く憎んだ]
[その義父が、十八の冬に殺された。無差別な猟奇殺人事件だった。その手口から人狼の迷信を思い起こした人々はこぞって人狼狩りを始めよと自分に訴えた。被害者の一人であるのは聖職者である神父、その義理の息子であり自らも神職を志していた自分は人々にとって格好の旗印だったのだろう。言われるがままに、自分は狩った。ただし、人狼ではなくその事件を起こした真犯人である人間を。そして、村人達の前に引きずり出した彼らが…私刑に遭う様をただ冷ややかな目で見詰めていた]
[それを知っているのは、直属の上司を含めほんの僅かな者だけだった。詳しい事は今目の前にいる連中よりも上位にいる上司しか知らない。目の前でやいやいと騒ぐ連中が何を言おうと、全てを決めるのは自分ではなく上司だ。ただただ、...は無感情にその場をやり過ごす事だけを考えていた]
[結局ろくにカーラとモーリスについての話も聴かせてもらえぬまま退出を命じられ、...は深く溜息を吐いた]
カーラさんとモーリスさんが正式な手続きを踏まず情報の横流しなんて…するわけないと思ってるんだけどな。
僕達は不遇を嘆きそれに抗しようとしてるけど…不正なんて…そんな事をしたらますます立場が悪くなる事くらい、誰よりも分かってるはずなんだから。
今の連中が圧力をかけた…のかな、僕達の事が嫌いみたいだし、奴らは。
あんな曖昧な説明だけで所轄の皆が納得するとは思えないし、僕だって…納得し切れない。
この事件が終わったら、二人に会いに行かないと。
[立ち去ろうとした...の耳に、部屋の中から先程まで話をしていた本庁の者達の言葉が微かに入ってくる]
『何で上はあんな……を飼ってるのかね』
『危険に決まってる、さっさと……すべきだ』
『………には………と上はお考えなのかね?』
『いっそ鎖にでも繋いでおけば』
『たかが駒、何処かで使い潰せば良かろう』
『そもそも、本庁が公認で……を飼うなど』
[慣れたはずの誹謗・中傷。いつもそれをたしなめてくれる上司はカーラとモーリスの件の対処に追われ、今は会う事ができないらしい。ふと涙が零れそうになるのを堪え、俯いたまま...は早足に本庁を後にした]
―――瓜科署―――
[何事もなかったかのように、...は一日ぶりに会議室の戸を開けた。ナタリアに予定以上の不在を詫び、積み上げられた資料にう…と気落ちしつつ机に向かう]
シリルさんが他の事件に回り…コンラッドさんも?
何かあったのだろうか…。
いや、僕がこんな事じゃいけない、指揮権を持っている者がこんなのじゃ誰もついてきてはくれない。
とにかく…報告書を全部読んでまとめなくちゃ。
[エルンストが会議室に戻ってくる。クリストファーを見つけ傍まで来ると耳打ちをした]
『お帰りなさい、お疲れ様です。……それより聞きたい。本庁は何か大きな隠し事をしていないか?アンタは何も知らないのか?』
>>120 エルンスト
ただいま戻りました、長らくの不在…ご迷惑をおかけして申し訳ない。
[隠し事、という単語にぴくと瞼を震わせる。ふと、知っている事全てを誰かに聞いてもらいたい衝動に駆られたが、そんな事ができるはずはないと思い直す]
隠し事…ですか。
具体的に何について、僕が何を知っているとお考えなのですか?
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