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[資料の山からふと顔を上げると、負傷したはずのメルヴィンの姿が]
メルヴィンさん、具合はどうですか?
…レオナルドさんについては、署長からお話をうかがってください。
こちらの指揮官2名も本庁に下がらせました。
>>158ナタリアさん
どうも。えぇ、もう大丈夫です。掠っただけですから…久しぶりにゆっくり寝れて…スッキリしましたよ。
[...はまだ眠いのかふぁ…と欠伸をした]
…?そういえば、カーラ指揮官とモーリス刑事も見当たりませんね…一体何が?
……あとで署長を問い詰めるかなぁ…
[とりあえず前よりは元気そうなメルヴィンにホッとして]
エルンストさん、無理をさせないように、制御を頼みますよ。
本当に大事なら身を持って制御してくださいね。
[それだけ言うと、本庁の捜査員に『自分の身元調査』を指示した。不思議がる捜査員に、いいからと念を押す]
私の知らないことが多すぎる…。
何か分かればいいんだけど。
[そのまま、資料の山との格闘を*再開した*]
>>160ナタリアさん
[ナタリアの言葉に敬礼するエルンスト。そのあと苦笑を漏らした。...はその姿に首を傾げる]
…エル、随分と表情豊かになったな?
[...は無表情なエルンストに向かって言うと机に向かって何かを書き始めた、どうやら昨日の始末書のようだ。ため息をついて今後バイクでの移動は控えようと*心に誓った*]
[カーラとモーリスが任を解かれたことに、驚きを隠せない。
聞き込みで得たカーラ評を思い出すが、本人は至って普通の人間のようで経歴は可もなく不可もなく、親類縁者に警察の人間が多いことからその関係のコネのゴリ押しと判断し失望を感じていたのだが…しかし、まだ警察機構は生きていると期待しても良いのだろうか?]
いや、単に不要と考えられて切られた可能性もあるか。
そのまま利用できないほど無能な人間には見えなかったしな。
[では何が不要だったのか?…しばし思いを巡らせるが、それを今考える必要はないと考え次の作業に向かう]
[そこでメールが届いた。例の本庁の知り合いから、問い合わせへの返答メール。指揮の四人に関してできる限りの情報をと依頼していたものだ。
ざっと目を通し、視線がきつくなる]
これは…。
[その情報を元に報告書を纏め上げる。
対象はクリストファー。今回の事件に酷似した過去の事件で両親と育ての親を失くしている。その犯人に対する憎悪は激しく、もし容疑者が見つかりでもしたら復讐に走って何をしでかすか分からない。そんな人間は強制的に捜査から外されるはずなのに]
危険だ、このことを上部は知らない…訳がない…。
[纏め上げた報告書を前に、唇を噛む。馴染みの刑事がちょっと調べただけで出てくる情報だ。指揮官補佐として任命をする際にその情報が見逃されているとは考えられない。やはり何らかの裏事情があってのことなのか…。組織は腐ってしまっているのか…。
溜め息混じりに報告書を送信する。この報告書の辿り着く先が、今回の任命を行った人間ならば、きっと握り潰されてしまうのだろう]
[ふと、四角く切り取られた空を見やる。自分はこの組織の中で何をしているのか、何ができるのか。組織そのものがもはやどうにもならない危機的状況になっているのであれば、自分はこの組織を出て外から是正できる立場を獲得すべきなのではないだろうか?もしくは内部にいたまま外にそういったツテを作り、不正情報を横流しして連携をとるか…。どちらにしろ警察官としての立場は無くなる。
…それとも不正に目を瞑って出世を目指し、自分がトップに立ったときに大鉈を振るうか?]
無理だな…。
[自嘲気味に小さく笑い、首を振る。それができなかったからこそ、自分は今、この場所で冷や飯を食わされているのではないか…。
上がってくる事件報告に目を通しながら、そろそろ外に出るかとパソコンや資料を片付け始める。あまり会議室内に陣取っていては、何をしているのかと疑問に思われてしまうだろう。聞き込みなどは苦手だが文句は言っていられない。警察機構の陳腐化と事件解決とは何の関係もないのだから]
[ナタリアに一日署の事を任せると頼みおき、...は本庁へ向っていた。急に事件を外された上司の事、また、同じく姿を見せないレオナルドに関してあまりよろしくない話を耳にした。その件について話があると呼び出されたが、むしろこちらから事情の詳しい説明を求めたかったところ。忙しそうにしている署の面々を見て気は引けていたが…今後また人が減るようでは捜査にならない]
(溜息)現場も見ずに汚職の発覚やら何やらで機械的にこちらの手を奪っていくのはいい加減止めて頂きたいものです。
この手の事件に対処できる者はそう多くはないというのに…。
…なるべく手短に、終わらせましょう。
ナタリアさんにばかり仕事を押し付けるわけにはいきませんからね。
[ここ数日の怒涛のような日々に疲れてはいるが、まだまだこれからだとゆるく首をふり、遠くに見えてきた本庁の建物へ向けて...は歩を*早めた*]
[最後にパソコンを閉じようとした瞬間、新しくメールが飛び込んできた。浮かしかけた腰を下ろし、封を開いてみる。再び知り合いの本庁の捜査官からだった]
『なぜか内密に、ナタリア指揮補佐官の身元の聞き込みがあった。何かあれば結果は報告書にまとめて上に上げるのではなく、個人的に伝えるようにとのこと。ちょっと突っ込んでどういうことか聞いてみたら、ナタリア指揮補佐官自らの指示らしい。いったいそっちはどうなっているんだ?』
[メールの内容をじっと見詰め、その意味するところを考える。状況を纏めるに、要はこれはナタリアが公の警察機関を私的に利用しているということに他ならない。権限を持つことで、大きな力を自分のものとし、それで何かを企んでいるのか?
クリストファーの調査結果も合わせると、危機的状況にしか思えない。自分はどう動くべきなのか…]
[急に思い立ち、無線を手にとって発令した]
私のメモを参照し、各自報告書を提出してください。
それを元に事件のまとめを行います。
即時対応が不可の方がいることは承知していますので、その方は対応可能時期を宣言してください。
[プツリと無線を切り、資料と格闘中。消化率は*53%*]
[本庁の捜査官が背後に現れ、1通の封筒を手渡した。先ほど依頼した調査結果だろう]
…え、他にも同様の調査を行っている人間がいるらしい?
…本庁の某…ネットワークを調べたら、その情報は所轄に流れている?…それ以上は特定出来ない…。
分かりました、いえ、それ以上は調査不要です。
[職権乱用覚悟で依頼した自分の調査。これからのために、もう知らないままではいられないと依頼したのだが、思わぬおまけが付いてきて、苦笑い。そして、封筒の中身を取り出す]
…えっ、そんな…。
[そこに書かれていたのは、自分の知らない自分。リッターだけが知っていた自分。ただ、幼少の頃の情報は何一つ書かれておらず、切り抜かれたような白い空間がより一層事態の深刻さを*物語っていた*]
[何度考えても同じ結論しか出なかった。
クリストファーは完全に私怨で動いている。ナタリアも、なぜかは分からないが私事で警察組織を利用している。カーラやモーリスのことは、捜査資料の横流しというされらしい理由めいたものが説明にあったが、本当のところは定かでない。
何よりも、それらの面々を擁護している人間が上層部にいる]
限界だ…。
[もはや内部監査でどうこうできる問題ではなかった。自浄能力が失われている。自分の居る世界の足元が崩れてきている。これ以上ここに留まることはできない。
いったん会議室から外に出てぼんやりと空を見上げる。痛いほどの青空に目を眇め…再び戻ると便箋に一身上の都合でと認め、封書の表書きに辞表と書いて警察手帳を重ねると、資料の山に没頭するナタリアの机にそっと置いて瓜科署を後にした]
[その足で、瓜科署管内にある施設に向かう。訪ねると、そこの管理者は変わらず温かく迎え入れてくれた。しかし白髪や皮膚に刻まれた皺は、経てきた歳月を感じさせる。できれば世話になったこの相手に心配かけることはしたくなかったのだが…仕方が無い。簡潔に、辞表を出したことを伝えた。
僅かにこちらを案じる表情になるが、「ご苦労様でした」とだけ一言かけてくれた。いつも自分の言動を認め尊重してくれる。これ以上期待を裏切ることはすまい…]
[もっとゆっくりとと言って引き止める相手にやんわりと断りを入れて辞すると、いつもの所に向かった。何かあるたびに赴き、自分を見詰めなおす場所…しかしもはや老朽化と区画整理を兼ねた改築のために撤去され、それ自体は残っていない]
[瓜科中央駅構内東口コンコース。その一画にかつて設置されていたコインロッカーの8番。それが揺り籠。生まれた直後臍の緒も切られないままの自分に真っ先に与えられた絶望の場所。
今やただの壁になり子供向けの可愛い動物の絵が描かれてある一点を、しばし見詰め佇む。一種異様な雰囲気かもしれないが、足早に急ぐ人々は気にも留めずに通り過ぎていく]
人は泣きながら生まれてくる。
赤ん坊の産声は、この世に否応なしに引き出される、恐ろしく不安でならない孤独な人間の叫び声なのだ。
[ぽつりと呟く。
あの時に上げた絶望の泣き声が、見回りの鉄道警察隊の耳に届いたおかげで、今の自分がある。やがて警官を目指し、成績が良かったこともあり奨学金を利用し東大を出てキャリアコースに乗った。
しかしそこで見えた正義の世界の、なんと薄汚れていたことか…]
泣きながら生まれるのであれば、死ぬときくらいは笑うことができるのか…?
[亡羊として、誰にともなく問いかける。道を失い…しかし新たなる道を*模索しながら*]
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