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大変お待たせいたしました。
それでは今居る役者さんで物語を開始いたします。
狼2、狂人2、聖、占、霊、守、各1の12人編成です。
[激しくなった雨の様子を気にしてふと外に出て行き、しばらくして小走りに戻ってきた]
ウェン、ちょっといい?
[小声で囁く]
お父さんが、村までの道の一部がこの雨で崩れて歩けなくなったって。復旧させるからその間お前達でお客さんにお城の案内をしなさいって。
これ、城の入口の鍵。
[ウェンに鍵を見せる]
[皆に向かって大きな声で]
お父さんが手が離せないから僕たちにお城の案内をするようにって。
大変お待たせした上に僕の案内で申し訳ないんですけど、その分見学料はおまけするということで。
ハーヴェイ先生やロッテおねえちゃんも折角だから一緒に行こう?
僕たちの案内ぶり見てよ。一時間以上かかるから時間つぶしには丁度良いよ。
ヴァサーメローネ城内の案内をしまーす。
むやみに家具に触ったり、壁に落書きしたりしないでくださいね。
このお城は見ての通り山の上に建てられた要塞としての城です。ここに来るまでの道で気が付いた人もいるでしょうけど、一本道はわざと細く曲がりくねって作られてます。
正面に見えるのが主塔「大きな塔」です。
塔は周辺を見張り、不審者が居れば、叫び声や角笛で城の人に伝えます。戦いの時は高所からの射撃に使われました。
作りとしては敵が外側の施設を占拠した時の最終的な避難所になる、いわば最後の砦として堅固です。
ヴァサーメローネ城はちゃんと居館が残ってますが塔だけしか残ってない城もたくさんあります。
最初主塔が作られ、時代が下がり居館が作られ色々増設されましたが、やがて平和になり砦としての機能が重視されなくなり、交通の要所に城主一家は新しい城を建てて移り住んでしまいました。
では塔に入りますね。
見ての通り一階部分には入口はありません。当時は危急の際に籠城するために二階からはしごを使って出入りをしてました。
今はこんな感じに木の階段がつけられてます。
壊れるような仕掛けは無いから普通に上って大丈夫です。
二階に入りました。
塔が出来た当時は料理場や礼拝堂がありました。今は何も置いてません。
床に揚げ戸があります。
これは一階への入り口です。下り階段がありますね。
塔の一階は、扉も窓もない塔の底になります。
かつて一階は倉庫や、宝物庫、地下牢として使用されました。
地下牢については身代金が払われるまで入れられたりしましたが、日も射さず下水も完備していない場所というこから、その待遇は察してください。
城の伝承ではこの揚げ戸のほかにもう一つ揚げ戸があるといわれてます。
「恐怖の穴」とある文献には書かれてます。
でもかつて学者さんが大工さんと床を叩きながら探したけど何も見つからなかったらしいです。
三階が兵隊や召使いの寝所、四階が領主の家族の私室、五階が騎士の居間でしたが、時代が下り建物が増設されて、領主の家族や騎士達は居館に住むようになりました。
では居館へと移動します。
主塔とここの入り口で繋がってます。
居館には大広間、居間、寝室、炊事場、礼拝堂が作られてます。
礼拝堂には簡単な祭壇が置かれただけというのが多いんだけど、ヴァサーメローネ城の祭壇には何故か城主の縁戚ではない人や平民の肖像画が幾つも置かれています。
無名の作者による絵ばかりで、描かれた年代は12世紀ぐらいから19世紀までばらばらです。
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