きぐるみ イルキアは、春の妖精（自称） リネットを抱きしめた。

海より来たりし ロスマリンは、二人を祝福した。

春の妖精（自称） リネットは、ぷちっと潰れた。

きぐるみ イルキアは、海より来たりし ロスマリンに、「重婚上等」と笑顔で手を差し伸べた。

きぐるみ イルキアは、春の妖精（自称） リネットの残骸を、そっと地に埋めた。

海より来たりし ロスマリンは、きぐるみ イルキアに、私の寝室には教会を通らないと行けないんだ、と告げた。

暴力の神信者 テュリンは、アッー！

きぐるみ イルキアは、海より来たりし ロスマリンに、何度も十字を切って見せた。人狼の癖に信心深かったようだ。

きぐるみ イルキアは、暴力の神信者 テュリンに、慄いた。

海より来たりし ロスマリンは、きぐるみ イルキアに、重婚と性別の壁を飛び越えるのはまずくね？ と今更の説得を続けた。

春の妖精（自称） リネットは、埋まっている。

きぐるみ イルキアは、海より来たりし ロスマリンの説得に、納得してしまった。

きぐるみ イルキアは、春の妖精（自称） リネットを、掘り起こした。

海より来たりし ロスマリンは、暴力の神信者 テュリンに、哀れな人狼を人狼の魔手から救って下さい、とお願いした。

きぐるみ イルキアは、春の妖精（自称） リネットを、「エピでの吊り対象に」と提案した。

春の妖精（自称） リネットは、「エビでの吊り対象に」に見えた。

墓堀り ダグラスは、修羅場を目撃した。そして「見なかった事」にして去って行った。

きぐるみ イルキアは、春の妖精（自称） リネットを、逆エビ固めにした。

きぐるみ イルキアは、墓堀り ダグラスに、意味もなく抜け毛電波を送った。

まぬけの働き者 グスタは、無言で全員なにやってんねや。と影から半目で見ていた。