1983 怪談短歌村 8 〜寂れた避暑地にて〜
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曽祖父の 形見の眼鏡 かけて見る
セピア色した 平楽寺書店
( 30 ) 2021/08/08(日) 23:52:32
逆さまに 吊られ死したる 僧文是
あやかしどもも この名を恐れむ
( 31 ) 2021/08/09(月) 00:05:20
>>23
落とされし 城の井戸にて 四百年 待ちたる妻は
桃山小袖
( 32 ) 2021/08/09(月) 06:57:39
戦国の 世に落城は 多けれど
血の雨止まぬ 八王子城
( 33 ) 2021/08/09(月) 06:59:51
アイリングの 青鮮やかに 夏鳥が 飛ぶ
八王子城址の森を
( 34 ) 2021/08/09(月) 07:08:18
>>28
霊感の なさを笑へる 友の首に
残りし指の跡は 血のいろ
( 35 ) 2021/08/09(月) 07:22:38
君に似た 写真の顔を 塗りつぶす
夕餉の魚 ひどく焦げてる
( 36 ) 2021/08/09(月) 12:25:36
ひまわりの 影が 灼けつく石畳
打ち水すれば 亡き人を見る
( 37 ) 2021/08/09(月) 12:27:19
>>29
山道を 歩けば 送り狼の
足音消ゑず ただ、ひたひたと
( 38 ) 2021/08/09(月) 12:34:40
>>30
曾祖父の ひいきの書店
セピア色の 写真はとほき 夏伝へをり
( 39 ) 2021/08/09(月) 12:42:45
>>31
あやかしに 恐れられしは 僧文是
悪意が次の 怪談を産む
( 40 ) 2021/08/09(月) 12:43:43
温泉の 名前の由来 面白く
聞いているうち 骨まで溶けた
( 41 ) 2021/08/09(月) 21:30:30
たそがれの 光ゆらめき 教室に
ふたすじ開く 涅槃への道
( 42 ) 2021/08/09(月) 22:15:18
明日よりは 独り暮らしと 心憂く
母の狂笑 止まらない夜
( 43 ) 2021/08/09(月) 22:44:11
薔薇ノ木ニ 紅キ薔薇サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。
君埋メシ夏
( 44 ) 2021/08/09(月) 22:48:18
長旅に 疲れし僕を 出迎える
海に沈みし 故郷の友ら
( 45 ) 2021/08/09(月) 22:53:18
現世へと キュウリの龍の背に乗って
乗ってわかった これかなり酔う
( 46 ) 2021/08/09(月) 23:36:28
( 47 ) 2021/08/09(月) 23:40:58
文豪の 愛用の筆 今もなお
言の葉綴る 延びゆく毛先
( 48 ) 2021/08/09(月) 23:53:57
ひとくちで 燃え尽きるとぞ 火竜そば
忌みしその名を 十度唱えよ
( 49 ) 2021/08/09(月) 23:55:10
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