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[マニピュレーターを地面へと向けると、水◆色の採掘ビームが出る。
やる気無さそうに構えたそれは、ぽっかりと、5ブロック分んの穴を掘り起こし、パトリックを地下へ落下させる。
掘り起こした土壌は、辺りにブバッと噴き出すように掘られた後、マニピュレーター附属の亜空間収納へと渦巻くように収納された。
見た目、地上に立っているペトロからは、ぱっとパトリックの姿が消えたように見えた筈だ。]
くっ……
[作業用の靴を履いているとはいえ、着地は酷いものだった。
+チョキ+(平気だ/怪我をした/見せかけで嘘をついている)]
・・・・・・。
[+パー+
ぐ:前に見た時よりも悪くなっている。
ち:前よりはよくなっているな。
ぱ:真面目にやらないからだぞ!]
この、馬鹿野郎!
真面目にやらないから、そうなるんだ。
生半可に、ふざけていると怪我するって言ったろーが!
[激おこ!]
+チョキ+
[ぐ:上から覗き込む。
ち:穴の中に飛び込む。
ぱ:指導で目が離せんな?]
いいか!
お前がどんな罪を犯していようと、どんな心だろうと、開拓ではそんなの関係ねえ!
気を抜けば、怪我をするし最悪大怪我だって負う!
ここの全自動治療装置が高性能でもな、現場でふざけてて怪我していいって話にゃならねえんだ!
[ったく、と叱った後は屈み込み]
大丈夫か?
治療キットか。
[+裏+
表:治療を見守る。
裏:どれ、見せてみろ。やってやる]
どれ、見せてみろ。
やってやる。
軟膏だ湿布だとあっても、腰だと自分ではやり辛いだろう。
[ほれ、と治療キットを取り上げ、手当をしようと試みるが・・・?*]
まるで、おいぼれになった気分だ。
[腰の打撲に、直接たっぷりと軟膏が含まれているひんやりした湿布を貼られ、固定するように包帯が巻かれる。]
……。
[+裏+怪我をしたのはわざと/真面目でなかったから]
ふざけた結果の勉強代としては、安いものだろう。
[完治するのは、ご都合主義的なもので、+表+(81分後/19(24)時間後)]
おーまーえーさーんーなー。
[溜息。
言っても今は聞かないかもしれねえな、なんて思いながら。
打撲の手当を手際よくすると、ぽん、と背中を叩いて終わりの合図]
お前さん、まだまだ若いんだろう?
そんな事を言っていると、本当にそうなっちまうぞ。
[宇宙では、容姿と年齢は合致はしないものであれば、種族の中でも若い年齢かどうか、というのも見た目からでは判断出来ないものだが、そう言う*]
ほれ、完了だ。
暫くは、腰に負担が大きい動きは止すんだぞ。
― あたし再び大地に立つ!? ―
[風呂からあがったあたしは再びいつもの服を身にまとい、
支給されてた蜜柑◆色の携帯食料を立ち食いしつつ装備を整えた……
先程の反省を生かして簡易治療キットは持っていくことにした。
そろそろインドア派自称があやしくなってきたからね……まあそういうワケだ。
さて、どうしようか…… +チョキ+
ぐ:再びドリルで掘ろう。
ち:畑に行こう。
ぱ:なんとなくあてどもなく歩いてみたい気分なことよ。]
[そうだ、畑に行こう。
ちなみに食べていた携帯食料は色の通りのみかん味だ。
みかん……みかんといえば……そろそろ地上は徐々に炬燵が恋しくなってくる季節……だろうか。
あれはいい。確実に人をダメにしてしまう。
サイバースペースに炬燵フィールドを打ち立てる誰かの気持ちもわかるというものよ……]
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