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[最初から、選択肢にはあった。
覚悟が、決まりさえすれば。自分が、何があっても投げ出さないって決められれば。
プロリーグのトライアウト。
高卒でプロになる奴は大勢いる。そして大勢が諦めていく。
そいつを、乗り越えることができるのか。
―――できるさ。となりのひとさえいれば。]
[分かれ道に差し掛かる。最初に一緒に歩いたときは、ここで別れた、そんな場所。
さて、今日は。]
美琴、ちょっと寄ってっていいか?
もうちょっと一緒にいたいわ。
[覗き込んで、きっと同じ道を歩けると*]
[ 余一が着くころ、自宅の門前で一葉は待っていた ]
やっぱ、ダメだったわ。
[ そう言って笑った。比較的明るい顔つき ]
補欠もあるとは聞いてるから、それ待ちかな。
入るか?
[ そう言って、家の中に導いた* ]
[ 家に上がると、とりあえず、コーヒーを淹れてから、落ち着いて。
何から話そうかと ]
あのさ。
色々考えたんだけど。
[ コーヒーカップを両手で包んで、ぽつりぽつりと話始める ]
実は、デビューの話があるんだ。音楽の方。
そろそろ、どっちにするか決めなきゃならないんだ。
ちょうど、大学ダメだったし、音楽一本にしようかと思ってるんだけど、どう思う?
[ と、余一に聞いてみた* ]
─ まあくん誕生日 ─
[ ちょっと茶化すような事が頭を過ぎったが、この場面で口に出す訳にはいかない。
未来を拓くとか心を開くとかいう意味もあってそれも間違いではないけど ]
鍵と錠前のセットは、絆を強める意味があるんですって。これから先、ずっと仲良くいられますように、って、願いを込めました。
[ スマホを振ると、鍵がゆらゆら揺れた* ]
――卒業式の帰り道>>336――
二か月で戻ってくるけどよ。
そしたら、一緒に暮らせるから。待っててな?
[きゅっと力を込められた手を、もう片方の手で撫でる。
まったくチームキャンプをするのにわざわざ北海道行かなくてもいいだろうに。]
それまでのぶん、充電しないともたねーや。
ちゃんといっぱい抱きしめておかねーとな。
やることだらけだからよ。
なんか卒業したことより、そっちに気を取られているっつーか。
[一緒に歩きながら、ぽつりと。
三年間通いなれた場所から卒業した実感が、湧かないのだ。
明日も行けば、あの光景があるような。
けれど。]
[そんなことはなくて。
明日になれば、新しい生活の準備に追われて。
―――隣の人と、一生を歩むことになるはずなのだから。]
そういやよ。
結婚式のドレス、もう決めたんだっけ?
どんな綺麗な美琴がみれるか、楽しみなんだけどよ。
[だから、笑おう。前を見ないと始まらない。]
あ、それとよ。
大学の新歓コンパは気をつけろよ?
ちゃんと指輪、つけてけよ。ナンパヤローが大勢来るだろーからよ。
[誰にも渡さねーぞ、なんて笑っていよう*]
ん...。
そこかぁ。
[ 少し悩んで ]
最初は、余一の役に立つかなと思った。前に話たよな。形成外科の話。でも、その後は、そうだな...打算かな。せっかくある親のコネ使えるなら、その方がいいのかとも思ったり。
両親が離婚したこともあると思う。
それと、音楽は、元々は単なるはけ口だったから。プロになんて簡単になれると思ってなかった。正直。
ただ、ここ数年で、色んな人にも認められて、自分の力を認めてもらえるのは、医学じゃなくって、音楽なのかと思い始めてた。
そこの違いかな。
― 卒業式の日 ―
[相も変わらず長ったらしい挨拶と、校長のシンプルな挨拶の後、卒業生代表に選ばれた余一>>285が壇上に上がった。
髪が黒くなったのにそろそろ慣れてきた、そんな見た目のダチの挨拶を聞いて。ああ、懐かしいな。そんなこともあった。とは思っていた。
律義で、真面目なやつで、変わらないのに、変わらないのに、どんどん馬鹿をやってた子供から社会にでる大人へと自分たちは変わってしまうのだと思えていて]
子供がそのまま大人になるんじゃなくて、せめて、子供のような心をもって大人になりたいもんだけどなぁ。
[林間学校でのぎこちなくも楽しく騒いだ頃も、キャンプファイヤーや、例大祭の魅入られ焦がれるような気持ちも、海水浴の甘さと楽しさをない交ぜにした一時も、文化祭のみなして安心して好き勝手しあった時間も、褪せない写真のままでいたいものだ*]
─ 誕生日 ─
そっか、ありがとう。うれしいよ。
[早速自分もスマホケースにつけて同じようにスマホを振って見せた。]
俺の心の鍵を開けられるのは、陽光だけってことだな
[なんかちがう?ま、いいかと思いつつ、笑った。*]
そっか……。
[しばらくじっと考えて。]
打算でも何でもさ。ここまで頑張って来たお前は、すごいと思うよ。
一葉が今まで勉強頑張ってたの。側で見てたからよく分かってる。
誰にでも簡単に出来ることじゃねーよ。
そこは誇っていいんじゃないかな。
他の誰が認めなくても、俺は認める。
以前だったら説教したかもしんねーけど、こんだけの頑張り見せられたら、素直に敬服するし、ありがとうって思うよ。
その上で一葉がさ。音楽の方がやり甲斐を感じて、好きだと思うなら。
音楽、いいんじゃないのかな?
応援するよ。
[そう言って微笑んだ。]
補欠の繰り上げがあるなら、それを待ってから決めても良いと思うけどね。
そこは音楽会社が待ってくれねーのかな?
[アドバイスがあるとしたらそれくらいか。*]
うん。
そうだよね。
たださ。音楽の話なんだけど、その会社、NYなんだよ。
やるなら、向こう行くことになる。
[ 一番悩んだところはそこだった* ]
そっか。
んじゃ、俺もNY行くわ。
ちょうど資料請求したメイクの専門学校が、NY留学生募集してたんだよね。
[これはマジで。]
いざとなったら一葉連れて海外跳ぶって話しもしてたし、一応調べといてよかった。
[何でもない事のように微笑んだ。*]
─ まあくん誕生日 ─
[ 優滉の返事にくすくす笑う ]
嬉しいです。優滉くんの誕生日なのに、私がプレゼントをもらってしまいました。
でも、お友達には心を開いていいんですよ。
[ 女友達相手だったら、と考えると、胸の辺りが苦しい気がしたけど、その気持ちがなんなのか、今はまだわからない ]
これから毎年一緒にお祝いしましょうね、誕生日当日じゃなくても良いから。
[ テーブルの上、右手の小指を差し出した* ]
― 10/9 放課後 ―
[諸々あって、出てきた言葉は、修飾を際まで削ぎ落とされたもので。
だからこそ、歓喜もなにも無く受け取ることができたのかもしれない。
名前を呼ばれて、抱き寄せられて告げられた言葉に応えるように真っ直ぐ目を向ければ。]
――快斗、ごめんなさい。
あなたの言葉がほしいって――わたしの我儘な間違いだったかも。
それで素敵なこと言ってもらえたら、きっとわたしは嬉しかった。
でも、本当にそれでよかったのかと思うと、違う。
だって――あなたの言葉だけもらっても、満足できるわけないのだから。
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