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余一がバカなのはもう、知ってるから。
[ そう言って、けらっと笑って、近づいてきた顔を寄せてキスした ]
明美さんの話しを聞きたかったんじゃないの。余一もクリスマス独りだったのかなって話し。
もしかして、みんなで過ごしてたの?望月とか、香西とかと。
[ そう言えば、中学時代彼女がいたという話しは聞いていないように思う。中学生男同士のクリスマスって想像ができなかったけど* ]
……そんな意味、あったんだな。
[口元が緩む。]
すげー、嬉しい。
[頬が火照って、胸の辺りがこそばゆくて。
どうしようもないくらい、愛おしい。
呼び方についても。クローバーについても。
いつだって奈那の秘密は俺が嬉しくなる、とびきりの特別をくれる。]
[目を逸らすその顔を、覗きこむ。]
手、出して。
実はさ、どうしても渡したいもんがあって
さっき奈那を探してたんだ。
[微かに緊張しているのは伝わってしまうだろうか。
だって、仕方ない。これまで三回廻ってきた、彼女の誕生日にもそれだけはあげてなかった。
やっぱそれを贈るのってさ、特別だろって思うし。それなりに覚悟みたいなもんが必要で。
ずっとポケットでもぞもぞしてた手を引っ張り出して。
華奢な掌へ、小箱を乗せた。]
────これからも、俺のそばにいてください。
[中身は、内側にクローバーの刻印が入った、シルバーの指輪。埋め込まれているのは12月の誕生石、ラピスラズリ。
これが、俺が彼女に贈る『Be Mine.』*]
[一葉からキスされて、幸せそうに微笑んだ。]
んー。小学生の頃は、信至の家に飯食いに行ったりしてたなー。
おばさんが呼んでくれたりしてさ。
信至のおじさんとおばさんには、色々教わったし良くしてもらった。
中学になってからは、快斗や航達と馬鹿やったりもしたかな。
航はバスケ部のヤツ等とも遊んでたけどね。
泊りでマリカーやったりしてさ。
バカやって、結構楽しく過ごしてたよ。
……高校になって、こんな可愛い彼女が出来るとは、思ってもなかった。
[子どものように笑って。耳がほんのり赤かった。*]
あー、もう。
航くんがそういうこと言うの、ダメ。
心臓に、わるい……。
[ただでさえ一葉とああいう話題をした後だし。
真っ赤になりながらスマホを見つめる。
彼にしては返事まで時間がかかった。
並ぶ文章からも、ちゃんと考えてくれたんだなぁと伝わり、嬉しくてたまらない。]
『 リクエスト、承りました!
たくさん考えてくれてありがとう。
クリスマス、楽しみにしてるね。
本当は今すぐでも会いに走って行きたいけど。』
[一通、送ってから。]
[その3分後。]
『 出掛けるときは無理だけど。
嘘にしないで、そういう約束でも、いいの。
おやすみ!!!』
[送信して、スマホを枕の下に押し込む。
電気を消して毛布に潜り込む。
眠りに落ちる瞬間まで、彼のことを想っていた。*]
― 10/9 誕生日 ―
[もちろん朝からそわそわしたのは事実だ。
余一の影響か最低限は施して家を出て、いつもの待ち合わせ。]
……ありがとう。
[開けてみれば、黒い蝶が目の前で踊った。
チョーカーについてちゃんと語る快斗が実に彼らしくて面白い。
違う意味については今ひとつピンと来なかったけれど、彼が望む意味から逸れることは無いと信じているので特に気にしないことにした。]
じゃあ、さっそく…?
[蝶を両手に持ったまま、ちょっとだけ周囲を確認して、踵を上げた。]
― 誕生日・1−B ―
[登校したみんなが集まってくる頃、ミコトから誕生日プレゼントをもらって無表情のまま喜ぶ姿は確かに1−Bにあったのだが……
授業が始まると教卓目の前の席にその姿は無かった――。]
そっか。
なんだかんだ言って、余一はみんなに愛されて育ってきたんだな。だから人にも優しいのか。
[ 家族代わりの人間が沢山周りにいたというのは、それなりに幸せなことなのだろう ]
また、香さゐ行きたくなった。
また連れて行ってくれ。
西京焼きが美味かった。
[ と、強請った* ]
― 屋上 ―
[授業をサボってどこかへ――行き先はもっと自由に選べたのだろうけれど、あえてみんなの頭上を選んだ。
遠くなら遠くに行きたくはあるのだが……もっと大きな計画でと思っているし、なので普通のデートでできない特別なことを望んだのだ。]
……ふふっ、また悪いコトしちゃったね。
[とむず痒く笑う彼女は、制服の胸元のリボンを外して、黒の蝶が舞うチョーカーを身に着けてみせた。*]
そうだな。
……色んな人に、大事にしてもらってると思うよ。
だから一葉の事も、大事にしたい。してく。よ?
香さゐまた行こうな。
おばさん超世話焼きだから、一葉を太らせたくてうずうずしてそう。
明美さんにもしょっちゅう飯食わせようとしてんの。
俺の世話焼きは、おばさん譲りかもなー。
んでも……
今日の一葉、本当に可愛い。
ドキドキする。
[自分の中では話題に明確なつながりがあったのだが、一葉には唐突に聞こえたかもしれない。*]
[いつもに比べても短い一文。]
『じゃあ、本当にするって約束してくれ。
今度、どっか泊りにいこう。挨拶、すませてからな。』
[その晩?まともに眠れたわけね―じゃねーか。
ああ、試合のビデオなんか頭に入らねえよ。]
――クリスマスの朝――
[一晩中、そのひとの姿を思い浮かべながら過ごす。
朝になれば、日も登らぬうちに黙々と汗を流して。
せめてもの努力はしよう。
グレーのコーチジャケットにインナーはざっくりと編まれた青と白のアーガイルのセーター。
ボトムは細身のチノを合わせて。]
『すいませーん、大城ですけど婚約者さんいます?』
[約束の時間の5(20)分前に、チャイムを鳴らそう。
―――うるせぇ、待ちきれなかったんだよ*]
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