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――遊園地>>191>>192――
全部っ!と言いたいところだけど。
順番を決めないとね。
[どんなに一日中遊園地にいたって。
全部制覇するなんて無理だった。
ハンバーガーにかぶりついて(林間学校で撮った彼の写真を思い出した)、チェロスを食べ歩きして(味違いにしたから、自分の分を割って交換したかも)、食べてばかりだねって吹き出してコーヒーカップに乗って選択の悪さに苦笑いして、お土産屋さんも見て(遊園地キャラクターのお菓子の入った缶を買った)、
――瞬く間に、夕暮れになろうとしていた。
隣を見上げれば、茜色に照らされた彼の横顔があって、なんともいえない感情に揺さぶられる。
もう、自覚していた。
このひとは、わたしの、“――”なんだって。]
[目の前には、観覧車があった。
家族連れも勿論並んでいたけれど、何より目につくのはカップルと思われる2人組。
茜と藍の混じる空に星が瞬きだすこの時間は、ムード演出には絶好のタイミングなのだろう。
彼らは、彼女らは、自分たちよりももっと近い距離で寄り添い、幸せそうに笑っている。
すぅ、と息を吸い込んだ。]
観覧車、混んでるね。
ちょっと並んでる時間はなさそう。
[間違いではない。
ここで言葉を終わらせることも出来る。
でも。]
また、ふたりで、ここに来て。
………その時、には。
一緒に乗れたら、いいなぁ。
[この瞬間願っていた。
今の心地よい関係もなくし難いものだけれど。
不安だし、怖くてたまらないけれど。
先へ、歩むことを。*]
― 自宅 ―
『同士だとおもってさ。傷をなめあって一緒にいて、でもね、恋が芽生えるってのには繋がらないし、余計傷つけあったりもするもんだよ。
ただ結局、あの人しかいなかったものね。選ぶことなんて一切なかったね。』
[正直さ。明美さんにも別種とはいえ劣らないような色気がある父親<はは>とか半端ない。とか\\じゃなくて、なに急に言い出してるの?とか思ったらレンタルできる浴衣探してたのがばれたらしい。]
『で、恋、したの!?』
……さぁ?
[どーなのよー。とばかりに肩を揺さぶられたが、適当に誤魔化していた。
正直さ、そういうのができなかった育ての親二人を前に、恋だのしてるとかはなー。とも思った。あるいは、産みの親の恋の末生まれたのが自分なら余計、嫌悪したい気持ちもあったけど、そんなのもまとめてひっくるめても、まあ…な。
ひとまず、恋した。なんていう過去形じゃなくて、恋し続ける。っていうスリルが恵奈乃には必要そうなので、嘘でもないしさ。訂正はせずしばらく放っておいた。
後で余一君や航君や信至君に聞いてやるからー。とか言ってたが、こら、青少年どもは忙しいんだ。邪魔するな。とはいっておくのであった*]
― 例大祭当日 ―
[待ち合わせは、表参道前――つまり、いつも登校時に会っている場所そのまま。
慣れているところだからミスもないし、それでいていつもと意味が違うというなんとも小悪魔らしいチョイス。]
…………。
[道路脇にたたずむ位置は、本当にいつも通りで。
待ち合わせ時間に対する実際に到着する時間の差も変わらなくて。
――代わりに格好が違って、会ったあと進む報告が違って、そして今抱えている想いが違う。]
……。
[別に快斗が遅いわけでなくて、彼の方が遠くから来ているのに待たせちゃ悪いからというわけで自分がいつも先に来ている。
だから待つのは慣れているけれど――いつもより時間の流れが遅かった。*]
─ 例大祭 ─
うん、ありがとう。
[ 楽になるには、さらしを外すのが一番いいが、浴衣を脱ぐわけにもいかない ]
そういえば、一葉さんが脇坂くんと来るって言ってましたね。誰かがいるなら頼めば良いですけど。
[ 友人達を探しながら、社務所へ。そこの巫女に頼んで、ふたりで並んだ写真を撮ってもらった。写真に写る陽光は、優滉の隣ではにかんだ表情をしていた ]
社務所に来たついでに、おみくじ、引きますか。
[ 恵奈乃が詳しく説明してくれた由来を、優滉が知っているかはわからないけど、それも目的のひとつだから* ]
[ それから、5(10)分ほど、待つと、リビングに一葉が現れた。
https://shop-list.com/women/sv... ]
ごめん、お待たせ。
[ 紺の浴衣は紺にアジサイの柄入り。髪をアップにして藤のバッグを持っている。
軽く化粧しているのは、朝日によるもの。余一にメイクしてもらうことも考えたのだが、今日は余一を驚かそうと思って、先に仕込んでおいたのだ* ]
── 例大祭、神楼駅前 ──
[約束の時間の9(30)分前、改札付近。
結局着付けとか諸々考えて、姉にアドバイスされて選んだのは、渋い紺地に白糸で模様が入った、しじら織りの甚平。
グレーのワンショルダーバッグを背負って、柱のひとつに凭れかかって、彼女を待つ。
さすがに今日は、昼間から駅を行き交う人が多い。]
あー……緊張する。
[本当にこの格好でよかったか、不安になってくる。
これで隣を歩くの嫌がられたりしたら、へこむどころの話じゃねーし。
電車が着く度に、降りてくる人の波を確認する視線は忙しなく。連絡が着たらすぐ気づけるよう、手元には携帯を握ったまま。
そわそわ、そわそわ。*]
── 例大祭当日 ──
[その日、…は珍しく、朝釣りにもいかずに準備していた。
妹に信じられないものを見たような目でまじまじと観察されたり、両親に生暖かい目線を送られたりしたのだが──ひとまずすべてを振り払って、本日の集合場所である神社の入り口付近に来ている]
30分前……早く来すぎただろこれ……
[ぶつぶつと独り言をつぶやく…は藍色の入った浴衣に巾着袋が一つ、足は慣らした下駄といった風情だ。
幸いにして浴衣姿で待ち人を探す同性は少なからずいて、周囲から浮きすぎていることはない]
…………待つか。
[釣りならのんびり待つ時間も楽しいばかりなのだが、人待ちは……何やら胸の内がぞわぞわするな?*]
── お祭りの日 ──
[出迎えた人は『お嬢さん』と言って居て。
妙な緊張をしていたけれど、少しほっとした。
なんだ、アイツにも頼れる女性いるんじゃん。
リビングのソファに腰掛けて。
浴衣ってちょっと歩き辛い。
5分程したら、一葉が降りて来て……]
あー……
[え?アレ?浴衣着てるね。着てるよ。うん。
めっちゃ化粧してるし、え?ナニコレ。
いやいや、まだだ。まだ社会科見学の路線は消えてない!]
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