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ー 事件解決から一週間後(現在より少し前) :スラム ー
なんだ、スティーブのやついないのか。
別のところで商売してるのか?
[場所を見誤ったかと少し面倒くさそうに周囲を見渡す。子供たちが遠くから、あードンパッチだードンパッチー!と指さしてくる。]
お前らあんなことがあった後でも元気だな
それはそうとスティーブを見てないか?
『きょうはまだー』『おみせまだだしてないー』
そうか、ではそうだな…お前達、黒髪の女は見かけたか?そうだな特徴は……
おい、なんで何人かボクの方を指さす。女って言ってるだろ女って!……からかってんのかお前ら!!!
『わードンパッチおこったー!』『きゃー!』
[子供たち相手の情報収集はいつも手間取るが今回は特に厄介そうだ]
―事件解決より一週間後:スラム街―
………っっ、くそっ…!!!お、おまえら…っぜー、はー…
ケイドロやってんじゃ、ないん、だぞ…おまえらっ…!ぜー…!
[その後しばらくは子供たち相手に盛大に鬼ごっこすることになった。鬼ごっこというか、多勢に無勢に完全に振り回されていた。 そんな説教鬼ごっこに子供たちが飽きた頃にスティーブは帰ってきたか>>61]
ぜー…はー……、す、スティーブ…
良かった……ぜーはー……こいつら…知ってはいたが……
…タフすぎないか…… あと…うちの事務所の茶葉がまた消えたんだがお前知ってるか……
…今日は…お前に聞きたいことが……ぜーぜー…
[ゼーハーと息をつきながら、ユウヅキは子供たちに群がられるスティーブに話を進めようとするだろう*]
─ 事件解決から一週間後・下層区域 ─
あっはは、来た来た。
[後方からギーグの声が聞こえて来る>>63。
なかなか根性のあるやつのようだ]
かと言って待つ気はまっっったくないけどね!
[しゅるり、と『影身』の周囲に影が立ち上る。
姿を多い尽くし、地面へと下がりゆけば、そこにはもう『影身』の姿はなかった]
「……お、おれの小型機……」
[ショックを受けるギーグを嘲うかのように、物陰で影が揺れた**]
6人目、ヴェス がやってきました。
[満月が地上を見下ろしている]
[無数の硝子の破片が目の前に広がる。
其れは月光を映し出し哀切に似た光を弾いている。
綺麗で美しく、優美で、残酷な。
砕けた体を受け止めて────────]
『ゴ』『メ』『ン』『ナ』『サ』『イ』
『イ』『キ』『テ』
[軋む硝子の唇が音無く刻む言葉。
手指の先から砕け落ちて粉々に消えてゆく硝子の体]
── 事件直後〜1週間:中層自宅 ──
[部屋に差し込むのは、光。
現実のそれを視認し、夢を見たことに遅れて気付く]
……あ?
朝、か?
今、何時だ……。
[縛ってない為、垂れ下がる黒の長髪を掬い上げるように手で払い、起き上がる]
…………。
まだ、朝か。
………………………
[言葉に出来ないそれを思いながら、キッチンに向かうと、のろのろとコーヒーメーカーをセットした。
暫く顔を手で覆い、言葉も無く、キッチンの椅子に腰掛ける]
─ 事件解決からしばらくの間 ─
[さて、例の事件が収束して後の警察機構の動きはと言うと]
『区画7の暴動は?』
『賞金首がいたみたいで賞金稼ぎに狩られた』
『怪我人いるなら近くの治療機関回して』
『りょーかいー!』
『隊長、区画11から救助要請です』
『おっけ、増援出すから誘導して』
『分かりました』
[とまぁ色々と。
賞金首絡みのドンパチ騒ぎは大体が異能者集団が解決していくため、警察機構は主に後始末や救援に回っていた。
お陰で拘置所は賞金首でいっぱいである]
このドームらしいっちゃあらしいけどさぁ。
[欲望に忠実な連中だ、とリルは呆れながら言うのだった]
─ 事件解決から一週間後・中層区域 ─
ある意味落ち着いて来たと言えば、落ち着いて来たのかな。
[部下達と合流し、適当なテラス席で腹ごしらえ。
クラブサンドを頬張りながら、ドームの近況を確認していた]
「倒壊部分は力自慢や念動力者で瓦礫除去が進んでるしな」
「ま、新たに建て直すのは時間かかりそーだけどね」
「中層が一番被害多いんすよねー、大通り特に酷いし」
「食い止められただけ良しとしましょう」
「うむ…あの威力を考えれば、この程度で済んだのは僥倖と言える」
まぁねぇ。
[うんうん、と頷き合って、リルは改めて周囲を見遣る。
バグ・シング本体だけでなく、派生した小型機によって倒壊・負傷したものも多い。
その残滓が今でもあちこちに残っていた。
本当に良く退けたものだとしみじみ思う**]
■名前:ヴェス(ヴェス・スターシンガー)
■所属:フリーランス
■能力:遠隔移動能力……?
■武器:短刀、銃、スタンガン(※現在不携帯)
■経歴:28歳、185cm程度。自宅は中層。
ご近所に下層と中層の間に構えるユウヅキ探偵事務所がある。
幼少期に両親を眼前で殺害された事が切っ掛けで、バグ・シング関連の事件があれば大抵追っているフリーランス。
その頃から、スティーブと故人である妹に何かと世話になっていた。
サバイバーズ・ギルドの為、心の底では自責自罰が強く、生きる目的を持っていなかった為、バグ・シング襲撃事件で自身の破綻を引き起こした。
現在は、襲撃事件で得た(主観的な)事実や出来事を整理する為、あまり活動はしていない模様。
■NG事項:感情の確定
■PLより:BtB2.3の継続です。よろしくお願いします。
── 事件直後〜1週間:中層自宅 ──
…………、
[バグ・シング襲撃事件の結末で起こった出来事は、男の……ヴェスの記憶に刻み込まれたままだった]
[様々な価値観の転位もあれば、新たに知ったものもあり、困惑もあった。
事件が終わっても、心の中で、それらの整理は未だ出来ずにいるままだった。
その為、あの後帰ってから、ヴェスが何らかの事件を追うことも無ければ、バグ・シングから放たれた小型機やそれらに纏わる種々の事件も追ってはおらず、復興の進むドームの音を聞きながら過ごしていることが多い]
[簡単に言えば、引き篭もりというものだろう]
[否、それでも何時も通りに「機械生命体」についての情報収集を頼んでいる相手へ停止は伝えてはいなかったし(それは伝えるのも億劫だからであるが)、唯一つだけ、昔の出来事を再確認するように集めてはいただろう*]
―事件解決より一週間後:スラム街―
[子供たちに振り回されていたことが明らかに分かる状態のユウヅキ]
『どーんぱっちがおこったー!』
『おこったら、鬼ー!』
『だから、どんぱっちが鬼ー』
お前ら、あんま、ドンパチ探偵"で"遊ぶなよ。
[絡みついたままの子供を子供の一人を抱き上げて、]
タフすぎるぐらいでいいんですよ。
スラムの人間なめんなよ。
[タフすぎないかと言われれば、そう言って笑えば、]
『あー、ずるいーー!!』
茶葉は、あんま売れないんですよねぇ。
って、言っといてください。
[誰に、とは言わないが、ユウヅキにならば思い当たる人物はいるだろう。抱き上げてた子供を降ろし、]
で、聞きたいこ『かーーたーーぐるまーー!』
あーもーー!!わかったから!
ドンパチ探偵にもやってもらえ!
[ゼーハーと息をつくユウヅキを巻き込みつつ、
話を進めるならば、それを聞くだろう*]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[バグ・シング「ナトゥーリア」は最終的に、上層防衛線に設けられた「隔絶空間」内で止められた。
外部に攻撃の余波などが洩れないよう、境界の様な複数の能力者により、外界と"隔てられた"内側の空間は、異能と兵器の攻撃荒れ狂う地獄の様な様相であったらしい。
らしいと言うのは、ヴェスは見ていないからだ。
"恨みの鉄線"と呼ばれる、切れる事の無い鉄線付きの槍を『ナトゥーリア/タリア』は撃ち込まれ、その鉄線に異能を伝わせ、機体の内側からも外側からも無数の異能を叩き込む事で、砕かれるよう分かたれたと、後で聞いた。
自分で見た光景は、大地を舐めるようにまだ残る炎、地獄の様な熱の中、バグ・シングだった白銀の欠片が辺りに散らばる姿。
それらを封印しようと奔走する者達の姿]
[その後の、無力にも見えたほんの小さな欠片をひとつ抱えて上層へ向かい、紆余曲折の末、スティーブとリルとセーガとドンパチして死にかけたり、何時の間にか現れた透き通る碧い眸を持つ不可思議な女性に導かれ、中枢区域>>12へ足を踏み入れたりした、それら出来事は「ほんの少数の間」で共有される記憶だったろう]
[不可思議な女性と小さな欠片はまるで連れ立つように、片方は歩み、片方は転がり、中枢のとある場所へ足を踏み入れた。
続いて、人間達が足を踏み入れ暫く経った後、「小さな欠片」は人型をとり人間に襲いかかって来た。
あの時、ヴェスは死のうとした。
『タリア』の前に体を投げ出した。
そうすれば、両親達が機械生命体によって殺された時に自分が生き残ってしまった罪も、生きるだけで苦しいだけのそれも終わるのだと思って。
しかし、その願いのような欲のような行動は、『タリア』の攻撃によって叶う寸前、不可思議な女性によって防がれ、庇われた。
そして、直前まで人の姿だった女性は、硝子の様に砕け落ちた。
夢>>67で見たように]
あのひとも、機械……生命体……だったのかな。
[普段とは違う、どこか覚束ない口調。
それは、両親を亡くした時から、精神の時間がそう動いていないからでもあり、癒やされぬ傷と自責を向け続けた結果、心は既にボロボロな状態だったからでもあった]
[『タリア』に似た碧い眸を持ち、『タリア』に高熱度の融解攻撃を最期に仕掛けた彼女は、どう思い返しても人間では無く、かといって機械の体でも無く、硝子だった。
正体など杳として知れるものではない]
[けれど]
[最後に残った、硝子玉は……、両親が殺される直前、両親を殺した機械生命体に差し出した硝子玉を想起させて]
…………、
いきて……生きて、か。
[あの時、スティーブに生きててくれないかと言われて、『分かった』と答えた。
でも、『生きる』とは、どうしたらいいのか、よくは分からなかった]
………………
[滲んできた涙を指先で拭い、出来上がったコーヒーをマグカップに注ぐと、飲みながらぼんやりとする。
あの時、ひとつだけ残った硝子玉は持って帰って来ており、それを掌で転がす]
『生きる』なんて、考えたことも無い……
[震えるようなものを感じ、ぎゅっと掌を握った]
…………
……
分からないよ。
[そうやって沈み込んでいるのが、ここ最近の大抵の状況だったろうか*]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[ヴェスの端末には、バグ・シング関連の連絡>>73やニュースが入ったり、知人からの連絡も入っていただろう。
大抵バグ・シング関連の連絡には、『引き続き頼む』だとか、調査等は継続方面への返事をしていた。
それも、ただ何時も通りのものを返しているだけ、判断して返している物では無かったが]
[しかし、ドーム外の「村」に居る、心を許している相手からの連絡には、こう返信していた。
『ドームは復興中。心配ない』
『落ち着いたら連絡する』
等といった、短い一行ほどのメッセージを。
連絡が来ればその分は返し、自分から連絡を送ることはしなかった。
「村」に居るのは、バグ・シング関連の仕事のパートナーでもあった為、返信でドームで話題持ち切りの筈のバグ・シング関連について触れてすらいないのは、疑問を感じさせたか、それとも事件を追っていて多忙だと思われたかは分からないものの**]
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