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[熱くなったタイヤを触ったにしては、突付いて熱さを感じているような素振りは見えなかっただろう]
[トントンと荷台を叩いた後は、鳥かごを触り始めた。
指で棒をつぅと滑らせ、隙間に指を抜き差し。
……そんなことをしていれば、セーガに抱き上げられて荷台に乗せられてしまうだろう]
[きょろきょろ]
[辺りを見回した後は、お尻のポジションを調整するように身じろぎした。
その後に、セーガが抱き上げた脇腹へと顔を向ける。
丁度凍てつくような冷気が触れた箇所を、両手でさすさすと撫でたものの、最前のタイヤと同じく、冷たがっている素振りは、やはり無い*]
[指示しても鳥かごで遊ぶばかりの少年に、ついに氷の瞳は観念して彼を抱き上げて荷台に載せる。>>84
触れる前の一瞬だけ硬直し、ひょいと載せるとすぐに手を離す。]
……? ……、???
[そして、無表情を解き少し不思議そうな顔で少年を見下ろした。
手袋をしているとはいえ、触れても全く冷たがる様子を見せない者は初めて見た。ほんの少しの吐息でもモノを凍らせかねない体質なのに>>39>>41、抱き上げても何ともならないこの子はいったい……]
………ーーー。
[だが、お尻のポジションを調整する子供に、今はいいかと思考を捨ててバイクに跨り直し出発する。その頃には無表情に戻っているだろう]
[広い砂漠を、子供を載せて走る。]
[しばらくすれば何事もなくドームの入口まで戻って来るだろう。人に溢れる倉庫街にたどり着いたら、その後はこの子はどうするだろうか]
[とりあえず、ドームに送り届けてから考えることにする*]
[さすさす…さす……]
[少年が顔を向けると、セーガが不思議そうな顔をしていた。
少年は、脇腹に顔を向け、またセーガを見上げる。
間が空いただろうか]
[そのうち、バイクを動かすためにかセーガの不思議そうな表情も解かれたようだ。
少年は大人しく荷台に乗っていたが、時折進行方向とは逆の方、つまり後方へと顔を向けていた]
......-.
[ドームの入口まで辿り着くまでの間も、少年は何も喋らなかった*]
[荷台に乗っている為、セーガの呟きに少年がどう反応したかは見えなかっただろう。
どちらにしても、大人しくしており反応は無かった]
[ドームの中に入れば、きょろきょろと見回す。
雑多な情報の群れ、辺りに溢れる建物、溢れる人混み。
あっちをきょろきょろ、こっちをきょろきょろ。
顔の落ち着きが無い]
[ぴょん!]
[その時、少年は荷台から飛び降りる。
そしてセーガが見ている前で、街路の柱へ向かって走っていった。
勿論、柱はどうみても保護者には見えない。
どこをどう見ても、柱であり無機物である]
[その信号は、【マシン能力者】にしか理解することの出来ないものだった]
[それは【機械生命体】意志の塊そのもの。
都市を巡り、向ける先はドームの中央へだが、そこまで届かずとも、特殊チームや都市上層部の人間が見落とす筈が無い]
[そして、偶然にも、流れる信号を他のマシン能力者が気づく可能性もあるだろう]
[その信号を辿れば、どこの場所から発されたものかは、すぐに分かる]
[落ち着きなく周囲を見渡している少年をぼんやり見ている。駆け寄った先は普通に無機質な、電子パネルのついた柱。>>90 少年の親にはとても見えない。]
[ペチペチとパネルを叩いている様子には>>93、子供特有の興味本位なのだろうと思う。セーガは機械弄りそのものは出来るがマシン系能力は持たない。信号には気づかないだろう。>>92]
…叩いたら、壊れる。
[一応警告はするが…まあ、とりあえず、一応、口にしてみよう程度の警告だ。 ずっとパネルに興味を抱き続けるようなら、自分の手持ちの安物通信端末を渡してそちらに気をそらすくらいはするかもしれないが。]
[そのまましばらく様子を見る**]
[電子パネルに手を叩きつけた後は、そのままでいるだろう。
その本質はマシン能力者からの接触待ちなのだが、傍目にはパネルや柱大好きか、棒立ちしてるだけに見えてしまうかもしれない]
[セーガがこちらを見ていれば、少年も見返す。
どうやら、この場から動こうとはしない様子だ。
ふたり並んでいれば、倉庫街のこと、通行人がちらりと見ていったかもしれず**]
[見返されて>>95、視線を逸らそうかとも思ったが目を合わせる心配がないならまあいいかとそのまま見つめ返す。電子パネルの前から動かない、よほど気に入ったのかと考える。]
ーーー……ーーー、ほかの人も使うかもしれないから…
[しかし、ずっとそうしていてはほかの人が使えないだろうと考え、ポケットから安物の通信端末を見せ差し出してみる。
無論、安物とはいえ、通信回線やネット情報にはアクセスできる程度の性能はあるだろう。]
[こちらに興味が逸れてくれれば、電子パネルを別の人も使えるだろうなという安直な考えだ。もっとも、興味が逸れないなら諦めて様子を見ているだろうが]
[パネルを触ったまま棒立ちしている少年と>>95、それを一切の無表情で見守る青年。中々にシュールな絵面である。通行人たちがどう思うかは、まあセーガには関係ないが。]
ーーー……。
[セーガはそんな通行人たちに振り返り周りの様子を見る。近くにいる少年と近い見た目の人間はいるだろうかと、目を合わせぬよう気をつけながら見ているが……]
ーーー………。
[しばらくはそのままこの場で少年の保護者を待つだろう。
待つことは特技である、-30度の冷凍庫の中に一晩閉じ込められても次の日の朝ケロッと平然と出てきたことがあるくらいには得意である。]
[どうでもいい余談だが、その経緯から会社では彼のことを『冷凍ロボ』なんていうあだ名でこっそり呼ばれていることは内緒である**]
─ 下層区域・倉庫街 ─
[端末を差し出されれる>>96と、少年は片手で触れて、ぽちぽちぺたぺたしていた。
表面をなぞったりしているが、文字を打っている様子ではない。
そして……電子パネルからは離れようとしない……セーガの目論見通りには行かなかったようだ]
[一通り触ると、ぐい、とセーガに安物端末を突き出す]
[返す、という意味だろう]
[通行人達は、こちらを見てくる者はいるようだが、少年と知り合いそうな人物はいないようだ。
声をかけようとするのは、軽食の移動販売のおばちゃんくらいだろう。
倉庫街向けなのか、サンドイッチやホットドッグやタコスといったファーストフード系だったろうか?
『あらやだ兄弟?』などという、おばちゃんトークの始まりとなる話がなされたかは神のみぞ知る]
[軽食の移動販売が近づけば、いい匂いが束の間辺りを包んでは去っただろう**]
5人目、フリーランス ヴェス がやってきました。
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仰るよう、ドーム外の世界は荒廃しています。
ですが時に6腕の人間と交流しえる偶然もある。
そのような、出会いがあることもお分かりでしょう。
わたくしは、かつての世界がそうであったという、
ドーム同士の交流を取り戻したいと思っているのです。
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[ぷつり、と端末の動画再生を切る。
生放送などではなく、端末に落としてきたものだ。
ドームの中では、ギラギラと輝くネオンで溢れているが、ここでは殆ど明かりが無い。
その為に、満天の星々が見え、その美しさに苦々しく思うかのように顔を地に背けた]
── 昨晩・村 ──
[男が現在いるのは、【P13ドーム】を出た無能力者達が作った【村】。
ドーム内部に比較し、虐げられぬ自由の代わりに荒れ果て乾燥した大地が広がり、育てている家畜に作物は奇形を帯びているという有様。
ガラクタに埋もれるようなバラックな建物に、痩せた田畑。
井戸はあるが、原始的な生き方にほど近い。
毎日水を汲み大地に撒くなど、重労働だろう。
この村に知り合いが居なければ、【P13ドーム】の住人である男は、「機械生命体」についての情報が転がっている訳でもない場所に、来る事は無かった]
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