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ーー 騒動より2週間後の話 ーー
[ユウヅキが完治して退院したのは思いのほか早く入院した次の日。
しかし騒動があった直後なので、身の回りを『整理』するために探偵業はしばらく休業していた]
………
[医師に診断された>>52、自分の能力のこと。 一つ試してみる。 カリ、と指の腹を噛み切り血を流す]
〈空間制御能力〉
[瞳を朱く染める。流れた血がゆらりと空間に融けて消えていく]
[『朱い目』をしているのに、全く苦しくない。排出と循環がしっかり行われているからだろうか]
……気持ち悪いな
[能力を解く。全く苦しくないということにはどうにも慣れない]
[もうひとつ、ユウヅキには悩みがあった。 …それは]
『死ぬな、死ぬなユウヅキ』
『まだ、逝くんじゃない』>>29
[最近、眠っていると夢を見るのだ。どこかに歩こうとする自分と、それを必死に止めようとするノエルの夢を。
死にかけた時に掛けられた言葉を無意識がおぼえていたのだろうか、ひどく鮮明にひどく苦しそうにノエルはユウヅキを呼び止める]
……馬鹿な、ありえない……
[ユウヅキはそれを自身の願望だとか、妄想なのではないかと、そう思っていた。 ノエルが、まさか、そんな]
[こんな自分を必要としていてくれているなんて]
[本人に確かめる勇気はなかった。しかし自身の中の罪悪感がそれは救いを求める妄想に過ぎないとがなりたてていた]
[そういうわけで、ユウヅキはココ最近眠れていなかった]
[そんな彼の元に一通の手紙が届く]
『ユー、おてがみ。えーと、中層のーなんとかさんっておいしゃさまから』
[バッ! ビリッ]
[やはり手紙なんてなかった。ユウヅキはべリティの肩を掴んで静かに言い聞かせる]
いいかーべリティ…医者っていうのはな…無抵抗な相手に針とか刃物とか薬とか刺して感謝されるそれはそれは恐ろしい生き物なのだよ……もしかしたらエリュシオンの追っ手かもしれん…
『いや、でもそのじゅーしょ、ごきんじょさんがたまに行ってるおいしゃさまの』
べリティ、いいね?
『はい』
[初めて破天荒少女を黙らせた瞬間だった。*]
『いえいえいえ、しかしですね』
どーせ、金のためだろ…
『違いますってー!
駄目ですよ、スターシンガーさん!
コホン。
とにかく、立ってるのも辛いと仰っていますので、怪我の治癒と疲労を回復させる為の薬剤注射をしますので、先ずは眠って下さい。
話はその後ですよ!』
[という会話があったとか無かったとか*]
ー病院ー
気持ち悪…慣れねぇ…
[独特の匂いと、やたら白くて明るいのと。
ネオンのようなビカビカした明るさであれば、まだ平気だっただろうが。
両手には治療の後残る、包帯と。
そこからも漂う、匂いに、うっと顔をしかめる。
取ったら駄目か?駄目だろうな。
そう思いながら、
居心地の悪さに早くスラムへ戻りたいという気持ちはあるが、]
……
[ヴェスの状態が分かるまでは、
戻ることはないだろう。*]
── その後 ──
[数時間後か、目が覚める]
あー… 駄目だ、ぐるぐるする…
[頭の中が纏まらない。
これは脳が情報を処理しきれてない部分もあり、時間のみが解決してくれるものだったが。
寝台で目覚めて半身を起こすと、顔を俯き片手で下から額を押さえるようにする]
クソッ、藪以下じゃねーか。
普段のとこの方が、よっぽど腕いいぞ……
[吐きそうな状況に、不機嫌度が増しに増す。
藪とは悪態なので、普段の治癒能力者が藪なのではない。
むしろ腕はとても良い]
ふーん、10万ね。
[ユウヅキの請求>>55を聞いた後、最後の一口をかじると林檎の芯をゴミ箱へと投げ入れる。]
いいわ、いつでも払ってあげる。アタシのところへ取り立てに来なさい。
ただし、差額は次への投資よ?
[さすがにその額までは提示していないことはわかったらしい。それでも払うというのは、今後のユウヅキへの期待を込めてか。]
失くしたら困るものがあったら前もってアタシに依頼しときなさい。
アデルお探し物センターは不定期休業で毎日やってるから。
[そう言いながらベリティの頭を優しく撫でる。]
もちろん、タダじゃないけどね。
[ニヤリと笑って病室を去るだろう。**]
── その後 ──
とっとと出るに限るわ。
[キャッシュを支払い病院を後にし、何時もの治癒能力者に掛かるのが一番と判断。
数時間睡眠というのは一応は病院側想定のものだった為、後は普段の所に行くと伝える>>75と、幾らか押し問答はあったかもしれないが、立つのも確りはしている範囲、了承は取れはしただろう。
その後、受付でスティーブの分も支払いをし]
(あの野郎……一番安いので受けてやがる)
[深部治療>>69は行われていたが、それ以外は、治癒異能や医療機器などを使用しての完治まではされておらず、包帯の後が残る>>76というのはそういうことだろうか?
それか、身体の回復力を高めるような異能を使われていたか辺りだろうか?]
ちっ、誤魔化されんか
まあいいさ、毎度あり。また後日取り立てにいこう
僕はお前のお眼鏡にかなったようだな
[にやっと笑って未来の投資という言葉に返事をする>>78
いいお得意様が出来たものだ]
ああ、無くし物はこいつのせいで数え切れないほどあるが、何かあったら依頼しよう
そちらこそ、何かあったらまたよろしく頼むぞ?
浮気調査から猫探し、悪の秘密結社退治までなんでも引き受けてやろう
[アデルにべリティが撫でられ、幼い友人が嬉しそうに目を細めるのをユウヅキは笑いながら見ているだろう。]
もちろん、タダではないがな?
それじゃ、お気を付けてお帰りを。ポケットの中身をべリティに盗られてないかよく注意してな
『なにもとってないよー!』
[彼女の言葉は嘘がほんとか。それはアデルのみぞ知る*]
『聞きましたよ、聞きましたよ。
精神影響系の検査を拒んだって!
いけません、何かあってからでは遅いのですよ!』
掛かり付けんとこ行くんだよ、若い先生?
そこ退きな。
(いるんだよなー……熱意のまま駆け抜けて来た、お節介そのもののような奴。
適当にあしらって出)
『退きません!
私は、こう見えても成績トップの持ち主なんですよ!
お任せ下さい、ほんの一瞬で検査は終わりますから!』
『今! この瞬間に!』*
── その後 ──
[精神影響系の検査をする中、医師は、強く動かぬように精神影響をかける]
『ふふふ、このまま診察室まで来て頂くのも手ですかn……えええ!?』
[ガヂッ。
廊下に響いたのは、弾の篭められていない銃の引き金を引く音。
その銃口は勿論、こめかみだ。
精神影響をかけた医師は(それも医師倫理的にはどうなのか感はあるが熱意と治癒功績の前には形無しか)驚きの声をあげる]
『むむむ、び、吃驚しました……怖! 弾が入って無かったら、はあ……良かった。
大丈夫ですよ……誰が仕込んだか埋め込んだか分かりませんが、銃で自分を撃つのは解こうと思えば解け……何だこれ、随分と』
[一瞬というのは伊達ではないのか、暫くした後、医師は唸る]
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