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[廃工場全体の電力が現在落ちているからか、機械生命体は動き出す様子は見せない。しかしその数に圧倒される
中途半端に作りかけの機械生命体や、むちゃくちゃに金属類を押し込まれただけのもの。よく分からないデータチップから、小さなミニチュアまで…数多くのバグ・シングの玉子がここに眠っていた]
冗談だろう、こんな数の機械生命体が街に出たら…どれだけの被害が出る…?!!
[ユウヅキは決めた、ここは完膚なきまでに叩き潰す。
連れてきた無数の水の獣たちに指示を出そうとして……]
『そこまでだヨ!ドンパチ探偵!!!』
[スピーカーから轟音のようなノイズと共に男の声。まあそりゃこんな大事な場所を誰一人として見張っていないわけがない]
『まさかおまぃがタルタロス側についていたとは…!!!噂には聞いていたがとんだはちゃめちゃ男だヨ!!!』
『だが、おまぃの活躍もここまでダ!!!
イケ!!!ウロボンズ!!!!ポチッとな!!!』
[ポチリ、と何かが押される音。とても嫌な予感がする]
[その嫌な予感は当たるものでして]
『…*75=$・%$°→*々×○$=|||$……』
まじかよ……!!!
[無数の作りかけの機械生命体が、起き上がってきたではないか!!!*]
[ノエル宛のメッセージには拠点情報の他に一言添えて。]
『連絡遅れてごめんなさい。
あなたとエヴァンス氏の無事を祈るわ。
全部終わったら、笑ってまた会いましょう。』*
ー 下層区域 F-173 (廃工場)ー
……っ、この、っ…!
[無数のコードが音を立て、幾千の火花が廃工場内に飛び散る。まだ作りかけの兵器たちだが、動けるだけの能力があるようだ]
…っ、!!!
[水の獣を仕掛ける。鋭い牙を立てて1匹の機械生命体の腕を噛みちぎる。腕と胴体の断面からバラバラと機械の欠片が落ち腕の装甲部は簡単にひしゃげて潰れた]
…想定していたより遥かに柔らかそうだ…なっ?!!!
[だがそればかりを観察してはいられない。
別方向から振り下ろされる鉄くずの拳や鉤爪を躱し、上から水獣による水圧をかけてスクラップにしていく]
『ハハハァ!いい眺めだナ!この素晴らしいウロボン軍団に殺られてしまえィ!』
[スピーカーの向こうからはボリボリと何かを食べながらこちらを笑い囃し立てる男の声。無数にある試作品はまだまだ代わりがいるとばかりに動き出す。]
……っいっそすべて水に沈めて……いや、それだと僕が感電するな…
[一瞬考えた作戦は即廃棄される。汎用性の高い液体操作能力だが感電してしまえば意味がない。この数の『敵』を一網打尽にするにはこの場を水で満たすのはあまりに危険すぎる]
『…$%×14々=$♪÷+$!!!』
…!しまっ……!!!?ぐ、ううぅ…!
[一瞬の油断であった。ウロボンズの一体がユウヅキの腕を捉え、縦に傷をつける!
深すぎる傷ではないがどろり、と血が出てくる。]
……っや、った、なぁ…!!!
[その傷口から出てくる血が、形を、硬度を、動きを変える。
小さくも鋭い無数の『血の刃』が、ユウヅキの周りを舞い]
[ガガガガガガガガ!!!!]
[自身の周囲に近づくものを抉り、削り、破壊していく!]
…や、はり、痛いが、
こっちのほうが、よく、ききそうだ!*
―― 中層R-501 ――
[端末の地図を参照しながら中層を歩き、やってきたのはバー>>0:184だった。
聞き慣れない調子のいい音楽が流れ、一癖もふた癖もありそうな連中がたむろする中を通れば自然と眉にしわが寄る。客達も浮いた雰囲気の娘を物珍しそうに眺めた。]
『おネェちゃん、下層から遊びにきたの?』
[絡んでくる男をうっとうしげに素通りし、奥に進む。]
『暇なんでしょ、今夜どぅ?』
『おこづかいあげるよ?』
[娘は不快極まりない表情を男に向ける。]
そういうの、いいわ。
ヴェスからもらってるから。
[男はヴェスの名を聞くと、顔を青くして席へ戻っていった。]
[カウンターに腰かけ、マスターに声をかける。]
星のカクテル。
付け合わせはマスター特製ハバネロで。
個室、いただけるかしら。
[マスターは頷いて、娘を案内する。
途中、興味深げに娘を眺め、問う。]
『あんた、ヴェスのなんなんだい?』
[娘の瞳に動揺が浮かぶ。]
別に。雇われてるだけよ。
[そう返せば、マスターはそれ以上詮索することはなかった。]
[くるくるとグラスを回し、美しさに見惚れていたが]
せっかく運んでもらったけど、仕事の後で頂くわ。
[机の隅にグラスを避けようとする。]
『大丈夫、ちゃんとノンアルコールだよ。』
[いい笑顔のマスターにサムズアップを頂いた。]
……そんなに子供っぽく見えるかしら?
[残された娘は浮かない顔でカクテルを口にする。]
おいしい。
[飲んだことのない良いお味。
娘は目を丸くする。]
『うまいだろ?これも食べれば仕事もはかどるぜ。』
[マスターは娘の前に小皿に盛られたハバネロを置くと、笑顔で去っていった。]
……ほんとにおいていくんだ……。
[ハバネロはそっとよけ、まずは簡単な仕事から取り掛かる。]*
[ポシェットから小さなチップを取り出す。
それをつまんでいた指は長くて綺麗だった。>>3:233 などと、今は関係ない事を思い出した。
早速チップに侵入し、データを解析していく。
程なく解析は終了し、左手にカブトムシ――シルバーウロボン8号の親機を、右手にチップを握り、データのコピーを開始する。
親機を通して、ユウヅキが沢山の機械と戦闘しているのが見える。>>18
早く、早く。気ばかりが急く。
データのコピーが完了したのはユウヅキの周りに『血の刃』を舞わせた頃だった。>>20]
子機へ転送。
ユウヅキの周囲に妨害信号を発生!
[命令が届き次第、ユウヅキの周囲のウロボンズがユウヅキに危害を加える事はなくなるだろう。]*
…っこいつらを全滅させんと先には進めないというのに…!
『ピーーーー!』
…っ…あ?
[『血の刃』を舞わせながら一つ一つスクラップに変えていくと>>18、肩に乗るカブトムシ(子機)がひとつ大きな声で鳴いた>>26]
『…*28→=°°+???』『4×♪:+4635???』
『お、おい?!ウロボンズどうしたんだヨ!?そいつを潰せ!目の前にいるだろうガ!!!』
[カブトムシの鳴き声が廃工場内をこだまし、ウロボンズ達は目の前にいるはずのユウヅキに攻撃する様子を見せなくなる。
攻撃対象が突然居なくなったせいでウロボンズ達は混乱し、ガチャガチャと周囲を探し始める。スピーカーの向こうの男にとってもそれは不測の事態のようで]
……エイミーか! 助かった!!!
[カブトムシの鳴き声と表情(?)を見てユウヅキはエイミーが助力してくれたのを理解した。カブトムシの頭をひとつ撫でてやり……スピーカーに向かってこう言った]
さ あ 、 ス ク ラ ッ プ の 時 間 だ !!!!!
[無抵抗の紛い物機械生命体など、『血の刃』の乱舞に到底耐えられるわけがない。一歩前に進めば混乱したウロボンズが一体、また一体と破壊されていき……先程までの乱闘が嘘のように虐殺していく!!!*]
ー廃工場・放送室(男視点)ー
[男は焦っていた。素晴らしきウロボンズ達がたった一人の探偵ごときに蹂躙され、破壊され、一つ残らず潰されていく様に>>28。
どんなに攻撃指令を出しても、ウロボンズ達は探偵を攻撃しない。それは妨害信号がユウヅキのそばからでているからなのだが>>26、男にはそんなことが分かるわけがない]
『ど、ど、どうなってるんダヨ?!まさか、俺たちのウロボンズが、不具合なんてェ…?!!』
[男は手に持っていたポテチを投げ捨てると必死になって指示電波を送る。しかしどれだけやってもウロボンズ達は動かず、水の獣や血の刃によって見事なまでにスクラップされていく]
[これから素晴らしき兵器になるであろう、技術のタマゴ達がただの鉄くずに還されていくのを男は呆然と見つめていた]
[暫くそうやって、ウロボンズの処刑シーンを見せつけられていたところ…ユウヅキの姿が監視カメラに映らなくなったことに男は気づく。 ウロボンズがいるところでは、水獣や血の刃だけが動いていたのだ]
『ば、馬鹿な?!!あいつはどこにいったんだヨ?!』
[ガァァアァン!!!!]
[男が混乱の叫びをあげたのと、放送室の厚い扉になにかが体当たりをしたのはほぼ同時だった]
[ガァアァァン!!!]
[がぁぁぁああぁぁん!!!]
[ガァァァァアァアン!!!メギイイイ!!!]
[何かが、放送室の扉に体当たりをしている。厚いはずの扉は、体当たりされる度にその部分が盛り上がり、形を変形させていく。 鍵を掛けていたはずなのに、その鍵が圧力によってひしゃげて無意味なものに変わっていく]
[何度目かの体当たりのあと……外の光が、暗い放送室の中に差し込んでくる。 開いた扉の隙間に、白い指が差し込まれ、ガッ!!と扉をこじ開ける]
[黒い影が、光を遮り無理やり扉の隙間を広げる。赤い口をニタリと広げて中へと無理やり侵入してくる]
み い つ け た
[闇のような真っ黒な瞳と目が合って、それが男が気を失う前に見た最後の光景だった]**
ー 下層区域 F-173(廃工場入口) ー
よいしょ…っと、ふう、これでいいか
[ユウヅキは、放送室にいた男を廃工場入口に連れてきた。
水の力を使えば、呼吸を止めて意識を奪うなど造作もない。問題は殺すか殺さないかの境界線だが、ユウヅキはなんと言っても『元・尋問官』。人の生死のラインに関してはこの上なく熟知している]
さて、廃工場の中には他に人員は見られなかったし…多分駆り出されたんだろうな、僕捜索やタルタロスとの抗争に。
まあこんな時間から動いている廃工場というのも怪しいか
エイミーからの連絡によると…>>12、ふむ近くにここで作業する者達のための小拠点があるな
[ユウヅキは片手間に端末を確認しながら、右手では指揮をするように指を動かしている。操るものは当然液体だが…]
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