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マダム ローズ は 偵察 ソノラン に投票した。
夜行探偵 ユウヅキ は マダム ローズ に投票した。
偵察 ソノラン は マダム ローズ に投票した。
村の娘 エイミー は マダム ローズ に投票した。
古文書収集家 アデル は マダム ローズ に投票した。
無能 スティーブ は マダム ローズ に投票した。
配達屋 ノエル は マダム ローズ に投票した。
追う者 ヴェス は マダム ローズ に投票した。
マダム ローズ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、夜行探偵 ユウヅキ、偵察 ソノラン、村の娘 エイミー、古文書収集家 アデル、無能 スティーブ、配達屋 ノエル、追う者 ヴェス の 7 名。
[結局ヴェスの拳を止める事は出来ず、ユウヅキは再び血を吐いた。>>2:254 頭を抱える。
ヴェスの言葉の勢いが弱まると>>2:249再び二人が話すに任せようとしていたが。]
ちょっと、ヴェス、トばすって。
[ユウヅキが娘の方へ飛んでくる。>>2:251>>2:254反射的に受け止めた。風呂には入った方がいい。間違いない。一人で洗うのは難しいだろう。それはそうなのだが。
ユウヅキの身体をおろしたところへヴェスの鉄拳が飛んでくる。>>2:257]
もう、いい加減に、やめ、
[振り降ろされる拳を止めようにも娘の力では止まらない。
何か言おうにも二人の応酬が激しく、口をはさむ暇もない。]
ほんとに、もう、
ばかぁあああああああああ!
[叫びながら、娘の姿は裏路地から消えていった。]*
[ノエル・エヴァンスは長いこと一匹狼だった。
それはつまり、困った時に誰かに助けを求める行為に慣れていないということ。
今はそうではない。
何かあったら潰すと豪語していた彼のことだ、
協力なら喜んでしてくれるだろう。
それでも]
(養父さんが巻き込まれてしまった以上これはあたしの問題だ)
[ことは既にノエルの依頼、ノエルの事件という範囲を逸脱しつつあった]
(頭の中がうるせー……)
[視線を彷徨わせる。
中層へ戻る前に、下層裏路地で散らばる機械人形を見やる。
打ち捨てられた残骸。
薬莢の散らばる、小さい金属達の群れ。
探る前に、首筋に/エイミーに停止されたそれ>>1:42に触れ、小さな金属たちの群れの中に手を入れ、掻き回しながら探す]
(まるで内臓を漁ってる気分だな)
心臓……見当たらないな……。
これか?
[銃弾がめり込んだ部品は幾つか見当たるが、これと確信にまでは至れない]
(仕方ないな)
[スティーブの声>>2:31が過ぎるが、対象を視界にいれる。
対象は、機械人形の胴体部を粗方*]
(……巻き込んでしまうわけにはいかない。
どーせ無茶するだろうし)
[ノエル・エヴァンスは長いこと一匹狼だった。
それはつまり――
難問をひとりで抱え込んでしまうことの方に慣れているということでもある]
─ 中層区域 ビルの屋上 ─
[ふいに屋上に気配が増え、頭上を風切り音が駆けた。
空間に身を呑み込ませれば、今まで居た場所に金属で出来た何かが落ち、ギィン、と鈍い音を響かせる。
その背後に滲み出てくると、別のところから舌打ちが聞こえて来た。
次いで銃の安全装置を外すかすかな音が耳に届く]
八つ当たりか何かかい?
[舌打ちが聞こえた方へと左眼を向けると、銃を構えた男が一人いた。
鼻から下は覆面に隠されており、唯一見える眼が苛立ちの色を宿している]
『貴様が回収したものを返してもらおうか』
よく俺様のことを見つけたねぇ。
ゲートのところにいたのは君か。
[相手の要請に答えることなく、飄々とした態度で返す。
男の瞳が苛立ちの色を濃くした。
それとは別、先程までソノランがいた屋上の縁には不恰好な機械生命体がこちらへと向き直っている。
右腕が異様に長く、長剣ほどの刃が手の部分と一体化していた]
『回収したものを返せ』
ヤだよめんどくさい。
俺様はこれから仮眠するの。
[わざと困り顔で言い、盛大に溜息をつく。
相手の男の苛立ちは募る一方だ。
特殊チームのメンバーであるソノランに対し強気に出てくるのは、連れて来た機械生命体があるためか。
それとも焦りの結果だろうか。
短いやり取りをしての印象は、そのどちらも、だった]
『バカにしやがって…!
なら……力尽くだ!!』
[苛立ちのピークに達した男が引鉄を引く。
それに対しソノランは動かずに視線だけを向けて]
─── 悪いけど……銃は俺様も得意でね。
[射出された弾丸に対し、転移の力をかける。
空間に蝕まれた弾丸は向きを変えソノランの傍へと現れ、銃を撃った男本人へと襲い掛かった]
[銃声に呼応するように、不恰好な機械生命体もまたソノランへと長大な右腕を振り上げる。
肩への着弾により呻き声を上げる男から視線を逸らし、横へ飛び退りながら機械生命体へと向き直った。
それまでソノランがいた場所に鋭い刃が落ちる]
これ本部に転移させたら驚くかなー。
[不穏なことを零しつつ、機械生命体の左脚を踏みつけるように右足を蹴り下ろす。
重力加速を加えたそれは、狙った箇所のフレームを容易くひしゃげさせた。
機械生命体の体勢が崩れる]
やっぱり脆いな。
本物に比べればまだまだだね。
[男に対し鼻で笑いながらそう言えば、呻く声が聞こえて来た。
それを耳にして余裕を見せていると、機械生命体が体勢を崩しながらも刃を振り下ろしてくる。
咄嗟にしゃがみ込むと、袈裟懸けの軌道のそれはソノランの頭上を通過した。
ふわりと舞い上がった髪の一部が刃の餌食になる]
君、これを止める術は持ってるのかな?
[しゃがんだ体勢のまま男の隣へと転移すると、相手の腕を捻り上げて銃を奪い取る。
問うても男は口を閉ざし、語ることはないと言わんばかりだった]
じゃあ壊すしかないな、仕方ないね。
[奪った銃のグリップで男を殴りつけ、気絶させる。
後で休息の邪魔をした報いを受けてもらう心算だ。
気絶した男を床に転がして、ソノランは機械生命体へと向き直る]
コイツならコアぶち抜けるかな。
[一般的なコアパーツが使われていることはエイミーから聞いていた。
自己修復機能もないようだし、20年前の二の舞にはなるまい。
ひしゃげた脚のせいでぎこちない歩みになりながら迫る機械生命体を見上げ、ソノランは銃を握り締めた]
俺様の得手は狙撃だっつの。
[姿を現したのは、それまでいたビルから数件離れたビルの上。
前髪の奥、右眼で遠見による狙撃対象の特定を行い、透視を行いコアパーツの位置を暴く。
左手首を目の前に掲げ、その上に右手首を十字に重ね、銃の位置を固定した]
たっぷり味わえ、フルコースだ。
[奪った銃の有効射程を優に超えた距離。
空間転移の行使でそれを補い、重力加速で威力を上げる。
至近と望遠、2つの視界を捉えて、ソノランは引鉄を引いた]
[響く銃声は3発。
いずれも空間転移と重力加速を受け、攻撃対象を見失って動きを緩めた不恰好な機械生命体へと撃ち込まれた。
転移先は装甲の更に奥、コアパーツの間近。
従来よりも威力を上げた弾丸3発が立て続けに叩き込まれ、バチリとショートするような破裂が起きた。
直ぐには沈黙しないものの、機械生命体は正しい動きが出来ずにその場をぐるぐる回ったり、何もないところに刃を振り下ろしたりしている]
ダメ押し、っと。
[もう一度引鉄を引き、叩き込まれた銃弾の一つに重ねるように撃ち込む。
先に叩き込まれた銃弾がコアパーツを貫通し、その機能が低下、やがて沈黙へと至る。
それに伴い、機械生命体の動きもぎこちなくなり、ついには床へと崩れ落ちた]
[視界を戻し、元のビルへと転移する]
………あれ。
[そこに停止させたはずの機械生命体の姿はなかった]
なるほど?
もう一人どっかにいたかな、これは。
[物体転移の能力か何かを持つ者がいたらしい。
それは気絶した男が残されていたが故の推測。
流石に機械生命体をこれ以上奪われたくはなかったらしい]
さてさて、哀れにも見捨てられたコイツをどうするかな。
[気絶したままの男の胸倉を掴み上げて、良い笑顔を浮かべた**]
『新たな依頼というのは……捕縛ですね。
我らの使っているビルのひとつを襲撃した輩を捕えてほしいのです』
そういえばさっきそんなことを言ってたような……、
というか白昼堂々襲撃、だと?
『ええ、あの場には何も知らず普通にサラリーマン業務をしている者も大勢おりましたのに……』
……マジか。
[傍から見れば明らかに犯罪行為である。
たとえ一般人には被害はなかったと知ったとしても、
印象は変わらないだろう。器物破損とかある時点で]
………で、そんな大馬鹿をやらかした奴の身元は割れてるんだろうな。
『ええ、顔も隠さず堂々と襲撃を行いましたので。
なんでもこの辺りでは“ドンパチ探偵”と呼ばれている輩だそうで。
あとはアデルという名前の大オカマも一緒だったそうで……』
………………マジか。
[大馬鹿をやらかしたやつは本当に馬鹿だった。
どうにか叫びだしたくなるのを抑え、問う]
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