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[ウロボン13号の懸命の努力により、目的のパーツはアデルの手を離れた。ウロボン13号は自身の背中にしっかりとパーツを固定すると、いそいそと窓へと向かう。]
ははーん、回収役が外にいるのね。
[自室のモニターに目を向ければ、自宅周辺の様子が映し出されている。アデルは一人の男が辺りを警戒するようにタバコをふかしているのを見つけた。おそらくウロボン13号は窓を出てこの男に回収されるのだろう。]
それじゃ、案内してもらおうかしら。
[破られたセキュリティーを再起動すると、アデルは冷め切った紅茶を飲み干してドアを開けた。]
[男がウロボン13号を回収し歩き出したところで尾行をスタートする。尾行といっても歩くのは随分後ろだ。ターゲットの姿を見る必要がないのがアデルの能力の利点である。10分ほど歩いたところでユウヅキからの通信>>216が入った。]
あらユウヅキ、もう用とやらは終わったの?
こっちは今アジトに向かってるところなの。
カフェは通りすぎちゃったから、位置情報を共有するわ。
[ユウヅキの端末へ位置情報を発信する。現在位置は下層に近い中層といったところか。リアルタイムでの更新のため、ユウヅキへ情報は送られ続けるだろう。]
目的地に先に着いたら待機しておくわ。
アタシ一人じゃちょっと怖いもの。
……っと、あら。あらら?
ごめんなさい、ユウヅキ。ちょーっと一回切るわ。
[通信を続けながら歩いていたのだが、ふと何かに気づくと通信を切って大きくため息をついた。]
なーんでゴロツキに絡まれてんのよ。
[ウロボン13号を回収した男が胸倉を掴まれているのだった。]
[砂埃と衝撃が消えた後、そこに残っていたのは内側に搭載された動力源の溶解などが起こったものか。
それとも、まだ動こうと足掻いている姿だったか?*]
[銃弾が機械の前へと現れる。
ヴェスが転移させたのだろう。
一発だ。その声とともに、銃がは放たれ、
銃弾が次々と破裂する。
ひゅぅっと、口笛を鳴らす。
そして、それにエイミーが続く。
機械へ向け、熱線は放たれた。]
ん? なんだ? 変なやつだな…
[通信を切られたユウヅキ>>222は通信端末の確認しながら移動する。ここからだと少し距離があるだろう。]
[ふと、街の窓ガラスに目がいく。朱く染まったスカーフが映える]
……これを見せるのは、少し不穏すぎるかな?
[ユウヅキはバサりとスカーフを外す。
すぐ下層に近い中層ということはユウヅキの事務所にも近い。事務所につくと、扉を開けて事務所のテーブルの上にスカーフを投げた]
『バタン!!!!』『ピシッ』
[扉が少し悲鳴をあげたのは気のせいだ。そう思わないとノエルが悲しむだろう。そう思ってユウヅキは目的地まで進む*]
わーってるって!!
[エイミーが放ったと同時に機械の砲台は火を噴く。
ヴェスの声に、そう返事を返すころには、すでにハンドルを思いっきり回し、
ブレーキを踏めば、車体はスピンし、それで衝撃を緩和する。
そうして、方向を変えた車のアクセルをまた踏み込めば、
車体ぎりぎり、爆風が凪ぎ、車体を少し滑り、やがて止まった。]
[1人の男が2人のゴロツキに絡まれている。中層とはいえ下層に近いこの付近ではそれなりに見る光景だった。だからといってこのタイミングでは乾いた笑いが出る。]
ねぇ、アンタたち、その人離してあげてよ。
[こうなればアデルが動かざるを得ない。荷物でも奪われでもしたら計画が水の泡だ。]
『あぁ?なんだよオカマ野郎。てめぇの知ったこっちゃねーだろ!』
[2人の男のうち、大柄な男の言葉にぴくりとアデルの眉間に力が入る。]
あら、何か落ちてる?
[そう言ったかと思えばアデルは急にその場に膝をかがめる。と思った次の瞬間、]
誰がオカマじゃ、こんのボケナスがぁぁあ!!!
[全身をバネのように跳ね上がらせたアデルの拳が男の顎を強打した。一瞬の無重力の後、男は背中から道路へと落ちる。]
はぁい、ちょっとごめんあそばせ!
[続けざまに追っていた男の頭を鷲づかみにすると、もう一人のゴロツキの顔面へと打ち当てた。猛烈な強打を受けたゴロツキは膝から崩れ落ちる。鼻が折れたのか、鼻血を垂れ流して地面を転がりまわるのだった。]
ほら、さっさと逃げるのよ!
[助けられた男は何が起こったかもよくよく理解できないまま、激しい頭部の痛みとともにアデルに首根っこを掴まれて走り出す。目の前にいるのはターゲットの所持者だ。自分を追ってきてもおかしくない男になぜか助けられているのだった。]
はぁ…やりゃぁできるもんだよな。
[何年ぶりかの運転ではあるが、身体は覚えていたか、
それとも『やればできる』の類か。
そう軽くは言うものの、何かあればすぐに走れるように、ハンドルは握り、アクセルに足はかけたまま。
機械がいるであろう方向を見据える。]
[騒ぎからある程度離れると、アデルは男の首を離して自由にする。男は状況が未だに飲み込めないか腰を抜かして後ずさりをした。]
なによ助けてあげたのに。
怖かったのー?チューでもしてあげようか?
[アデルが顔を近づけると、男は短い悲鳴を上げて転がるように逃げて行った。]
あとはちゃんと任務を遂行してくれるといいんだけど。
子どものおつかいじゃないんだから。
[アデルに尾行されていることをわかった男がどのように行動するかはわからない。だが、ウロボン13号を届けねば男もタダではすまないだろう。どういう形であれ、アジトまでは運ばれるはずだ。*]
確認するか。
[車から降り、車の方には片手をあげることで俺が確認すると言外に告げる。
機械に近づけば近づくほど、希死欲求が強くなる。
銃を持つ片手に力が入る。
その指を剥がし、安全装置をかけた]
大丈夫そうだ。
触れれば分かるんだったな?
頼むぜ、センセ?
[車を振り返り、エイミーに言う*]
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