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あの子もなかなかいい事考えるじゃないデスか。これなら、視聴率倍増間違い無しデス。タレントよりも私の助手に置いておきたいくらいデス。
今回の件はこれで水に流してあげまショウ。
[一大企画がぽしゃったイクノデRだったが、新たなる長編企画の誕生によって危機を脱する事になった。
そのプレゼンターは他でもない、アンジュだった。]
世紀の大チャレンジ、超スーパーウルトラグレイトクレイジーハイパーエクセレント田舎に泊まろう!
第1週の記録はここまでです! まあ見てね!
[幻灯機に映し出されたスタジオがかき消える。今週の撮影はここまでだ。
アンジュはこの星にもっと居たかった。もとい、あの仔と一度道が交わったのを手放すのが惜しかった。
かといって、今のアンジュにタレント業は捨てられない。それを両立させる手段がこれだった。
宝石獣の生命力は底知れない。この企画にアンジュは適任だった。]
うわーん、暇よー
[こういうところを除けば。]
ヤクシーー
[時間との勝負だ。
荷物を纏めると、即ホテルをチェックアウトする。
トロトロがびよーんと伸びて、お別れの挨拶をしてくれたので、こちらも頭を下げた。
駅の周りにまだ彼はいただろうか。
最後に挨拶はできるだろうか。
少しだけ、大声を上げて彼の名を呼んだ。**]
…ああ、ありがとう、Vリリー。
私は、駅に向かうよ。ホテルは取っていないのでな。
駅に着いたら…適当な列車に乗って次の地へ向かうこととするよ。なぁに…また会えるさ。
私は『知識』であるからな。そこにあってほしいと思う者の為に私はいるのだ。
[Vリリーの前で膝を折り、視線を合わせた。 …心から、嬉しそうに笑った]
また会おう、それまでどうか壮健でな。
[…さて、駅に向かおうか…そう思って、駅の方を向くと]
なんと、駅がない!!!!!
[やっぱり白髪は白髪だった。]
― 夕暮れ時から時は経ち ―
おおーい。
[メギドは駅のホーム近くで、遠くに白髮の人影を見かけたように思い、声をかけた。
合成帯には何かお土産のようなものが。
手には、何やら四角いものを持っており、それごと手を振っている。]
宇宙コンビニに面白いゲームが置いてあったんだ。
「宇宙人狼」っていうカードゲームなんだけど、人が集まるなら一緒にしないかい?
[1ゲームはそこまで掛からないらしい。ヤクシらしき姿の傍には、他の人影も見えるようだが……?*]
[ 僕は、ひょっこりとふわふわの仔のところへとやってきた。
先程まで、見たことの無いような光景が、幻灯機と呼ばれるもので映し出されていた。
掻き消えてしまったものの残滓の匂いを嗅ぐように、鼻先を上へとあげる。
微かな光と微かな電子と呼ばれるものを、鱗の表面で感じた。
鉱石の沢山生えた岩のところから、こっそりと顔を出して、]
うわー ヤクシ!
こんなところで迷ったの?
わたし駅の方から来たよ!
あっち!
[彼の、駅が消えた、という言葉にあちゃー、と頭に手をやった。]
ほら、手をつないでいこう。
本当に大丈夫かなあ。
[すっと彼に手を差し出すと、また先導するように歩き出した。
でも、と考える。
彼はこの星にうっかり間違えてきてしまったと言っていたはずだ。
つまり、彼が迷子にならなければ、彼と出会って、こんなに楽しい時間を過ごすこともなかったのだ。]
…
[それなら、手を離そうかな、と思ったけど、やっぱりやめて、ぎゅっと彼の手を握った。
もう、最後だから、この星にいる間は自分が彼をしっかりと先導してやるのだ。]
[歩きながら独り言のように呟いた。]
ヤクシ、わたしのずうっと昔のご先祖様
南方輸送連合の祖、Mリリーも銀河の果ての、小さな惑星の出身なんだよ
ずっと昔、Mリリーはトラックで荒野を進みながら星を見たの。
そして、その星で伝えられていた、星座を頭に思い描いたの。
空を画用紙に見立てて、そんな紙の上に書かれたほしぼしをつなぐ線。
全部を彼女は実際につないで見たいと思ったの。
それ以降ずっと南方輸送連合では、みんながその夢を共有しているの。
だから、わたしも行くね。
ヤクシもどっかに行くんでしょう?
だから、また会えるね。
[そして駅の目の前までついた。]
忘れ物は大丈夫?
一応目的はあるの?
あとは、えーと、元気でね…
[としんみりしかけた時、遠くから何者かの声がかかった。]
え?人狼?
ヤクシの言ってたゲーム?
何人いればできるの?
駅員さん入れればできるんじゃない?
うわー やってみたいん、だぞっ!
[暫くの後、ぞろぞろと炬燵部屋に入っていく人々の姿が見えただろうか。
急ぐとはいっても、少しだけ、ほんの少しだけただのゲームをやるくらいなら、きっと休暇だっておまけしてもらえるだろう。
ほんの少しだけで済めば、だけど**]
む、すまんなVリリー…
[なんだか申し訳なさそうに、手を引かれるまま導かれるまま道を行く。帰りの電車はあと少し。]
(そういえば、あの星は私の言う通りに指揮を取ってくれたろうか?ほぼ間違いなく勝ちに持って行ける手を数手渡しておいたが、勝てたのだろうか)
[ふと、そんなどうでもいい過去を思い出す。どこで戦争していたんだっけ?
確かふ…ふぉーまるなんとか?そんな感じだった気がする。まあ、勝ってるんだろうなと予測をつけた]
(6000年の人狼ゲームを思えば人海戦術も人心掌握もなんとかなるものさ)
[Vリリーの独り言を静かに聞きながら、彼は言葉を漏らした]
とても、良い夢だな。Vリリー。お前さんのご先祖さまの夢は…なんと浪漫に溢れたものだろう。
…ああ、会えるさ、またな。
私は『ケンジャ』で『みすたぁまいご』だからな。
案外、お前さんらの運送連合に世話になるかもなぁ
…荷物として。はっはっはっ!!!
[大笑いして…フッと息をまたひとつ]
会えるさ、私は知識であるから。
お前さんが望むなら。私がそれを望むなら。
私はなんとしてでも会いに行こう。
それが望む者の力だから。
[アンジュは隣に座り、ゆっくりと鱗を撫でる。
どれだけ寒い冬が来ようと、ぽかぽかと暖かい感情がそこにはある。]
あたしはここに居たくて、あんたもあたしの隣に居たい。だから今こうしている。
[理由も、言葉だって、要らないんだ。**]
[ 僕は目を瞑り、ふわふわの仔にからだを擦り付ける。
見ない為ではなく、もっと沢山感じるために]
キュィ─────
[ その通りと僕は思う。
言葉は喋れなくても理由が無くても。
きっと、それだけでいいんだ**]
[駅の前について、色々聞かれているのを笑って誤魔化しながら答えた]
何、大丈夫。着の身着のままだったからな。
目的地?そうだな…次は…なんとかという場所に行くつもりだ。つまり予定は未定だ。はっはっはっ!まあ適当に乗るさ。
心配するな…また必ず会えるからな。
[…そこで、ふとメギドに気がついた]
…おお!メギドか!先ほどぶりだな!実はさっきの石は…
む?『宇宙人狼』?…ふふっ、そうか私に人狼を挑むか。
言っておくが、私は強いぞ?ふふふっ。
[…皆と一緒に、炬燵部屋に向かっていく『人狼』の目は紅かった。
だけど…その顔は穏やかで…そのゲームを楽しむ姿は、きっと誰が見たって間違いなく『人』であったことだろう。
次の列車が来る時間まで、穏やかに楽しもう**]
― 鉱石星駅舎・炬燵部屋 ―
「先輩!今は仕事中なんですから、ちょっと………」
「いいじゃねぇかよ〜。どうせ客が少ねぇんだ!お前も混ざるんだよ!!!(頭掴みー」
「あたたたた!ちょ、分かりました分かりました分かりましたってば!でも次、先輩が仕事……」
「い〜んだよ。出発時間伸ばしゃ〜」
「そ、そんな……!」
「はいはい、先ず1ゲーム目なー。早く始めれば、早く終るぜ?ヒッヒッヒッ」
「こ、この不良車掌ー!」
「ついでに、俺とお前の間で金でも賭けるか?お、柿●ー賭けでもいいぞ?」
…………。
ははっ。
ヤクシ、さっきの石の話はゲームの後で聞かせてよ。
何だか、とっても盛り上がりそうだ。
[メギドは、ヤクシと新しくVリリーと出会い、暖かい場所で1ゲームと炬燵部屋へと入り、休憩していた駅員達も混じえ、遊ぶ事になった。
しかし、大変な盛り上がり?となった。]
確か、さっきヤクシは強いって言ってたね。
よし、じゃあ勝負だ。
こう見えて、僕だってそうそう負けたりはしないんだからね。
[メギドは、ヤクシとVリリーへとにっと笑う。
目覚めた眠り人が、ここへと訪れるなら、彼も一緒に混じえたろうか。]
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