情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
んーー
起きた、だぞっ!
[ベッドの上で半分体を起こすと背伸びをした。
深い眠りで酔いも醒め、体の疲れもがっつりとれたようだ。
ひょいとベッドから降りると、顔を洗って準備を始める。]
あっ
[バッグの中を整理しようとすると、何かがぽさっと床に落ちた。
サンタからのプレゼントの入った箱だ。]
…着て行っちゃおうかな、きっと、もう夜明けが近いわ。
[微笑むと、鏡の前で着替え始める。]
ん、ああ、そうだね。
[どうやら、メギドも音にほうとしていたようだ。
メギドには、様々に音が重なって、ヴィイイン、ウァオヮァゥゥンという、音に聞こえていた。
そうやって、擬音にしてしまえば、正しく聞こえていた音が記憶から消えてなくなりそうではあったが。]
ヤクシ。
あけましておめでとう。
今年もよろしくね。
[にっと笑って、杯を掲げた。
杯に満ちるのは、遠い銀河のブルーナン。
金箔の浮かぶスパークリングワインを、ヤクシ向けて掲げ、そっと一口飲み干し、一年の幕開けを、始まりを祝った。**]
うん、可愛い。
サイズもぴったり、だぞっ!
[大きな花柄がプリントされたセパレートの水着姿になり、くるくると周ってみた。]
よしよしー
あとはこれと、これと…
うん、宇宙艇からまた新しい瓶を持って行こう。
[にやりと笑って上から服を着こむと、部屋を出た。]
むむっ!?
[やはり揺れるランプの明かりに灯されつつも薄暗いロビーにたどり着くと、見覚えのある男が椅子に座る姿があった。
雑誌をぺらり、ぺらり、と捲る音が静かに響く。
しかし、寝ている。
寝ているのだろうか…]
あの、こんにちは?
[小さな声で話しかけたが、様子は変わらない。]
…あっ。
[もう少し近づいて、その顔を覗きこもうとした時に気が付いた。
プレートの、自分が書いた文字の横に、「← ありがとう ^o^」と文字が書き加えられている。]
あなたが書いたの?
うっ…ふふふ。
[そこで額の「肉」まで残っている事に気が付き、思わず噴き出した。
本当に、起きているのか眠っているのかわからない。
起きて顔でも洗ったら、普通鏡を見て気が付くだろう。]
変わった人、だぞっ。
でも、嫌じゃなくって良かった。
[どうやら車の側から移動させたのに不満があることはないみたいだ。
彼も観光できたのだろうか。
どこかに行く予定はあるのだろうか。
しかし、今の状態ではなにも分かりそうにない。
バッグの中から、マジックを取り出すと、さらにボードに文字を付け足す。
”←見ました。どういたしまして。ヤクシ&Vリリー”
その間にも、彼はゆっくりとページをめくり続けていただろうか。]
[宿を出て、駅の方へ周ったその時、がこぉん、という音がして振り返る。
そのうちにも、ごとん、ごとん、とレールの軋むような音はどんどん遠ざかっていく。]
トロッコ、かな。
ツリーの方角へ向かってく。
ということは、きっともうすぐなんだね。
[ふっと笑うと、駅の隣の空き地に置いてある艇のキャビン、ではなく運転席を開け、そのまま乗り込んだ。]
…指さし確認良し。
南方輸送連合レイナー2、Vリリー、離陸します。
[今は相互無線は完全に切っているが、いつもの癖で呟くと、エンジンをかけた。
ごうっと音が鳴り、垂直に機体が浮き上がる。
次の瞬間、後方へのブースターが噴射煙を上げ、どおん、と機体がインテグラル・ツリー方面の空へと一気に打ち出されていった。**]
[眼下には、点々と灯りが広がっている。
街の灯りではない。鉱石の光だ。
電燈のように煌く明るさではない。
しかし、黄赤◆や生成り◆や菫◆。
色んな色の光が、ぼんやりと暗い土地に点在していた。
そして、視線を上げるとその先に、インテグラル・ツリーの巨大な姿が見えてきた。
鉱石化した木本体の光だろうか、それともそれを基として、周りに形成された鉱石の光だろうか。
まるで樹を形どるかのように、淡い光が空に向かって伸びるように灯っていた。]
あっ
[キィン… カァン… コォオン…
音に共振して、機体が少し震えた。
サンタクロースが現れた時とは違う、混じりけのない、石か何かが移動して響くような音が聞こえた。]
年が、明けたんだね。
[そのまま、中空でホバリングをするように停止する。
じっと、ツリーの方向を見つめた。
ツリーのさらに向こうには、裾野が広く伸びる山々が見える。
はるか昔には採掘場として栄えたのだろうか。
鉱山跡らしき小さな人工物も点々と見える気がするが、定かではない。
そして、空が段々、紺色に、白く、赤くなっていく。
赤い光が、山の稜線に合わせて静かにのびていく。]
夜明けだわ。
…美しい。
[じっとその光を見つめていた。**]
やった! あの音は!
[聞こえてくる鐘の音。スイィンスイィンと摩訶不思議をたて、新たな時代の到来を告げる。
そして予定の期日も今日までだ。]
逃げ切った、逃げ切った、逃げ切ったわよ!
[この星にも朝日が昇る日がやって来た。鉱石が日光を反射した淡い色を乗せて、かつての街も今日だけは輝きを取り戻す。
そして本紫◆色の光りに紛れるようにして、アンジュもツリーの元にぴょこっと飛び出した。]
[ 僕は動いた。
ヤクシという生き物が抱えて石だと思っていたものが揺れ始める。
年に一度の朝が来た。
特有の空気と、闇をはらい差し込む朝焼けの光に僕は目を開く。
何時浴びたって、何時見たって、初めての始まりの日はこんなにも─────]
プロデューサー クルペオ が見物しにやってきました。
不思議なことデス。文句を言ってやろうと調べてみテも、彼女の出所がわからないのデスよ。
個人? 個獣? での売り出しデスし、マネージャーも詳しい事を知らない雇われデシた。
[クルペオは頭を抱えていた。一大企画がおじゃんだ。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新