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[彷徨い歩く末に辿り着いたのは、鉱石ホテルだった。
華やかな光のある場所で過ごすのも悪くはないが、やはり静かに過ごすほうが性に合っている。
フロントの者に費用を払い、部屋で少し休憩してから、
ホテルのロビーにあった椅子に腰掛ける。]
[首にかけてあるパネル、懐の鉱石カイロ、そして額に肉の文字。
チェックインした時と変わらぬ状態で、またも寝息を立てている。
眠っているように見える……が、手元にある雑誌(恐らくロビーに置かれていたのだろう)は、まるで読まれているかのように規則正しいペースで捲られていた**]
ええーっ。
ヤクシ、先に行ってて良かったのに戻って来てくれたのかい?
律儀だなあ。
[律儀ではなく方向音痴なだけだが、メギドはまだ知らない。
まだメギドからヤクシには声をかけてはいないが、さて、ヤクシが鉱石ホテル裏手から移動した先は、どこだったか?*]
む?メギドがいるということは…ここは別の街ではなく…元いた場所に戻ってきてしまっていたのか?
まっすぐ歩いてきたつもりなんだがなぁ。
[メギドの方へと向かう。肩に大きな石を担いでいるが身体がよろけたりする様子はない]
やあ、メギド。さっきぶりであるな。
まっすぐトロッコの方向に向かったのだから鉱石樹にたどり着ける筈だったのだが…何故か戻ってきてしまった!はっはっはっ!
[本人は笑ってはいるが流石に察するだろう。この白髪、方向音痴だと。石を抱えたまま、トロッコに乗せてほしいと告げる*]
やあ、ヤクシ。
さっきぶり。
なぁんだ。律儀とは別だったんだね。
てっきり、あちらに居るとばかり僕は思っていたよ。
(もしかして、ヤクシは方向音痴の気があるとか?)
[そんな事をちらり。]
それが、ヤクシが見た動く石?
何だか重そうなものだなあ。
ごつごつしているけど、丸っこくて罅も入っているね。
[乗せて欲しいと言われれば、]
勿論いいよ。
さあ、乗って。
もう乗る人は居ないかい?
居ないなら、出発しようか。
[と、トロッコの中へと手を向けてヤクシを促す。
持ち物、連れてくる人が居ないなら、今度こそ出発となる。*]
あはは。はしゃぎすぎだよ。
[間違えて別のに乗りかけたのには、見て見ぬ振り。]
ヤクシって子供っぽいね。
実は若いとか?
[そんな話を振り。
ヤクシがトロッコに乗り終えると、その後からメギドも乗り込んだ。
購入した飲み物や食べ物は、飲み頃、食べ頃の温度。]
じゃあ、トロッコで、インテグラル・ツリー行き。
出発進行だよー。
[声は、それなりに大きく。
鉱石ホテルの人にも届いたかもしれない。]
じゃあ、ぽちっとな!
[揺れのオフをぽちっとな。
続いて、先ずは自動操縦にしてみる。
速度を変える時だけ、ギアチェンジが必要そうだった。
がたっと、最初に音がして、続いてカタコト、カタコト、カタコト、と音を響かせ出発し始める。
音は聞こえても、揺れない快適な乗り心地だ。*]
私か?歳を数える癖は無いからなぁ。
ざっと6000は軽いんじゃないか?だが私達の種族は齢は億単位であるし、私が宇宙を旅するようになったのはここ数百年でな、見たことも無いものばかりではしゃぎやすいのはあるかもな!はっはっはっ!
[そう言いながらトロッコの上でおでんを頬張る。変わり種と言われたトマトが意外といける]
おおっ、はやいはやい!これならあっという間だな。
石ころや、もうすぐ鉱石樹につくぞ。鉱石樹の麓には沢山の人が集まるからもしかしたらお前さんが望むものが見つかるかもな。あ、おでんは食べるか?
[膝の上に乗せた石に語りかけながらも旅を楽しんだ*]
6000!凄いねえ。
長生きじゃないか。
それに億単位の同胞もいるだなんてさ。
[見たことも無いものばかりなので、という理由には合点したように一つ頷き。]
数百年前に旅をし始めたってことは、それまでどこに住んでいたんだい?
[メギドはメギドで、保温用の容器から、フランクフルトを取り出しパクリ。じゅわっと肉汁が溢れ出し、おっととと舌でなめ取りながら、咀嚼する。]
おでん?
僕にもくれるのかい?
なら、代わりに僕の串焼きセット(>>23>>25)もどうだい?
[どっかりとあぐらで腰を降ろし、ヤクシに話しかける。
ヤクシは、動く石に語りかけていたのかもしれないが、メギドは自分に言われたことと捉え、そう返事した。]
[最果ての/地平線の向こうへと続くようなレエルに添い、トロッコは走る。
レエルだけは、この時期前に保守点検されたのか、詰まったり事故を起こすことはなく。辺りの荒野には、ぽつぽつと鉱石の光の群れが見えていた。
さながら、幻想的に見える。]
良い眺めだなあ。
[そんな事を呟くうちに、トロッコの先に大きな鉱石樹が見えて来たようだ。*]
どこに、かぁ。『チキュウ』と呼ばれる辺境の小さな星だよ。そこで知識を溜めておったさ。が、少々飽きてしまってな。その知識は。
[ムシャムシャとトマトのおでんを咀嚼しながら答える。良い子は口に入った状態で喋らないように]
うむ、良いぞ。大根や餅巾着は私からもオススメだぞ!
出汁も良い。最近のこんびには素晴らしいな!
[おでんの入ったケースを渡し、代わりに何本か串焼きを貰う。もぐもぐと食べると顔を綻ばせた]
うむ、美味いな!
[串焼きを頬張りながら、先を見据える。 鉱石の荒地の先に、それの姿が見え始めた。鉱石樹の梢は、枝の先まで全てが鉱石に覆われ、今でも命が息づいているようだった。]
…素晴らしいな、あれは…ここからでも分かる
あれが…いんてぐらる・つりぃ…
[白髪は感嘆する。
輝く命を喪ったはずの、光輝く鉱石の命の大樹。
脈動せぬはずのその幹は、そのうちに潜む二つの巨大鉱石の鼓動があるようだった*]
[ 違うんだ。
僕は、鉱石樹の方に逆戻りはしたくないんだ。
僕は殻の内で小さな鉱石の欠片を摘んで食べる。
外から、おでんを食べるか?なんて声が聞こえるけれど、ささやかな抵抗で反応はしなかった。
この白髪の6000年生きているという生き物は、知識を溜めるという生き物らしい。
正体が分かったって言っていたけれど、一体どう思っているんだろう。
膝に乗せられているから、下の方から、何だか温かくなってきたなあ**]
チキュウ?
へえ、不思議な響きの星だね。
(該当する星は複数件あるみたいだね。)
飽きたっていうのはどうしてさ。
知識を溜める人っていうのは、知識を溜めるのが好きで溜めているものだと思っていたよ。
[話を促し。
メギドも行儀なんて知った事じゃなかったので、ムシャムシャフランクフルトを咀嚼しながら尋ねる。良い子は口に入った状態でry]
ほんと!?
やったあ。
はふっ、んん、この大根美味しいね。
繊維がほろっときて、餅巾着の餅ももちもちしてるよ。
ずずーっ。ぷはぁ。
出汁も、煮込んだ具の味が混ざり合ってるね。
[勧められるままに、幾らかのおでんを食べる。味レポである。]
お、そうそう。
その串焼きはさ、ワインと一緒に飲もうとしてたんだよね。
着いたら、一杯しながら向かおうか。
[枯死し、鉱石化したインテグラル・ツリーは、星空の下で星の光をそのまま宿しているようだった。
光が宿っている為、どのような形状であるのかが、遠目でも分かる。]
凄いねえ。
[それから暫くは、メギドはムシャムシャと食べる咀嚼音だけを響かせていた。
やがて、インテグラル・ツリーの近くにある、トロッコを停めるのに丁度良い場所が見えて来る。*]
(この石、相変わらず沈黙しとるな。中身の予想は大体ついておるが、もしかして誰かに懐いておるのか。刷り込みという奴かな?そりゃ嫌われるわな)
怒らせたか?石ころや。「かね」がなった後には町に戻るから、そしたらお前さんの望む所に連れていってやる。
[ポンポンと石の表面を撫でる。もしゃもしゃと食べる串焼きも食べるか?と一応は聞いてみる。]
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