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ー打ち上げー
[>>69 有栖川さんに引っ張り出されるようにして、マイクを持たされる。
カラオケに来ることなんてない。それ以前に音楽を聞くこともそう多くないから。曲のレパートリーなんて碌になかった。]
………。
[でも、まぁ。直ぐに決めねばなるまい。小春のように入れられるよりは早く。
…とはいえ彼女がどんぐりころころを歌っているのも可愛らしく思ったからそれはそれで良かったけど。]
じゃあ、これにするかな。
[変なテンションになっていたというのも、ある。
人前で歌うとしてもあまりに真っ直ぐすぎるのかもしれない。
でも、それでも自分は自分だから。それで良いかな…とも思うのだ。
選曲したのはFUNKY MONKEY BABYSの『告白』。
音痴ではないが、歌唱力は46程度なので如何なものか。]
――文化祭/屋上――
[休憩時間、お互い浴衣姿のまま。
歩の手を引いてやって来たのは、夕暮れの屋上だった。]
ここだったら、誰もいないかなって。
さすがに皆の前だと、恥ずかしいというか……。
[小首を傾けて微笑む。]
あのね。
もうすぐ、バスケ部、秋の試合が始まるって聞いて。
私に出来る応援って何かなって考えて。
……これ。
良かったら、歩さんの傍に。
[胸元からハンカチを。
手のひらの上で開くと、シンプルな形のお守り入れが姿を現す。]
[紺地に薄紫色の飾り紐は彼をイメージしたものだった。
一針一針、想いを込めた。]
中には、お守りが入っているの。
……神楼神社にお礼と一緒にね、御願いしてきたんだ。
[恥ずかしげに目を細め。]
歩さんが、怪我や病気をしませんように。
目指したいものへ、あなたらしく――歩んでゆけますように。
[瞼を伏せ、今一度お守りに願いを託そう。
そっと両手で差し出した。
その時、涼やかな秋の風に、かすかに香るかもしれない。
お守り袋に忍ばせたのは、
青い月の薔薇のポプリ、ひとかけら。*]
ー文化祭・屋上ー
[文化祭も、もう終盤。夕暮れ時の休憩の頃に、小春に手を引かれて屋上へ。]
2人になれるのは、歓迎ではあるけど。
[>>-71 どうかしたのか?というように首を傾げれば。
浴衣の胸元から取り出されるハンカチ。]
あぁ、再来週の日曜から毎週末毎だな。
……側に。
[お守り入れと、彼女の顔とを交互に見つめる。
紺の飾り紐が本当に丁寧に縫われていて。その手間や想いを、感じれば心が満たされるような。
そっと両手で差し出されるそれを、自分も両手で包み込むようにして受け取れば。]
ボールケースに、付けようと思う。
……俺は、うん。自分らしくというのを失わないようにしたい。その中で、小春の全部を受け入れたくて。
そして、受け入れてほしいって気持ちもあるから…日曜だし、来てくれると…嬉しい。俺が其処で見ているものを、見せられられると思うんだ。
[ボールケースに付ける、その理由は。
シューズは最悪無くても、ある程度気をつければ楽しむ分にはプレーできるだろうけれど。
ボールが無ければ、始める事さえ出来ないから。そして、一番大事に出来ると思うからだ。
これから、きっと。格好悪い姿を見せることが以前より増えるんじゃないかと思う。
でも、それでも。偽るようなことはしたくない。隠すようなこともしたくない。全部を見せてほしい、受け止めたいと思うのに…自分が隠そうとするのは問題外だと思うから。
そして、1つ言えるのは。]
ありがとう、これで…俺はもっと頑張れる。
[そう言って微笑めば、ふわりと漂った薔薇の香りに再び目を瞬かせることになったのだった*]
[自分の全てを受け入れる。
その言葉に目を瞬かせながら、心の中を過ぎるものがある。
中学時代のあのことも、いつか彼に語ってしまえるだろうか。
――きっと出来る。
穏やかに、微笑みながらそう思える自分がいた。
そして何より。
彼のことをもっと、もっと、知っていけたらと思うから。
試合を見に行きたいと確りと頷いた。]
……うん。
ちゃんと見に行くよ。行かせてください。
[夕陽に照らされる歩の姿を、純粋に、綺麗だと思った。
容姿の問題だけではなく、その心の在り方が。
真っ直ぐに瞳を見上げる。
遠くの明るいざわめきと、風の音と、自分の鼓動、息を吸って、]
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