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物憂げな女性 に 7人が投票した。
新月族 リコリス に 1人が投票した。
物憂げな女性 は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
――山小屋――
[眼球、脈拍、呼吸、皮膚。
生命の徴候に異常なし。
簡単な問診からの、冗談の応酬。
さすがに疲労の色は隠せない。
その場にいる全員の診察を手短に済ませ、窓の外の空を見上げると、そこには綺麗な夕焼けが広がっていた。
鱗のような雲がたなびき、紅葉はますます燃えるように紅く染まっている。]
あれは一体、何だったんだろう。
[誰にというわけでもなく、ぼそり、と、言葉をこぼした。]
[グールに取りつかれ、怪物と、トンネルの崩落から逃げ延びた愛車は、山小屋を発ったままの姿で、新たな傷一つ見つからず。
怪物に投げつけたはずの工具箱も、そのままの状態で見つかった。
まるで、はじめから全てが無かったかのように。
そして、彼女も。]
……さくや。
[薄々感じてはいた。
しかし、名前を口に出すと、微かな寂しさが胸に宿る。]
[私は、車を包んだのであろう金色の光は見ていませんでした
魔法というのは精神力を使います。深淵を覗き見た代償
魔導書を読み、腹の化け物を始末する為
得た知識は皆が助かるのに一役買えて
良かった、と思いました
其れと同時に私、もっと生きたいと強く思う様になりました
馬鹿ですよね。こんなにも――未練が残るなんて
少しの息抜きと、それからアイツの手掛かりを求めてのツアー参加が
人生観すら、変えてしまうなんて
ヒイラギに手渡され、手に持つ槐のお守りが、
全て元通りになった今でもこの怪異が
夢ではないと言っているの、ですが]
― 山小屋 ―
んぁ……っふぁ……
[淑女としてはしたない欠伸をしてしまいましたね失敬失敬。
ヒイラギさんに簡易診断をして頂いたのですが、身体には異常はありませんでした
腹の中の此奴以外は
空はまだ淡い夕方で、雲に色を残しているそんな秋の風景
あの怪異が起こったなんて俄か信じがたいでしょうね
ほら、車も元通りですし
もしかしたらあれは精神だけが怪物に取り込まれていたのかもしれません
じゃないと、この子が宿主の私に干渉してこなかった理由がわかりませんもの]
――今は、そうですね
こうして皆が無事であることを喜びましょうよ
さくやさんのことは――気になるならまた
皆で日を改めて、探せばいいじゃないですか!
だって私達、生きてるんですもの!*
[クラーラが、笑顔で告げたその言葉>>4は、夕暮れの風に優しく響いた。]
そうだね。
きっと、そうなんだろうな。
[私も言葉を返すが、夢か現実か、そんなことはもう、どうでも良くなっていた。
私達が迷い込んだ恐怖も、出会いも、全ては心に刻まれている。
クラーラが手に持つ、槐のお守りを見やると、]
それは、君が持っていてくれ。きっと、さくやが守ってくれるよ。
[彼女の笑顔が、この先の辛いことで失われないよう、祈った。
日が沈んだ後の西の空では、宵の明星がひときわ明るく輝いている。
振り返ると、東の空からは、今まさに、真っ赤な満月が昇ろうとしていた。*]
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