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ぜんいんあつまったみたいだよ。
さあ、はなしあいだ!
どうやらこのなかには、むらびとが12にん、じんろーが1にんいるみたい。
―とある惑星の、とある島国―
……何かしら。
[片田舎の集合住宅。経営者である老婦人は、隣室で不審な物音が響くのに気付く。
自らの住まいである101号室を出て、隣室、すなわち102号室の扉をおそるおそる開けた]
あら、まあ。
[狭い室内に折り重なるようにして倒れている、奇妙な出で立ちの人々。
それを目にした途端、老婦人の表情はぱっと晴れた]
そうそう、そうだったわ。
新しく入る人たちが来るのが、今日だったじゃない。
[不可解なできごと。
生き甲斐を喪い、寂しい日々を過ごしていた彼女の老いた脳は、目の前の唐突な事態を、自分の望みを叶えるものへと変換した]
でも、何で寝てるのかしらねえ。
ああ、そうだわ。きっと、時差のあるところから着いたばかりなのね。
じゃあ、話は後にしましょう。
[自室へ戻った老婦人は、いそいそと押し入れから手提げ金庫を出してくる。
中身は、アパートの各部屋の鍵だ。
部屋割り用ランダム
番号の小さい順に102号室〜の部屋番号割り当てます
同じ番号なら入村の早い方を先に
ディタ…78
レディ…78
ライリー…81
ノチェロ…46
サンシア…66
シードル…47
ヘレス…92
サファイア…74
グノ…93
ライフ…91
ジキル…71]
―しばらくの後・102号室―
「接続を確認しました。非常事態モードにて起動しています...」
[部屋の隅に置かれたモニタが、音声を発した。
数秒の後、画面には”ミスティ”の姿が映し出される]
「おはようございます。戦艦メインAI”ミスティ”です。
おはようございます」
[帝国軍旗艦のメインAI、ミスティ。
画面に表示されているのは、いつものインタフェースと同じ人型の姿だ。
目を覚ました者たちに向けて、ミスティは現状を報告する]
[そして、
・周辺の環境を解析し、大気組成・気候条件等、生存に問題無しとの結果。
・この惑星の文明は原始的であり、惑星間の有人飛行の技術を持たない。よって、現地政府に交渉しても帰還手段の提供は得られない。
・そもそも彼らは星外の生命体との接触経験を持たないと推測され、現在の状況で素性を知られるのは当方にデメリットしか無い。
・いずれかの軍と連絡が可能となるまで、ここに滞在するのが現状ベストの方策と考えられる。
・この地域の言語は、各人のナノチップ内蔵辞書で対応可能と思われる。個人差はあるかも知れない。
・この建物は個人が経営する集合住宅であり、しばらくの滞在には適している。
・なお、非常環境下での私闘・傷害・殺害については重罪となり、軍法会議の対象となる。
以上のようなことが告げられた]
あら、皆様お目覚めね。
話し声がしたから、そうじゃないかと思ってたのよ。
[ミスティの話が終わったころ、102号室の扉が開き、老婦人が顔を出した。
各人の体内に埋め込まれているナノチップの内蔵辞書により、老婦人の言葉は翻訳されて脳に届く。
意味がわかるかどうかはまた別だ]
ここの大家のラスティよ。よろしくお願いしますね。
いきなりお金の話で申し訳ないけど、最初にきっちりさせておくわね。
月々の家賃が……
敷金と礼金が……
洗濯機と乾燥機は二階の端に共用の……
[皆に口を挟む隙を与えず、費用と設備の説明を始める。
ただ、「全員がここに住む」ことについてはなぜか決定事項のようだ]
こんなところかしら。
私は101号室にいるから、何かあったら訊いてくださいね。
そうそう、これ部屋の鍵ね。
[各人に手渡される、金属製の小さな平たいスティック。両側には不規則な凹凸が刻まれている。
また、樹脂製の丸い板が細い金属のチェーンでスティックと繋がれており、そこには何らかの文字が書かれている。
辞書の働きにより、それが数字であることがわかる]
各々に配られた数字は、
ノチェロ……102
シードル……103
サンシア……104
ジキル………105
サファイア…106
ディタ………201
レディ………202
ライリー……203
ライフ………204
ヘレス………205
グノ…………206
謎の物体を配り終えると、老婦人は部屋を出ていった]
[ふたたび、画面からミスティの声が響く]
「金融システムへの接続を試みます。
皆様の口座を開設し、先ほど言及されていた「家賃」等を支払えるよう、預金データを作成します。
電子的通貨偽造となりますが、非常事態です。
この後は解析速度を向上させるため、インタフェースを最小モードに切り替えます。
御用の際は音声入力を行ってください」
[そして、ミスティは沈黙した。
自動では無いドアの開け方を発見して部屋を出た者は、この建物が二階建てであること、各階に6つの扉があることを視認できる。
それぞれの扉の上部には、各人に配られた樹脂板と同じ数字が書かれている]
[各部屋は最初の部屋と同じ広さであり、最初の部屋にあったのと同じモニタが置かれている。
やがてミスティから、金融システムへの侵入を終えた旨が報告される。
各部屋のモニタから、同じように。そして]
あの、さっそく振り込んでくれたのはありがたいんだけどね。
ちょっと多すぎるのよ……
振り込み戻すのも手数料かかっちゃうから、はいこれ、現金でね。
[しばしの後、老婦人が各人に掌より少し大きいくらいの四角いシートと、金属製らしき小さな丸いプレートを配って回った]
[部屋番号はランダムに割り当てましたが、PC同士での交換等は自由です。
各部屋の設備についてはwikiを参照してください。
それぞれの部屋のTV画面を通して、個別にミスティと会話できます。
ミスティおよび大家ラスティに話しかけた結果については、皆さんで確定して頂いて構いません。
(村建て宛の質問の場合はその旨書いて頂ければ、こちらで回答します)
天声は以上です。時間かかって申し訳ありませんでした*]
―???―
[夢を見ていた。
幼い頃、父に連れられて行った皇宮。お転婆がすぎて迷子になってしまい、発見してくれた軍人に背負われて戻ったときのこと]
ライリーは強いのね。
[自分を軽々と背負う彼に、はしゃいでそう言った。
小さな少女ひとり、鍛えた身には重さなど無いも同然なこと、
警護の者たちが責任を問われる重大な問題になったこと、箱入りの姫は何も知らぬまま]
ライリーたちがこの国をまもってくれるのなら、安心だわ。
[その国へ、後に自らが刃を向けることなど知らぬまま。
そのときはただ、身に触れる広い背があたたかく――]
……?
……あたた、かい?
[違和感を覚えて目を覚ます。
体の下に何か、いや、誰かがいる]
え、何っ!?
[慌てて体を起こせば、そこには<<帝国軍 ノチェロ>>らしき姿]
え、やっ、ちょっと、何、誰!?
[戦場で何度も通信でやりあった相手だが、間近で会ったことは無いし、倒れ伏した姿ではわからなかった。
ただ、その服装から帝国軍の者であることは知れる]
うそ……どうして。
[まさか、捉えられてしまったのか。
記憶を辿る。
旗艦へ戻る途中、急に周囲が歪んで、意識を失ったのだった]
何が、あったの。
[辺りを見回す。狭く薄暗い部屋。
自分の知識の中で、該当する場所は「牢」しかなかった。
当然、実際に入ったことなど無いが。
だが牢にしては、いくら何でも帝国軍の者と一緒に放り込まれるのはおかしい。
仮に自分が捉えられたのだとしても、粗末には扱われない筈だ。
そう信じてはいた]
何なの、これ。
シードルは……みんなは、無事?
[さらに良く見れば、室内には他にも大勢がいる*]
―― フライハイト ――
[>>0:169フライハイトのゆるい雰囲気は嫌いじゃない。
お堅い場所というのは肩が凝ってしまう。]
はいはーい、おまかれあれ、ですー。
それじゃあ私は適当に休憩してる、のでー。
作戦立案とか何かあったら呼んで下さい、ねー。
[そう言うと、ふらふらーっとその場を去って。
適当な部屋で得物の手斧を弄っていた時の事だった。
艦内にけたたましく鳴り響く警告>>197。
それと同時に、びり、と肌に焼き付くような違和感。
どこかに深淵へと引きずり込まれるような形容しがたい悪寒。]
これ、は――!
[――事態が収束した時、その場に《血染め》の姿は無く。
愛用の手斧だけが、床に転がっていた。]*
[ガバッと起き上がる。相棒は人だった。相棒が人になってた。んなわけねェだろ。
俺様どっかの惑星に墜落したんかな。そんでこの人が俺様のこと助けてくれたんか…優しいヤツだな。]
おゥ…この度はお助けて貰ってあざしたでございますゥ。そんでここはァ…どこなんすかねェ?
[お礼ついでに周りを見渡すと]
アァン??なんでアンタ等がいんだァァァ?
[見慣れた顔と見慣れない顔がいっぱいいた。
一人ぼっち怖ェしとりあえず近くにいた<<銀灰の ライリー>>をゆさゆさしておく。
それに助けてくれたオネーサンもなんか動揺してる。この声聞いたことあんだけど。]
アーーー!!オメェ!!オヒメサマの声に似てね?
アァオヒメサマってのは紅い機体に乗ってるヤツでよ。それが強ェのなんのって…
[ゆさゆさ。早く起きろよォ。俺様じゃァなんもわかんねェんだって!!ゆさゆさゆさゆさ]
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