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だからかね。
あんたが言ったみたいに、貧民街と言うか、
奴隷市場から逃げ出したような女の子を助けたんだ。
その娘は凄く薄汚れていて、ボロボロで
とても人間扱いされていたとは思えなかったね。
でもその娘も生きてたんだよ。
身だしなみを整えれば可愛らしくなって。
あたしは生まれてくる子が女の子なら、
こんな娘になればいいなって思ったんだ。
その娘は自分の事卑下してたけど、
あたしは本当に綺麗だな、って思ったんだけどね。
1人でも逃げて、生きて行こうとするなんて、
きらきらと生命力に輝いている様に見えたんだよ。
だからあの娘をステビアって呼んだんだ。
白く淡い儚げだけれど、生きる力を持った花の名前。
あたしの娘に付けるには可憐過ぎて止めたんだよ。
[長い長い話。下らない、本質は何かと訝しがられただろうか。]
あたしはその娘みたいな子が欲しかった。
でも生まれる前に消えてしまった。
でも、でもね。
その子があたしに……占いの力を遺してくれた。
あの子が無事に産まれてくるならあたしは死んでも良かった。
この力が、あの子の命なら……あたしには重すぎる。
……それでも……大切なんだ。
クリスタ。
どうしようもなく重いって思うのは……。
その言葉が大切だからだよ。
クリスタがクリスタである何より大事な言葉で、
あんたがそれを受け入れるのが怖いのか、
他に理由があるのか判らないけど。
受け入れられないから重いんだよ。
あんたが背負ってると思ってるから重いんだよ。
自分の心臓を重いなんて思った事あるかい?
ないだろ?
その言葉はあんたの心臓だ。
だから、受け入れな。
あたしは、この力と共に生きていく。
[まとまりの無い言葉。
だが言葉にすれば自分の胸の奥で脈打つものを感じる。
間違っているかどうかではなく、信じた言葉を
探した自分の言葉で、彼女に伝え、包帯が取り換えられた
肩を押さえて彼女を見つめた*]
やっぱり……
ヤーニカ様は強い、ですね……。
[>>78きっと何より大切にしていた赤子。
消えてしまっても、それでも遺された力と共に生きていく>>80と、そう強く告げる彼女。]
私は……
今すぐに、何が何でも生き抜く、とは言えないけど……
受け入れ方なんて、わからないけど……
……今日を生きることができたら、ちゃんと考えたい、です。
[そうして、生きると結論できたら、きっと。
あのときの娘は自分だ、と名乗れるだろうから。
まだ少し目は赤いけれど、視界を歪めるものの消えた顔を下ろして。
遠慮がちに、彼女を見つめ返した**]
クリスタ……?
[何故ステビアが幸せだと知っているのだろう>>82
旅の何処か、まさか騒動に巻き込まれと、尋ねようとして。
茸のオムレツ>>1:78を彼女に頼んだ事を思い出す。]
そうだね。
幸せでいて欲しいと、あたしはずっと思ってるよ。
[修道女を見ていた瞳を細くする。
苦痛に耐える様に、眩しいものを見る様に。
あなたが誰かを尋ねる事はしなかった。]
強くなんか無いよ。
弱いから強くなろうと足掻いてるだけだよ。
[修道女の決意>>83に、今度こそ細めた目は
愛しいものを見つめる様に色を変える。
ここまで出来る狼がいるだろうか。
それでも、生きる事を考えると狼が言うなら。
何処かでいつか何か変わるかも知れない。]
結社員として、まだまだ甘いと思うけど。
あんたは変わろうととしている。
マイダはどうしてか……動かないまま。
精神をすり減らしてしまったせいかもしれないけど。
昨日ランスだった狼が言っていた。
『変わらないからこそ違和感を感じる』って。
あの娘がそれを示してる気がする。
それに……変わらないまま神の名を口にする彼女は。
[修道女が狼なら思惑に嵌ったと言う事だろうが。
それでも彼女になら喰い殺されても良いと、覚悟を決めて。
礼拝堂へ向かおうと立ち上がった**]
グサヴィエ様……だった、狼が……。
[変わらないこそ。
自分は、変わっていないように振舞おうとしていた。
けれどそうしようとするには、自分はあまりにも弱かった。
その結果、中途半端になっていた。]
[>>86きっぱりと言い切る様は、ランスが人狼であったと知っているかのよう。
彼女こそがそのランスだった者に成り代わられた人狼か。
それともランスを占った結果だからか。
娘にはわからない。わからないけれど、何が何でも生きようと、足掻こうとする彼女はとても眩しくて。]
[ヤーニカに――否、“彼女”に、生きていて欲しい。]
[彼女が人狼なら、きっとこの思いは間違っているけれど。
後悔のない結論を、出せた気がした。]
[マイダは、どうだっただろう。
彼女も、変わった……ように見えた。昨日までは。
キリクを避けていた彼女は、彼を痛みや苦しみから解放させてあげたいというように、自分の制止を拒むようにして、彼から燭台を抜いていた>>3:53
今思えば、あれはきっと、“人間らしい”行動だ。
今朝の彼女は……ランスの骸の前で、だれかと会話していた。
守ってあげる、と言っていたのはきっと、自分ではなく“フィリーネ”に対してだったのだろう。
変わったと思った彼女は、]
……変わらない、というよりも、逆戻りした……?
…………。
[娘もまた、ゆっくりと立ち上がる。
礼拝堂へ向かう為に。
けれど、その前に。]
ヤーニカ様……
……護身用に、あまり肩の負担にならない武器くらいは、持って行った方がいいと、思います。
[マイダが人狼なら。
足の負傷が癒えてきている自分ではなく、真新しい負傷があり、無防備な彼女を狙うかもしれない。
それに娘が人狼なら、いつこの鉈が彼女へ向けられるかだってわからないのだから。
包丁を持つくらいはした方が、と台所へ視線を移した。]
[強くない。弱い。彼女はそう言うけれど。
やはり彼女はどこまでも強くて眩しい。
ああ、汚らわしくないとはこういうことか。]
……いきましょう。
[礼拝堂へ。マイダの元へ。
歩き出す前に、娘はヤーニカへ顔を向けて、
先の細めた目に応えるように、ぎこちなくも、作り物でない笑みで笑いかけた**]
― 礼拝室 ―
[以前祭壇代わりだった長机の前には赤黒く変色した血の魚。
真っ二つになった椅子と、床板の傷。血の跡。
あの日も今日も、暗い空には雨が降り続いていて。
目を閉じて血の跡を閉めだしてしまえば、あの日の一瞬の続きに戻れるのではないかとさえ思える。
何もかも、止まない雨が見せた悪い夢に過ぎないのではないかと]
ねえ、もう2人とも決めたかなあ。
きっとそろそろ来るよね。
[薄暗い室内、閉じた扉の正面。
いつかと同じ壁際のベンチに腰かけて2人を待っている]*
− 食堂 −
[今の今まで自分達の立場を忘れていた様な
修道女の様子>>87に苦笑する。
その頭を撫でてやりたいが、それは自ら歩こうとする
彼女にするべきことではない。]
保護してくれるかどうかなんて思わなくて良いよ。
二度も騒動を生き残る優秀な結社員だ。
向こうから頭を下げて貰う位の気概で行こうじゃないか。
[命を落とした者に心を向けているとまでは気付かずに
共に行こうと手を差し出した。]
逆戻りしたくなったとしても。
戻らないんだよ。
[マイダが人間であれば、
その心はどれだけ傷付いているだろう。
いや、人間ではなく、狼だとしても。
演技では無く、前に進まないのなら。]
前に進むのを止めたら、駄目なんだよ。
[どちらかしか生き残れないのだから。]
そうだね。
あまり振り回せないかもしれないけど。
[武器をと勧める修道女>>90に頷いて、
手斧や鋤があれば良いと思ったが、嵐の中出て行くのは
体力を消耗するだけだ。
使い慣れた包丁と意味は成さないだろうが、
鍋の蓋を盾代わりにそれぞれ片手に取った。]
ふふ。
お城の騎士様みたいだろ?
[こんな時なのに、こんな時だからか。
笑顔を見せる修道女に、おどけた様に笑い掛けて、
礼拝堂へと歩き出した。]
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