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……床の具合心配なので見てきます。
誰かが転んだら危ないので。
[言うだけ言ったアリスが去り。
一人また一人と人が立ち去っていく中、男も誰へともなしに、どこか場違いのような日常の事を言って食堂を後にした。
頑ななほどにクリスタの方を見ようとしないまま。**]
― 廊下 ―
や、だから
[鉈を引き抜き眺めるマコト>>44に、どう言ったものか迷う。
彼が行ったことではないのか、何があったのか。
迷って言葉を詰まらせていると、たった今知った様な呟き。
その後続きがあったが、それでもパーツは余りに足りない。
けど、]
そ、すか。いや大丈夫すよ。んな頭下げないでください。
えと、釘なら届いた物資を置いてる部屋にあるんで、
[考え込んで云々なら自分にもあるから。
思考は流してしまうべきだ。常時考えている必要は無い。]
…その……マコトさん?
[意識を揺らしてる間に彼もぼうっとしていたらしく、声をかけたのとかかったの>>63のはほぼ同時。
ヤーニカが来れば>>65挨拶を返して、転んでしまったのには慌てながら、やるべきであった事>>17を思い出した。]
― 夕方:自室 ―
…あ゙
[やってしまった。
資料を置いた>>92と聞いて、部屋に立ち寄ってしまったのがいけなかった。読み耽って、気付けば昼が過ぎ、夕方だ。]
―――はー……ぁ、
[ニイナに昼前、
「キリクさんが、マイダの事を気にかけてほしい。っつって、ニイナと俺に。お前の負担にはならない程度でいいから、俺からも頼む。」
「それと、資料ありがとうな。礼言いがてらマイダに包帯と薬届けてくる。」
等々、言っておいて。深い溜息がつい漏れる。]
ん?ああ、アリスさん。
[今からでもと立ち上がると、ノックの音。鍵のない扉が開けば、アリスが食堂へ集まってほしい>>#2と。
何の話があるかも知らず、昼を抜いて鳴る腹を押さえ、食堂へ向かった。]
― 夕食後/台所 ―
[洗い物を終える頃には表面的な汗は引いたけれど、服はべたりと肌に纏わりついたまま。
修道服はこれ一着だけ。湯浴みがてら洗って、部屋の中で干すか。
明日までに乾くかどうか、かなり怪しいけれど。]
[火の消えたかまどの前で立ち止まり、自分を見ずに食堂を出たマコトの席と、交互に見つめた。]
炎は穢れを浄化する……。
[彼の言葉を反芻するように呟く。]
[自分が穢れている、などと意識し始めたのはいつからだろう。
それまでは、ただ生きるために必要なことをしていただけで。
きれいな人間にどれだけ軽蔑されても罵倒されても、何も思うことはなかったのに。]
[人狼騒動のときには、既に自覚していた>>0:97
ならばそれよりも前からか。
いや――騒動が始まってから、か。]
[なぜ。いつから。
疑問は洪水のように湧いてくる。]
[消えているとはいえ先まで火のついていたかまどの前にいたせいか、また額がじとりと汗ばんできて。
洗い流すべく、娘もまた食堂を出て、浴室へと足へ向ける。]
― 浴室 ―
[人目を避けるようにしながら脱衣室への扉を開くと、脱衣籠にはロザリオなど最低限のものだけ入れて、服を着たまま浴室へ。]
[ベールを脱げば長い髪がばさりと下ろされ、ローブを脱げば下には刻印と、今はもうだいぶ薄れている鞭の跡。
商品だから殺すつもりでさえなければそこまで強く叩かれはしないものの、やはり消えずに残るものも多い。]
……やはり水では穢れなど洗い流せないわ。
[床に置いた衣服ごと洗うように湯を被るも、消えないものを眺めながらひとり呟く。
それでも、消してしまいたいというように、手拭いで右太腿の刻印を、ごしごしと何度も擦った**]
➖ 礼拝室 ➖
[この中に狼がいるということはもとより、結社が自分たち生き残りを疑っているという降って湧いたような話を未だ受け止めきれず、現実からの浮遊感を伴って礼拝室に入れば、降り続ける雨のせいで室内はぼんやりと霞んでいた。
白いクロスだけが薄暮に浮かんで奇妙に目立つ。
半ば手探りに燐寸を擦って、祭壇に立てた左右の燭台に火をつける。
小さな炎は四隅に闇を残して柔らかな光を投げかけた。
十字を切って跪き、見上げてもそこは空っぽだ。
目を閉じ、胸の内に祈りを探る。
やがて胸の下に手を組んで頭を垂れると低く微かに祈りの言葉を唱え始めた。
静かな声は窓越しの雨音にたゆたう。
開け放しの扉から流れ込むかすかな風に炎が揺れるたび、年季を経た壁や床に黒い影がゆらゆらと踊っていた]**
― 夕食:食堂 ―
んだよそれ、
[始まった話>>#3に食事の手が止まる。
漏れた言葉は結社へ、ではなくアリスへ向いていた。
力のある視線もその笑顔>>#4も、理解が追い付けば虚勢にしか見えなくて。頭が芯から冷え切る。
さっきの資料の中にもっと有力な能力者が居なかったか、どんな能力者なら憑狼を見つけられるのか、記憶を辿る。
この冷静ささえ、自分にとっての虚勢か。
それでも漏れた呟きが、誰かの耳に届けば、]
無駄…だろ、犠牲が出たら、
[それは、酷く冷たく響いたろう。
その憑狼が居る前提で思考は回っていく。回って、回って、空回って、何も思いつけないのがもどかしい。
食事の残りを流し込んで、目指すは、]
…そ、だ。
[資料、資料室、未だ持ち歩いていた包帯と薬。
繋がって、行動が決まる。
マイダの姿はまだあっただろうか、無かったとして追い付けただろうか。
声をかける事が叶ったのなら]
資料ありがとう、ニイナから受け取った。
その、礼っつったら変だけど、薬、抗生物質と、包帯。
ずっと巻いてるから、替えに。
[キリクの名は出さずにそう伝えて、資料室へ向かうのなら同行していいか尋ねただろう。**]
―廊下―
[穴が開き、無残になりつつある廊下の一部。
ランス>>113に教えられた資材の運び込まれた部屋に寄り、釘と金槌とロープを持ってそこへと戻ってきた。
そして早速、床の穴に用意されていた板をを打ち付ける。]
人狼。
また、また、ああなるのなら。
俺のやるべき事は……。
[耳鳴りのせいか鈍くも思考が回る。
また、目を逸らさなくてはいけないのだろうか。
釘はすぐに打ち終わる。
躓きそうな不自然な段差ができるが、本格的に本格的に直すには周囲を丸ごと引っぺがさなくてならないだろう。
ついでに余った板を柱にして、応急処置をした痛んだ床周辺にロープを張った。
それらの作業が終われば、鞘に納めた鉈を腰にぶら下げて、余った板と釘とを抱え、歩き出した。]
[アリスの言葉を受けて食も進まず散っていく面々を見るともなしに見送り、廊下へ出ようとしたところだったか。グサヴィエ>>121の声にはっと顔を上げる]
……ランスさん。
今日は行き違いになりそうだったから、ニイナに届けて貰えてよかったです。
[噛みそうだし、ニイナに合わせてランスと呼んでいる。
彼女とのやり取りから兄のような性分とは思っていたが、少し意外だ。
ぼんやりと刺青を見上げて気遣いに目を瞬かせつつも、申し出はありがたく受けた]
大したことしてないのに、かえってごめんなさい……。
はい、資料室に──良かったら、ぜひ。
少し、聞きたいこともあって。
[包帯などを自分で持とうと手を差し出しつつ、歩き出そうか]
──えぇと。困りましたね。
憑狼、なんて。
本当に次々人間と入れ替わってしまうなら、犠牲が出たら占いが信用できなくなっちゃう……。
[廊下での道中は言葉少なだった。聞きたい質問は、人前では憚られたから。
代わりに、ポツポツと先ほどのアリスの話について呟く。どこか追い詰められたような表情で。結社員になってからを想定するようにも、後の惨劇を仄めかすようにも聞こえたかもしれない]
― 礼拝室 ―
あれ、マコトさんいつからいらしてたんですか?
よろしければ、どうぞこちらへ。
[祈りを終え、ふと戸口から差し込む影が揺れたのに気付きそちらを見れば、いつのまにかマコトが来ていたらしい。>>123
何を祈っていたかと問われて、少し恥ずかしそうに苦笑しながら]
うーん、大したことじゃないですよ。
ただ、今日みたいな明日になるようにって、そんな程度です。
本当は当たり前のことなんですけどね。
…マコトさんは思い出せますか?
こうなってしまう以前は、どんな気持ちで毎日を送っていたか。
[ちらちらと揺れる燭台の炎を見つめながらそう問いかけた]*
― 浴室 ―
「これだから異端者は」
「平気で人を殺せるなんて」
「汚らわしい」
[刻印のある場所が赤く熱を持っても、娘は表情を変えることなく擦り続ける。]
「お前は家畜だ」
「平気で知らない男と寝れるなんて」
「汚い……」
[村で投げられた言葉が、貧民街で浴びた言葉と重なる。
貧民街での自分も、処刑を請け負った自分も、どちらも穢れきっている。]
[後戻りできないところへ堕ちてから、自分が穢れた存在だなどと自覚してしまったら、もう、生きていくことなどできないのに。]
「――――……。」
…………。
[ふと、脳裏にだれかの声が浮かんで。
娘の手はぴたりと止まる。]
…………痛い……。
[気が付けば手拭いは赤く染まっていて、太腿からは血が流れていた。
それでも、刻印が消えることはない。]
[修道服を絞ると、脱衣室へ出て、手拭いで太腿を縛った。
別の手拭いで髪の毛ごと頭を巻いて、バスローブを羽織り廊下へと。]
[浴室と脱衣室までの間に、血の跡を残したままで*]
− 食堂 −
[昨日まで、いや昼までは歪であるが、それなりに
楽しい食事を過ごせた場所は、今や間も無く迎えるだろう
嵐の前触れの様な雰囲気になっていた。]
ニイナ。
[信じたいと喉の奥から絞り出し、燃え尽きない残酷な
幻影を追い掛けた自分を、怯える声>>98が引き戻す。]
大丈夫。大丈夫だよ。
アリスは、いない事を証明する為に話してくれたんだよ。
[彼女や周りや自分を落ち着かせるように
言葉にしても、消し忘れた火が燻ぶっている。
そんな感覚に気付きたく無くて皆を見る。]
[ニイナには声は届かなかったのかもしれない>>99
こっそりやればと言う呟きは聞こえなかったが、
同じ事を思っていた。
もしかしたらそこにあるものは
違うものかもしれないけれど。]
牧師様。
ニイナはお任せするよ。
[彼女を宥める牧師>>103を見ながら、少しだけ羨ましいと
思ってしまった。
ここでは自分が抱きしめてやらなければならないと
気を張っていた。
誰かに頼られる慕われるのは悪くない。
でもどうしても、頼りたい守られたいと思うのは。]
あたしも業が深いね。
[もっと必要だと思う者にこそ
手が差し伸べられるべきなのだ。]
マイダ……あんたも無理するんじゃないよ。
あたしも手伝えることがあったら言っておくれ。
あ、後で資料探させてもらうよ。
[もっと怯えるかと思っていたマイダは
意外と冷静だった>>106
ただ、何の続きなのか。
それを聞く事も想像する事も憚られる。
必死に楽天的に考えようとする思考を、赤く流れ、
赤く燃えた炎の幻影が呼び戻す。]
根を詰めないようにね。
[資料室で見掛ける事が多いマイダは資料室の管理者の
印象が強かった。]
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