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― 現在:やはり食堂にて ―
……チッ。
[鍛錬でもと外へ出ようとして初めて気付いた。天気があまりに悪い。
雨、むしろ嵐が来そうな空模様。
色々な事をはっきり思い返し始めかけて、それが嫌で踵を返してきていた。]
今日は一日資料探して読んでるか…
[騒動が起きた村で人々が目覚めたり、元々持っていたりする能力が一纏めにされた資料を始めとして、目星を付けて探しては読んでいた、
資料室でよく見るマイダ>>0:105に何を探しているか伝えて、手伝ってもらう事もしばしば。
虚空へ話し掛ける姿に思う所がないでもないが、なるべく触らないようにしていた。]
の、前に珈琲でも飲むか。
[そうやって淹れて戻ってきて、窓辺へ立ったまま珈琲を啜っていれば、彼の目>>0:143にも留まる事だろう。]
― 台所 ―
[料理に集中したいのに、雨音がうるさい>>#0
否が応でも窓の外が気になってしまうじゃないか。]
……随分遠くへ来たのだもの。
来るわけがない、とは思うけれど……。
[自警団に見つかって捕まれば、貧民街に連れ戻されて処刑される。
ここは結社の庇護下にあるとはいえ、絶対にここまで追ってこられないとは限らない。
結社によって人間であると証明されれば、自警団に追われる理由はなくなる。
自警団は「人狼の」娘を追っているのだから。
だからそれまでは――]
…………あ。
[考え事をしていたら、オムレツに使うつもりだった魚が少し焦げてしまった。
雨に叩かれる窓を小さく睨むが、焦がしてしまったのは自分だ。責任を取ってこの部分は食べよう。]
― 食堂 ―
すみません、ランスさん。
いきなりで申し訳ないのですが。
[雨音の騒々しい窓辺でコーヒーを啜る男>>15にそういって差し出したのは、定期的に補充される物資>>142にあった、包帯と抗生物質だ。
噛むのも失礼だとおもい、いっそ潔くラストネームを使っている]
マイダさんの傷の状態、見てやってもらえませんか。
ここと…ここに、衛生面を考えると、包帯を替えたほうが良いと思うんです。
[そういって、自分の首と肩、左腕までを指さした]
あなたと、ニイナさんに。
筋違いな頼みですが、彼女のこと、お願いできませんか?
[活気を取り戻しつつあるニーナと、その支えとなっているらしいランスが、未だに逝ってしまった者達との会話を繰り返す彼女を引き戻してはくれまいか、と淡い期待も込めて。
にこにこと差し出した包帯と薬は受け取って貰えただろうか?]**
[泡立てた卵に火を通す。
余計なことは考えずに集中しよう。
パテとサラダを前菜に付けるのもいいだろうか。
デザートには果物をふんだんに使ったパイを……]
[“仕事”をしていた頃から、食事を作ることは好きだった。
作っている間は叩かれることもなかったし、“家畜”である事も忘れられる。
そして――もっと別の理由もあるのかもしれないけれど、娘にはそれが何かわからなかった。]
[食事が出来上がる頃には、きっと時刻は昼食時だ**]
ん、ああ。どうしたんすか?キリクさん。
[顔を上げた先にいたのは、牧師>>17。
物腰の柔らかい印象が悪くない彼が差し出したのは、包帯と薬で。
残りの珈琲を飲み干して窓辺へカップをおけばそれらを受け取る。
ファーストネームを噛まれるのは、よくある事だ。]
俺でいいなら、わかりました。
ずっと巻きっぱなしは確かに良くないすね。
[指さされる位置をマイダに当てて思えば確かにと頷く。
その続きには幾らか表情を落として]
あぁ…はい。ニイナにも声かけときます。
つっても、何かできるかって言われたら、わかりませんけど。
[あればかりは、お願いされて直ぐどうこうできるとは思えない。
けれど気にかける位なら、そうする間に少しずつでも良くなれば、そうは思う。]
あ、そうだ。
あの雨で予定潰れたんで、何か手伝える事とか他にないすかね。
特に力仕事とか、あったらやりますよ。
[身体か頭かを動かしていないと、立ち止まって動けなくなりそうで。
だから訊いてみる事にした。勿論先ずはマイダの事だが。**]
―― 回想:17年前から10年のとある村>>0:114>>0:115 ――
[最初は怖い人?と思った。
だって、ずっと包帯をしているんだもの>>114。
案の友人だからと言って、最初は兄の背中に隠れてみるのが精いっぱいだった]
おにいちゃん……あのひとこわいよ……。
[少し怯えながら言った言葉には、兄の困ったような声でたしなめられた事を覚えている。
そんな事はないから安心しろ、って。
私は、それでもしばらくは不安だったけれど、兄の背中からずっとランスを見ているうちに怖くないのかなと思い始めて、最終的には兄とランスの後をずっとくっついているような、それくらいなついて行った]
―― 廊下 ――
[どこか雨漏りしている所はないか見回っている最中、今日のマイダの様子を考える。
見えない誰かに話しかけているのはよく見かけているけれど、私に何かできる事はないだろうか。
いつも話しかけてる人物はきっと近しい人物か親しい人物だったのだろう。
そう言った人がいなくなった経験は私にもあるのだから、その気持ちは少しだけでもわかってしまう]
――あれ?
[そういえばそろそろ結社員の一団がやってくるらしいけれど、嵐になったならどうなるだろうか。
雨の中に紛れて、何か妙な予感がしたけれど、ふとそんな疑問]
――お兄ちゃん。
[今は亡き兄。村を騒がせた人狼の一人だったかもしれない存在を思い出し、表情に暗い影を落とした]*
― 食堂 ―
ああ、ありがとうございます。よろしくお願いします。
[包帯と薬を受け取って貰えれば>>19、ほっとしたように表情を和らげた。
目つき、言葉づかい、顔を覆う入れ墨と、一見近寄りがたい要素も持ちながら、実際のところ彼はそう悪い人間ではない]
ええ、私も何ができるかは分からないのですが……
ただ、彼女が誰かに頼りたい、となった時には、縋る相手がいてやってほしい、と思うのです。
[それは彼我の最大の違いかもしれない、なんて思う。
ただ物柔らかなだけの自分とは違い、彼には信頼したい、頼りたいと思えるような、優しさの奥に強さの芯があるのだろう]
ふふっ…あなたは意外にいい人だ。
実はあなたのこと、もっと粗野な人だと思っていました。
あなたのような人にこそ、人は閉じた心を開くのでしょうね。
綺麗なごとだけではないと、苦しみも後ろ暗いことも纏めて受け止めてくれそうに思えるから。
[たとえばニイナのように]
[しかも面倒をすんなり引き受けてくれただけでなく、更にこうやって人に手を貸そうという]
そうですね…礼拝室の祭壇に十字架をしつらえたいのですが、1人では難しそうです。
今日は木材を伐りに行けそうにないですが、お時間のある時に手伝って頂けるととても助かります。
雨漏りも気をつけないといけないですし>>10、修繕が必要なところも何箇所かありそうです。
あとは…そうですね、ヤーニカさんが特製アップルパイを焼いてくれる気がします。こう、故郷の味、というか、懐かしくて優しい味で本当に美味しいんですよ。
とはいっても、台所の手は十分ありそうです。
[一つづつ思い浮かべながら、最後はだいぶ仕事とは関係の無い話になってしまったが、朗らかにそう伝えた]**
……あれ?
[そういえば、どうして自分はパイを作ろうなどと思ったのだろう>>18
貧民街にいた頃はその日を生きられる量を作って食べるだけで精一杯で、デザートを作る余裕なんて、止事無い客人へ出すときくらいしかなかったのに。]
…………。
[以前誰かが作ってくれたことがあったような気はする。
仕事の仲間か、顔も思い出せない母親か、それとも……。
だから無意識にそのときの事を思い出していたのだろうか。
ああ、違う。
食堂へ来たヤーニカが、アップルパイを作る>>5と言っていたからか。]
明日……ね。
[ならば今日はやめておこう。苺の砂糖がけでいいだろうか。
そんなことを考えながら手を動かし、とりあえずは以前作って寝かせていたパテや野菜など冷たいまま食べれるものを、食卓で誰かが話をしていたとしても気にしない素振りで、黙々と運んでいく**]
─ 廊下 ─
床が腐って落っこちたら、どうしましょう。
上の階が抜けたら、吹き抜けというのに、なるのかな……どう思う?
[天井にも天上にも思い至らない頭では、雨漏りの心配はしていなかったものの。無意識に誰かさんが踏み抜いた床板を思い出してか、恐る恐る歩きながら妙なことを考えている]
ただでさえ湿っぽかったのに、日も出ないんじゃ乾かなそう。
一応、日が落ちる前に、見に来ようね……。
[道中、洗濯物が干された大部屋の窓が閉まっているのを確かめて、フラフラ食堂を目指す。
天気も気分も良くないが、今日は夕日を見ずに済みそうで嬉しい。
騒動を経て、夕暮れが嫌いになった。
教会にお裾分けして、のんびりと明日に備える時間ではなくなったから。恐ろしい夜を待ちながら、地獄の火に投げ込まれているみたいだから]
[ここに来た当初は、ろくに食事も出来なかった。
特に、光が茜さす頃合いはダメだった。柔らかい光が、昏く血に染まりそうで。
それがマシになったのは、ヤーニカ>>0:138が娘たちにケーキを振る舞ってくれた頃からだろうか。
懐かしい、年上の女性の優しさ。
ほんの一口頂いたそれは、現実みを思い出させてくれた。
美味しいという感覚はなくしたままだけれど、誰の味かは分かるようになり、ニイナとクリスタが台所に立っているのに気づくようになった。
……私も、出来る事をしよう。
引きこもっていた資料室の戸口で見た、華やかな大人のひとの紅の色を思い出す。紅や茜は優しい日々の色ではなくなったけれど、夜に馴染んだひとのかんばせを、ぼんやりと思わせるようになった]
― 食堂 ―
いえいえ。確かにコレは。
[包帯と薬を示して承知の意を伝える。
ほっとした顔>>24、こういうのを積み重ねていこうと思ったのはニイナの兄と友達になれた頃からの事。
彼女本人に避けられなくなる迄は凹みもしたんだっけか、もう懐かしいと言ってしまえる程前の出来事だ。]
なるほど、縋る相手…。
ならニイナはともかく、本当に俺で?
[芯があると言うのなら、ひとえに村の人々のお陰だろう。ただ、自覚がある訳ではない。だからつい聞き返してしまう。
まさかキリクが偽牧師であったとは思わず、語られる言葉には首を横に揺らして]
…買い被りすぎ、すよ。
そりゃ、清濁併せて飲み込まねえとやってけない、とは思ってますけど。…他人の分までは、どうなんすかね、
[牧師さんの方が、とは言わない。ゆるりと首を振るのみ。
マイダの事を返さず受けたのと理由は同じで、二人が同じ村の出、だから。何かなかった訳がないから。
触られたくない筈の事に、わざわざ触れずともいいと思うから。]
…あぁ、……なるほど。
[相槌打ちつつ話を聞く。頭の端では必要な木材の量を考えて、雨漏り等の修繕なら倉庫へ残っている分で如何にか、しかし流石に十字架は、と見当を付けて]
なら、修繕は見かけたらやっときます。
十字架に使える木は嵐が明けてから、すかね。
[続きは仕事とは関係ないが、少しいい知らせだ。
ヤーニカのケーキを褒める話を、ニイナから聞いた事があった気がする。]
へぇ、ヤーニカさんのアップルパイ、当たれば嬉しいすね。
あ、俺炊事はてんで駄目なんで大丈夫すわ。
じゃあ、とりあえずマイダ探してみます。
[なるべく明るく軽く聞こえるように声のトーンを保って答え、引き止められなければその場を離れた。**]
[男は置かれた鉈に手を伸ばす。
ずしりと伝わる重みを確認する様に柄を握り。]
[がすん]
[真顔のまま投じた鉈は気の壁に突き刺る。]
……しまった。
[壁にも穴が開いてしまった。**]
[顔の入れ墨が特徴的なランス>>33の声に振り返る。]
……なにを?
[何処か不思議そうに男は、彼の顔と、足元の木の板、壁に刺さった鉈をゆっくりと順に見て。]
キリクさんが開けた穴を誰かが直そうとしていたみたいなんですけど、見当たらなくて。
釘がないんでそれを取りに外に出ていたらまずいだろうな、と。
だから、俺は大丈夫だけれど、どうするかと思って。
[壁に鉈の刺さった経緯以外を話す。
激しい雨音は治まる気配がない。
これほど激しくはない雨音に紛れる様に、これに似た鉈を手にして人狼騒動の夜を過ごしていた。
その冷たさを思い出す気がして、軽く腕をさすった。]
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