人狼物語(瓜科国)


1611 who are you?〜そして誰かがいなくなった〜


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牧師 キリク

 もしそうなら、幸いここにはあなたの恐怖を分かち合ってくれる人がいるでしょう。
 もちろん、私で良ければいつでもお話を聞きます。

[水を用意してくれたことにお礼を言い、食事を始めようとしたが、つと逃げるように去っていく背中>>120に]

 それとも…あの、覚えてなくて申し訳ないのですが。
 もしかして私、あなたに何かしましたか?

[こちらも胡乱に視線を泳がせつつ、聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいた。
3年前までは善人の皮をかぶって割と酷い生き方をしてきたから、その時に何かあった、と言う可能性もなくはない。

傷付いた者も多い今、化けの皮がはがれるのは避けたがったが、ばれてしまえばそれはその時だと思っている。
いっそ、何かのはずみにばれてしまえ、という期待さえあった。

ふう、とため息をついて食前の祈りをささげてからシチューとパンを食べ始めた]*

( 122 ) 2015/08/19(水) 22:15:13

修道女 クリスタ

 ― 台所 ―

 …………。

[キリクの問い>>121には、沈黙を返した。
 少し身を縮めて見上げる娘の態度は、不信からか、恐怖からか、彼の目にはどのように映っていただろう。]

[スープに浸したパンを口にしようとしたとき。
 再び自分に向けられたであろう声が聞こえた>>122

 ……少なくとも私には、貴方に何かをされた覚えはありません。

[もし貴方が“あそこ”に来たことがあるのなら、あるのかもしれないけれど――
 心の中で付け加えつつ、少し冷めたパンを口に入れた。]

( 123 ) 2015/08/19(水) 22:31:11

酒場の女主人 ヤーニカ

  ー 酒場での出会いと別れ −

[匿ってくれと頼んで来た少女は酷い見た目だった。
食うや食わずの生活でも無く、何よりその時は
弱そうに見えた彼女を守ってやりたかった。それだけだった。]

 なんだい、その絵は?
 子供が描いた方がまだマシだよ。

[お約束通りと言えるガラの悪い連中の登場>>63に、
他の客の酒が不味くなると掌で返したのは、
少女を物置と化した部屋に押し込んだタイミング。]

( 124 ) 2015/08/19(水) 22:35:49

酒場の女主人 ヤーニカ

 あんた達ねぇ。
 そんだけの図体揃えて、
 女の子1人エスコート出来ないんじゃモテないよ。

 ダンス覚えてまた来な。

[料理の注文も入って忙しいんだと追い返した男達の
言い分もろくに聞かなかった。
きっと聞いていても同じ対応だっただろうから、構うものか。]

 ん? 気にしない、気にしない。
 金なんてこの先幾らあっても足りないんだ。
 持ってな。

[礼と共に差し出された金>>64は男達を追い返したと
同じように掌を振って断った。
どちらの話も聞かなかったのだから、もう聞かない方が良い。]

( 125 ) 2015/08/19(水) 22:36:15

酒場の女主人 ヤーニカ

 そうだね。
 あの連中暫くこの街道をうろうろするかも知れないから。
 うちの金や物品や村人、客に手を付けないんだったら
 働いて貰うのは構わないよ。
 その分給金は期待しないでおくれ。

[牧師同様、来る者も去る者も拒まない。
盗み等の問題を起こさないならそれで良い、とあっさり
彼女を匿う事を決めた。]

 あたしはヤーニカ。
 あんたの事は何て呼べばいいんだい?

[何を抱えているかは知らない。
ただ尋ねたのは呼び名と、服のサイズくらい。
自分の服はなかなか派手で、自分で言うのも何だけれど
ふくよかさには自信があったから。]

( 126 ) 2015/08/19(水) 22:36:48

酒場の女主人 ヤーニカ

 女の子が生まれたら
 あんたみたいに可愛い子になるといいねぇ。

[姿を変えた彼女の姿に目を細めお腹を撫でた事を
昨日のように覚えている。
お腹は変わらず膨らみはしていないけれど。]

 あの子は元気かねぇ。

[どんよりとしたこの雲の下、行く宛てを無くして
立ち尽くしていないか、それだけが心配だった*]

( 127 ) 2015/08/19(水) 22:37:03

(村建て人)

パラリッ──古ぼけた本がまた風も無いのに静かに開いた。

「アリスはwikiに書いてある以外の設定は敢えてしておりません。
 皆様と共に生きるキャラですので、設定を逸脱しない限り
 自由に命を与えてやってください。

 ただし口調の統一などが難しいので台詞は作らないで下さい。」

今度は音も無く本は眠る様に閉じた。

( #3 ) 2015/08/19(水) 22:51:37

墓守 マコト

―台所―

[少し冷めたシチューを黙々と口へ運ぶ。
その間にもクリスタは台所へと出入りをしていたようだが、そちらや漏れ聞こえる声に反応することはない。]

 ええ、きっと。

[届いた呟き>>120にやはり独り言のように返す。
洗い場に空の皿をかたんと音を立てて置き、洗い出す。]

 もしも―――したら今度こそ。
 穢れを浄化しなくては。

[洗い終わったそこらへんに皿を無造作に置いて、食事を始めるらしいクリスタに軽く頭を下げ台所を出る。]

( 128 ) 2015/08/19(水) 22:56:29

墓守 マコト

 もう全部、穢れているんだ。

[耳鳴りがした。
彼女を責めたてる醜い怨嗟の声>>118だ。]

 …………。

[その時覚えた感情は思い出せない。
ただ誰を殺すのかこの手で決めた事は覚えている。

けれど実際に手を下せなかった筈の両手に、ぬるりとした感覚がこびり付く気がした。]

( 129 ) 2015/08/19(水) 22:57:01

酒場の女主人 ヤーニカ

   − 食堂の外から −

[ここに来た時は身1つだった。
心だってもう無いと思ったのに。
同じ人狼騒動の生き残りと言う人達と出会い、
見知った牧師やまだ若い少女たちの姿に奮い立つ自分も
確かに何処かにいた。]

 美味しそうだねぇ。
 他の人が作ったものを食べられるなんて悪くないね。

[窓を叩いた事に気付いてくれたニイナ>>72
差し出されたシチューの皿に、
お腹をぽんぽんと叩いてから親指を立てた。]

( 130 ) 2015/08/19(水) 23:00:12

酒場の女主人 ヤーニカ

 今日も美味しそうだ。
 すぐ行くよ。

[腹が減っては掃除もする気が起きない。
いつまでこんな何事もない生活が続くのか判らないけれど、
出来ればこのまま、と急ぐ雲を見上げて
屋内へと駆けて戻る。]

 ニイナ。
 あたしの分、勿論残ってるでしょ?

[バケツを指定の位置へ戻すと足早に食堂へ。
令嬢や修道女のようなお淑やかさとは縁遠い。
年上の自分が元気じゃなきゃ、誰が元気を見せるのだと、
重い髪を後ろへ靡かせながら、早速食事の心配を。]

( 131 ) 2015/08/19(水) 23:04:44

修道女 クリスタ

 ― 酒場にて ―

 ヤーニカさん、ですね……。
 私は……、

>>126何と呼べば、と問われて口を噤んだ。

 追われている身である以上、本名は名乗れない。
 かといって、ぱっと名前を思いつくこともできなくて。]

 ……お好きな、ように……。

[気まずそうに青の眸を伏せた。]

( 132 ) 2015/08/19(水) 23:05:44

修道女 クリスタ


 あ……。

[服のサイズを尋ねられて、漸く自身が裸同然の薄着である事に気がついた。
 けれど見られて困るものは身体そのものではなくて。]

 …………。

[咄嗟に太腿の内側を隠そうとするように両手を添えた。
 手の下から覗くものは大きな彫り込み。
 既に見られてしまった後だろうか。

 どこぞの組織>>113のものとは違うけれど、これも一種の、一生纏わり付いてくる刻印だ。
 それが意味するものは――*]

( 133 ) 2015/08/19(水) 23:06:12

善人 レーナ、メモを貼った。 メモ

( A4 ) 2015/08/19(水) 23:06:28

修道女 クリスタ

 ― 貧民街の医師は語る ―

[あれは今から半年くらい前か。いや、もう少し最近だったか。
 とある大きな館の主が死んだ。
 その体躯ははらわたが無残に裂かれていた。

 私に遺体を見せた自警団は「人狼に襲われ食い荒らされたのだ」等とのたまっていたが、あれは違う。
 人の手で、刃物で裂かれたものだ。それも、別の要因……頭部の打撲で死んだ後に。

 けれどそんなことを公表すれば私は自警団に殺されるだろう。
 私にも養っていかねばならない家族がいる。だから言ったさ。「この傷は間違いなく獣……人狼にやられたものだ」とね。

 そのために、シャリーという若い娘が人狼として追われる身となってしまった。
 聞けば幼くして親に売られて、あそこで働く事になったそうじゃないか。そのうえ人狼の容疑まで……
 家族の為だから後悔はしていないが、可哀想なことをしたとは思っているよ。
 まだ捕まっていないそうだが、今も無事だろうか――


 ――あの、娼館で働いていた娘は**]
 

( 134 ) 2015/08/19(水) 23:07:55

修道女 クリスタ

 ― 酒場>>127

 私みたいに……は。
 やめておいた方がいいと思います……。

[汚いところで生まれて、女だから働き手としては役に立たないと売られて、消えない家畜の証を刻まれて、ただ生きるためだけに身を削って。
 挙句には――

 そんな子を、みすみす作ろうとしてはいけない、と思う。]

 ……怖い人達に追いかけられるような女ですよ。

[自身の過去は伏せ、そう続けた**]

( 135 ) 2015/08/19(水) 23:08:25

善人 レーナ が村を出て行きました。


牧師 キリク

― 食堂 ―

[小さく返された声>>123に、手を組んだままびくり、とした。
少なくとも何かやらかしたわけではないらしいが……

彼女の沈黙は、恐怖か反感か諦念か不審か絶望か。
あの恨みの籠った少女の目>>90が思い出され、ため息を重ねた。

せめて、彼女たちが信じ、支え合う誰かを見つけられると良い。
自身が望む、自身のありたいと願う姿を忘れないように]

 あの、私も人間なんですけど……

[こればっかりは相手に聞こえないようにと、最大の注意を払って口の中でもごもごとつぶやいた。
自分が悪いと分ってはいても、やっぱりちょっと悲しい。

内心忸怩たるものを抱えながら、表情だけは穏やかにパンをシチューに浸しては黙々と口に運んだ]*

( 136 ) 2015/08/19(水) 23:11:54

酒場の女主人 ヤーニカ

   − 食堂 −

[それ程時間は掛けた覚えは無いが、
今1つ物の置き場や部屋の配置を覚え切れていない。
慣れ親しんだ酒場と宿の配置を身体が覚えているせいだと、
新しい生活に順応途中だが未だ完璧では無い。

スープは冷めていないかも知れないが、
食堂の人は入れ換わっていたかも知れない。]

 ニイナの料理はいつも楽しみにしてるよ。
 あたしは味付けが濃くて、若い子にはくどいからね。

( 137 ) 2015/08/19(水) 23:22:25

酒場の女主人 ヤーニカ

[黒くは無い水をコップに注ぐと一気に飲み干し
ニイナに笑い掛ける。
彼女達の受けた傷を癒せるなんて
大層な事をいうつもりはない。
自分だって癒せてないのだ。
ただ少しだけ気を反らせる事位は。

そんな思いから女の子達にだけ
特別にケーキを作った事がある。
此処にいるうちに、また食べさせてあげられる機会が
あれば良いのにと思いながら。]

( 138 ) 2015/08/19(水) 23:22:37


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