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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、茶屋 アリス がやってきました。
その地方の夏は普段なら湿度はそれ程無く、
暑くても木陰や建物の中では過ごし易い季節だった。
だがここ数日妙に空気が重く、
纏わり付く様に湿度を孕んだ風が肌を撫でていく。
空を走る雲は暗く、近付く何かを予想させた。
そんな中、最近人が戻って来た建物は活気が溢れていた。
周囲に建物は無く、ぽつんと建ったそれは一種異様な雰囲気だが、
知る人が見れば判る建物。
人狼と呼ばれる人ならざるモノとの戦いに身を投じた結社員と呼ばれる
人間達とその結社の建物。
昼間は人に化け、人に混じり、夜になると人を喰う人狼との戦いは
静かにそして幾度となく繰り返された。
度重なる人狼の襲来に、人狼を見分ける力を持った特殊能力を持った者達は命を落とし、結社員自体も数を減らしていった。
その結社員の補充の人材が滅びた村の結社の建物に集められ、
共同生活を行っていたのだ。
彼らの共通点は1つ。
全員場所や被害の違いはあれど、人狼騒動の生き残りだと言う事。
集められた彼らは心の傷を癒し、
人狼に対する新たな剣となり盾となるはずだった。
重くくすんだ空が嵐と共に新たな災厄の気配を運ぶまでは。
その災厄の気配を感じ取ったのか、それとも未だ現実を
受け入れられないのか。
雲の隙間から見える太陽に彼女は人狼などいない、と
何度も何度も呟き続けていた。
強い風が建物の中まで吹き込み、古ぼけた書物が捲られていく。
「ようこそ新たな惨劇の物語の場所へ。
■氏名(年齢)
■外見
■設定
■現在位置
■NG
■接続
/*
他何かありましたらご自由に。
質問等もメモでお願いします。*/」
バタン、と音を立てて分厚い書物は頁を閉じた。
その書物に書かれていた物語は……**
2人目、修道女 クリスタ がやってきました。
― とある村にて ―
……私は修道女の……ええと、クリスタと申します。
神の教えを人々へ説くため、村から村へ旅をしております。
[新米修道女であるという娘がとある村を訪ねてから間もなく、村は人狼騒動に見舞われた。]
[顔立ちから年齢は10代半ばから後半。
人前に出る際は常に修道服にベール。
髪色は青みのかかった銀で、目の色は青。
以上が、“見ればわかる”娘の情報。]
[出身や生い立ちについては、一切語らない。
そして、どこの教会の出かも口にしたことがない。
人当たりは柔らかいが、素性を明かさない娘は、村人の目にはどこか不気味に映っていたことだろう。]
[そんな娘は当然、騒動の際に疑惑の対象として名前が上がったが、更に疑わしい人物が他に居た、別の人物が占い師を名乗る者によって告発された等で、娘は処刑される事なく騒動は終わりを迎えた。]
[村の外への交通手段が復旧すると同時、結社員を名乗る者達が村へ押しかけた。
村の現場検証、村人達の死が人狼騒動によるものであることの証明、そして生き残りが人間である事を証明し保護する為に来た事を、彼らから伝えられた*]
― 朝/廊下 ―
[もう、あれから何日が経ったのだろう。]
[結社員から人狼騒動に関する事情聴取を受け、この建物へ連れられてきた。
それから何となく、日々を過ごしている。
何度か、穀物の粥や惣菜パンなどの食事を振舞った事もある。]
[けれど、同じ場所で暮らす者へ、娘は特別近づこうとはしない。
かといって反発しようともせず、心を病むでもなく、人狼への怨嗟を口にすることもない。]
[そんな、“あまりにも正常”な娘にひとつ変わっているところがあるとすれば、時折、不安そうな表情で窓の外を凝視している事があること。]
…………。
[娘は今も、窓の外を眺めながら小さく肩を震わせている**]
3人目、墓守 マコト がやってきました。
―自室―
[ふと気付けば見慣れぬ天井が其処にある。]
……ああ、そうか。
[ベッドに横になったまま、特に感情の乗らぬ声で男は呟く。
結社の建物だという此処に、結社員を名乗る男に連れて来られ。
この部屋を自室として使うように言われたのは数日前の事。]
[生まれ育った村は滅びた。
人狼退治に成功した。
生き残った。
どう言われようと数人しか残らなければ、滅びたも同然だ。
だから、他の生き残りの村人をよそに、男は代々続く『墓守』として最後の仕事を準備した。]
……火が、見たいな。
[また呟く。
人狼騒動が終るの待ちかまえていたかのように現れた結社員によって止められて、死んだ村を炎によって弔う事は出来ないまま、男は此処にいる。**]
4人目、妹 ニイナ がやってきました。
―― とある村で ――
ねえ、お兄ちゃん。
これから私達どうなるのかな……?
[とある村で起こった人狼騒動。それは降ってわいたような災難。
人狼を亡ぼさない限り、村人が生き残る事はない。
故にどんな被害が起ころうとも、生き残るためには人狼を殺すしかないのだ]
お兄ちゃん……。
[そして人狼騒動は終わりを告げた。
その過程で兄をこの手で殺す事となった少女は毎晩、その事を夢でうなされる事となる。
人狼騒動が終わった少女の目に映ったのは安堵だけではなく、諦観と悲嘆が入り混じったモノであった]*
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