人狼物語(瓜科国)


156 The Nightmare ─百鬼・咲麗─


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吟遊詩人 コーネリアス

[己がこころは、己のものでありながら、他の方のもののようでした。

ただただ、そこにあったのは、胸焦がす想いのみでした。]

…何処に。

[幾度も切られ、刺され、貫かれようとも。
その身が幾千もの欠片となろうとも。

ただただその思いは、失せし想い人を求め虚空へ手を伸ばすのです。]

( 9 ) 2008/03/29(土) 00:21:03

牧童 トビー

[ふらふらと、大路を歩く童子の姿。知らぬものが見れば、飢えで死にそうな子どもにも見えて。けれど、その腰には短刀が一つ]

(あいつの邸に、人はいなかった。式がいたけど、それだけ。若君様は、あいつは、どこにいったんだろう)

[下る大路。遥か遠くに、羅生門が見える]

( 10 ) 2008/03/29(土) 00:22:53

医師 ヴィンセント

──廃屋(生母の屋敷)──

[おのが身体を戒める ははの黒髪]

母上は あの時も わたしに
この硯を貸してはくださらなかった。

そして、わたしは────
あなたの声を《聴き》つづけるだけ

…・・今も

[おとこは、あきらめたように首を横に振り、硯からゆびを離した。]

( 11 ) 2008/03/29(土) 00:23:59

医師 ヴィンセント

髪を切った後は、

あなたとは、二度とお会いするつもりはなかったのですけどもねえ。

[また暗い目を伏せ──そして まばたき。]

…・目の前で抱き合う恋人たちを見てしまったがゆえ。
めおとも 睦みあう恋人も 許さぬと云う──

あなたの処に還って来てしまった。

( 12 ) 2008/03/29(土) 00:27:45

医師 ヴィンセント、ゆえに、呪を送ってしまいました──

( A8 ) 2008/03/29(土) 00:28:30

牧童 トビー

[歩く。歩く。歩く。ただ歩いて。辿り着くのは幾度も見た門で、午前のうちに既知のものが死んだ、場所]

……白藤さんの体が、無いや。
その代わりに、灰?

[白藤の倒れた場所まで来ると、そこに散る灰を見つめて]

誰かが、灰を集めた、のかな。汐さん、?
汐さんは、どこに行ったんだろう。白藤さんの灰を持って、どこに。

[あたりを見回して、姿は見当たらず]

――羅生門――

( 13 ) 2008/03/29(土) 00:30:14

吟遊詩人 コーネリアス

[思いはただただ、赤く煙る雨となりて
いつしか洛中へと、降りしきるのです。]

…あぁ、永劫に…

   永劫に、離しは…せぬ……。

[途切れ途切れに呟いて、狐はくたりと倒れ伏します。

その白い肌にはところどころ、彼の従者の髪の色の如く、
朱赤の線が疵のように、刻まれ浮き出たようでした。]

( 14 ) 2008/03/29(土) 00:30:43

医師 ヴィンセント

[黒髪は、呪を紡いだ文を送り終えたことに満足したのか、おとこからゆるやかに離れ──ただ、うごめく くろい海となる。]


…若宮さま

目覚められましたか。

[おとこは、ゆっくりと若宮に近づいて行く。]

( 15 ) 2008/03/29(土) 00:30:58

吟遊詩人 コーネリアス

[その思いは、切られ貫かれながらも、
彼の従者の式のことなど、省みなかったのやもしれません。

けれどもそれは、今となっては誰も判らないのでした。]

( 16 ) 2008/03/29(土) 00:34:47

双子 リック

……貴方、は…

[誰、と聞かずとも誰かなど知っている。
ゆっくりこちらへと近づいてくる足音、見えていても、聞こえていても、少年は彼から逃げることあたわず]

…ここは、一体……何のために、僕を。

( 17 ) 2008/03/29(土) 00:39:02

学生 ラッセル

[めおとも、睦みあう恋人も許さぬと思ったのは誰の念か。
 裂かれ、嘆き悲しめば良いと思ったのは私の念だ。
 刃が脂で鈍れば爪を使い、手指が萎えては歯を用いたから
 歯の隙間から、唇を伝って顎から血が滴る。

 呪は離れ、そらの上を漂う不吉な雲となる。鳥瞰。]

( 18 ) 2008/03/29(土) 00:40:51

牧童 トビー

[ぼう、と暫し灰を見ていたが、道行く人の肩に、背に、血のようなものを見つけて首をかしげ]

[指摘をすると驚いたようにその人は後ろを振り返り]
[振り返った先を見つめて、其方へと歩き出す]

あれはまだ、新しかった。

[肉片があったようにも見えた]

[東寺のほうへと進んで、五重塔を見上げた]

( 19 ) 2008/03/29(土) 00:46:28

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A9 ) 2008/03/29(土) 00:53:49

医師 ヴィンセント

ここは、わたしの母だったおんなの屋敷です。
歳月とは無情なもの。

荒れ果てておりますなあ

[おとこは若宮のすぐ傍まで来ると、身動きがとれぬらし、若宮の足元にひざまずいた。]

─…あなたさまにも、呪が絡みついておりますゆえ。
失礼…。

[そう云って、節くれたゆびで絡んだ黒髪をほどく。
 ぬばたまいろの糸の呪縛は── おとこのゆびが触れるたび、煙のごとく空に溶けてゆく。]

( 20 ) 2008/03/29(土) 00:55:19

医師 ヴィンセント

・・禍ツ星の 巡るさまが見たいと──
若宮様がおっしゃられましたゆえ

[くろ糸の呪をほどく手は止めずに、おとこは暗い目で若宮を見上げた。]


…────

( 21 ) 2008/03/29(土) 00:56:35

修道女 ステラ


[凝った想いは最早 血肉 ]

( 22 ) 2008/03/29(土) 01:01:53

吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

…今の、は……。

[痛み未だ残るまま、ぼんやりと目を開けました。]


何方かが、怨み篭る刃に散りました。
高い高いとこ、都を見渡すところにて。

…奪われた何方かを、捜し求めておいででした。

[かすかな吐息のような、掠れた声で伝えます。]

強き思いに身を焦がせども…あの方は未だ人であったようなのです。

( 23 ) 2008/03/29(土) 01:01:58

修道女 ステラ

[憎い 悔しい 嫉妬 怒り 嘆き 愛欲 ――殺意]

[水盆に落とされた血は 最初は水に紛れゆく代わりに 波紋を投げかける
  次に落とされても同じこと
 一度あかく染まりきれば 盆より払うか 多くの水でなければ色消えぬ
喩え色は消えても 薄いか濃いかの違いのみ]

( 24 ) 2008/03/29(土) 01:02:46

学生 ラッセル

[屋根の端からひたひたと滴り、
 下段を流れてまたその下へ、細い糸を引きながら、
 近くで見ればそれと知れるだろう──血は流れてゆく。
 高いところでは風が吹くから、
 纏った血のりが乾いて心地が悪い。]

──東寺・五重塔うえ →地上──

[舞い降りた。
 元から髪が赤いから、物の怪にでも見えるかも知れない。血の所為なのか、声を出しにくいと思った。]

……桐弥か。

( 25 ) 2008/03/29(土) 01:03:45

修道女 ステラ、衣肌蹴たまま 葛木の手に手を重ねようと

( A10 ) 2008/03/29(土) 01:05:26


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生存者 (6)

双子 リック
18回 残2418pt 飴飴
修道女 ステラ
43回 残1737pt 飴飴
吟遊詩人 コーネリアス
31回 残2039pt 飴飴
学生 ラッセル
40回 残1714pt 飴飴
牧童 トビー
50回 残1295pt 飴飴
医師 ヴィンセント
60回 残1119pt 飴飴

犠牲者 (4)

自警団長 アーヴァイン (2d)
冒険家 ナサニエル (3d)
流れ者 ギルバート (4d)
見習い看護婦 ニーナ (5d)

処刑者 (3)

村長 アーノルド (3d)
お尋ね者 クインジー (4d)
書生 ハーヴェイ (5d)

突然死者 (0)

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