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―羅生門ちかく―
[草笛の音はよどみなく、
白藤は少し視線を上につばさを探す。]
……
[なにかを捉えようと
感覚を研ぎ澄ます。
旋律はつづく]
[其処に求めるものは無く、
先のように血も流れず
地に広がる染みのような衣を掴んでは
穢れを受け留めるためでもなく、ただ私利の為に暴く]
―羅生門付近―
[確かにねぇ。
白藤の言葉に、ふふ、と小さく息を漏らす。
実際にそう思っていたのか、此処に至までの足取りは何処か景色を見渡すかの様にゆっくりで。
桐弥が誰かと話していようと。
白藤が草笛を吹いていようと。
其の視線は何処か遠くを見つめていて]
…
[羅生門へと近づいて…ようやく視線は下ろされた。
草笛の旋律に、目を細め…辺りを見回した]
[近くに見える羅生門を見上げて。昨日の晩のことを思い出す。人ではない男と、宮と陰陽師。大殿のところで見たときは何も気づかなかった、が]
(あれは、あの男の式神か。
昨日の様子では二人は対立してたようだった。会ってみるならあの式の方だろうな。顔も知られてるし)
[犬に喰らいつかれたように
鳶尾へ面を向け
麻のように破れ裂かれた衣の下には 目の醒めるような種々の色彩の徴
指先程に小さく 平たく薄い胸板に無数に刻まれている]
[向けられた白い面を顧みもしない。
声も立てない識の如何であるよりも、ただその身に宿る徴を見、
器にくちを付け、啜るように
胸元へ口をつけて眼を瞑る。*]
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