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[グリゴリの武器は神聖なる気を帯びているのか。
黒い羽が舞い散るさまは花吹雪が如くだが、
あの日見た花一揆にあった華やかさはない。
――と、詩人はそう思う。まるで夜の闇が散るようだ。
白き雪の上に散るのは黒だけではない。
若葉緑の光を帯びた詩人の物語の騎士たちのいろ。
そしてその傷の跳ね返りを受けた詩人から毀れた色。
ヒイラギの治療によってある程度は塞がれているゆえ、立っていられるに相違なかった。]
ガヴェイン!!
[鋭く命じたその直後、頭上で剣が閃いた。
光の騎士――朝の間はその力が3倍になるという伝承を持つ、アーサー王の甥。彼が振るう銀色が、グリゴリの一人を退けた――しかし、倒れたわけではない。
そのまま、新たな翼と切り結ぶ。]
「管理人」さんも…戦いに?
いえ、それがあなたが決めた事なら、
私がとやかく言う事はありません。
[人は信仰によって救われるのではなく、
そのためには業も必要だとメルカトルは生前記している。
罪――…占星術でもなく、神が人に植えつけた性向でもなく、
それは、人間の自由意志によりもたらされた、と記す。
人は生まれながらにして罪人という。
それは生まれながらにして自由意志を持つ存在であると言う事。]
…、はい
[だから、>>221素子の言葉にはひと言同意を示す返事。
>>223ブライの身体に触れ、魔力に干渉する感覚が伝わる。]
…、なにを。
[それを確かめる間もなく、周囲の景色が変わりゆく。
水はなく、白い雪の世界。どこかの山の頂き。
魔法道具に測定を急がせ、地形を把握する。]
―――… なんて 力ですか。
[上空を見上げれば、数多の黒翼が見える。
バーサーカーの背に生えたそれを思いだし、奥歯を噛む。]
…、まだ いけますかね。
[かふ、と乾いた咳に黒手袋で口元を拭えば、
赤が滲むが手袋の色で解りにくくなる。
負荷がどうとか、そういう事を気にしている場合ではないのだ。]
いえ、いくだけです。
素子さん、必ずお守りしますから、
安心して下さいね。
[魔術を使ってこちらを攻撃してくる天使に狙いを定めれば、]
大地の 、…リンゴ ッ
《エルドアペル》
[その魔術をそのまま、全反射し焼き払う。
膨大な魔力が体内から奪われていくのが解る。
眩暈と嗚咽が同時に襲う。
全身を針で刺されたような、業火で焼かれたような痛みが走る。
―――それでも、
その威力を損なわないよう、上空の冷えた大気を操り
槍や剣を持つ天使たちの動きを凍結させようとする。]
…武器を持った 天使、は 頼みます。
クレティアンッ…。
術を使う天使の 方は、―――…キャスターにお任せを。
……キャスター、…メルカトル…?
[様子がおかしい。
魔力が足りない――それだけではないような。
うたを一節、紡いで向ける。]
――光の騎士たるガヴェイン卿、
――大地の魔術の男の元へ
――その恩義へ報いらん
[紡ぐ物語に魔力の囁き、
得たりとばかり、ガヴェインは白く輝く剣を再度構え、キャスターを守るために駆け出した。]
[黒羽の天使が上空から下降し、その槍でこの身体を貫こうと迫る。
吹雪で視界を眩ませてもその狙いに迷いがなく、]
しま、
[今、ここで死ぬことだけは避けなければならない。
咄嗟に地球儀(宝具)で槍を防ごうとするが、
―――、ギャィン、と鍔迫り合いのような音がしたと思えば
天使は羽を落としその身体ごとガヴェインにより切断されていた。]
……、いや、助かりました。
[吟遊詩人は戦いの中、
密かに己のマントの剣を確かめる。
あのアサシンに近づいて、
貫き落とさねばならなかった。
――「聖杯」の許容量を超える「魂」の重みを注ぐのだ。
アサシンを残せば間違いなく阻止される。
だから。なんとしても――彼を倒さねばならない。]
[弱い笑みを浮かべるが、一人騎士が来れば、素子の身も安全だろうと胸を撫で下ろす。]
この地の理を、正しき状態に…戻せずして、
―――…学者が、 つとまるわけ、ありません。
共に、戦ってきた英霊たち。
私の知らない、過去の螺旋の中で戦った英霊たちの分も、
幾重にも重なる、思いを経て、今の私達があるのです……
[だから、と、雪の地に足を踏ん張らせて立ち、
シェムハザを、黒い羽の天使達を見上げる。]
[ガヴェインはちらとキャスターの方を見て
精悍な表情を少しだけ緩めて笑んだ]
「 恩義には、恩義を持って報いるのが我ら騎士です 」
[――二度、剣戟の音。
武器を持った天使の太刀筋をいなし、鍔迫り合い、
外套を翻して振り払う。
戦いは数――セイバーが居れば、またそう言ったかもしれなかった。]
・・・・・・なぜだ。
なぜこんなに手間取っているんだ!
仮にもこちらは神霊の写しが200騎だぞ!
しかも、ここは聖杯の中!地の利も僕にある!!
それが英霊2騎に出来損ないの円卓の騎士に、なぜこうも抵抗されているんだ!
[わなわなと震える手。
だが、はたと気が付く。]
まさ、か。
8騎目のサーヴァント・・・・・・
イレギュラーなクラス、トルバドール・・・・・・
物語を紡ぎ、物語を終わらせる者・・・・・・
そして、聖杯の綻び・・・・・・
[大地のリンゴをもった状態で手を掲げる。
その宝具により、天使が放つ魔術の多くは来た道を戻る。
けれど、それを自身の力だけで補うには限界が近く、
ひとつ、ふたつ、と身体を貫く。]
ッ、ぐ。
[同時に地図の端が、光を帯びて溶け始める。
―――時間が、迫っている。]
クレティア ン、…いそ ぃ ―――で
[それでも、その瞬間まで先に倒れるわけにはいかない。
アサシンが倒されるその時まで、龍脈の加護を注ぐ**]
貴様・・・・・・守護者<カウンターガーディアン>とでも言うのかああああああああ!!
[堕天使達が、その声に呼応するかのように一斉に最後の攻勢を掛ける。
魔術を行使する者はその魔力を絞り出し、剣槍を振るう者はその渾身の一撃を放つべく突進してゆく。]
[止めても々、後から吹き出してくる血、血、血!!
傷は広がり自分の手も腕も血濡れて…]
―あ、あぁ……だめだ!
[幾ら魔力を送ろうとしても、何もない…空っぽになってしまった…
涙が溢れるままに歯を食いしばり…震える手で左肩を押さえる。]
――っ、令呪に寄って命ずる!
クレティアン・ド・トロワよ、
シェムハザを持てる全てを持って討て!!
[持ちこたえ、刹那肉薄し、
けれど吟遊詩人の身体もまた限界を迎えようとしている。
キャスターの魔力も最早枯渇の域。
――堕天使の咆哮。>>250
黒い嵐のように、敵意ある翼が迫り来る。]
――来る、……!
ヒイラギ―――!!
[令呪を――と、そう、願う前に。
己が主は。>>251
涙を溢れさせながらも、
――最後の命令を、この上ない誉れへの道を、拓いたのだ。]
[――ふ、と。
魔力のパスを途切れさせる。
此処から先「己の持つ全力」を、
あの堕天使に叩き込むために。
これからを紡ぐ若者たち――ヒイラギと、リリンを、生かすために。]
――御意に。
[血塗に滲んだ衣の下、すらりと剣を抜き放つ。
騎士は剣を持つものだ。
自ら、命と誇りに――責任を持つものだ。]
……生憎と、私は灰色の君のような
「神殺し」ではないのでね。
見苦しいかもしれないがご容赦願う。
[――彼なら容易く撃ち抜いただろうか?分からない。
あの静かな凪いだ眸が思い出される。
物語はいつか、終わりを迎えるもの、と。
両手で斜め下に構えた剣が、
淡い金萌黄の光を帯びた。眸とよく似た色だった。]
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