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― 1F西・オフィス街(ホテル屋上) ―
[――サーヴァントは、夢を見ない。
見るとすればそれは、英霊自身が持つ過去の記憶に過ぎない。]
――――……。
[何度目かの朝。何度目かの陽射し。
街並みは変わらないように見えて、どこかざわついている。
徒手空拳のまま重ねるは、見たばかりの海原。
或いは――かつて槍と共に駆け抜けた、生涯の記録か。]
…………、此度の戦も、終わりが近いようだ。
もう暫く、我が身と共に頼むぞ、――――。
[灰色の槍を手に呼ぶは、友か、妻か、槍か、或いは女神か。
呟きは風に紛れて掻き消えて、
天上を睨ぐ英霊もまた、陽射しの中に*消えていった。*]
―西ブロック・拠点・庭園―
……――そう、彼の言葉通り か。
この庭のものは散ってしまったのだね。
見てみたかったな。
[>>15 謂いつつ、戻った先
書庫で所望するは日本の歴史の本と、
なよ竹のかぐや姫の童話。
傾国の姫は物語の中でも、
紛れもなく比類なき美女であった。]
………「今はとて天の羽衣着るをりぞ君をあはれと思ひ出でたる」
[これがこの国の詩歌の一つの形式らしい。
口の中で呟きながら、ふと肩口を気にして片手で押さえる]
[三日月宗近に切られた方の傷は治りが遅い。
あれそのものが神器のようなものか。
叶うならば手にとって眺めてみたい宝剣。]
……まったく、
かの人の宝物庫は我が国王の富に勝るとも劣らない……
[そう、小さく呟いて
笑みを浮かべもしたのであった**]
……?
ヒイラギ、これなんて読むんです?るん?
[示したところには「ゑ」と書いてある。
聖杯の知識に旧仮名遣いは含まれて居ないようだ**]
[――――カン、と足元に紐が切れたのか
アストロノミカルリング(日時計)が落ちたて道を転がる。]
――――
[長い航海で道に迷わないように。
あの子のこれからの長い旅路で、
もし道に迷ったら、少しでも助けになるように。
そう願いを込めて―――。]
……持って行ってくれましたよね。
[そう言えば、また「上」を感じる。
魔力も残りわずか。
何もしないでこのまま消えるしかないのかもしれない。
牢獄の中でも死を覚悟していた。
それでも、私は生きる事が出来た。]
それなら、
[より、天/地に近い場所に賭ける。
思い願えば光となって土手から姿を消した。]
―北ブロック・拠点―
[東ブロックの探索を終えて直に教会へ向かう事も考えた。
しかし、戦い等の疲労を取らぬ状態で動きすぎるのも愚の骨頂。
そう考えて一度、拠点へと戻り休息をとった。]
ふむ、私個人としては十分な魔力であるな。
問題は奴の全力に耐えうる魔力かという点である。
しかし、それは私の腕の見せ所であるな。
足りないならどこかか持ってくるのが魔術師であろう。
[考えてみれば一度は令呪を使ったとはいえ既に二回も全力行使をしている。
英霊自体の保有魔力もどの程度になっているかは怪しい。]
― 5F ―
[セイバーは消えた。消えてしまった。
いつもやる気がなさそうで、なのに戦うときは別人のように昂ぶる英霊は、もういない。
彼は否定していたけど、きっと彼は誰より優しかった。それを自分は知っていた。
いきなり自殺しようとするほどに、聖杯を求める理由のなかった彼は……それでもついぞ、自分の頼みを断ることのなかったのだから]
[レティはすっかり書庫に入り浸りで、「日本昔話」
「日本の偉人伝」ets…本の虫になってしまったようだった。
僕は、親方が使っていた部屋でピエタを鑑賞中に、親方が使っていたノミを発見した。]
現代のものだから、親方が持っていたノミじゃない。
[多分…どこかの道具屋で気に入って購入したものだろう。
柄の所には名前まで彫ってあった。親方らしい…
くすり。と、笑うと錆びないように油紙に包んで
ピエタの前に置いた。
レティに呼ばれれば、>>19
はぁい。と、返事をして書庫に尋ね。]
えーー?ちょ、ちょっと待って。
[慌てて辞書を引いて]
それは、「え」って読むんだって。
[自分も判らなかった癖に得意げに言った。]
そうか……。
負けた、んだ……。
[どれほどそうしていただろうか。
放心していた間に、ヒイラギたちは去っていた。自分は見逃されたらしいと知って、喜ぶことも悔しがることもできなかった。
自分とセイバーの戦いはここに幕を閉じた。それをどこか人ごとのように認識した]
教会に行かないと……。
[たしか、そうだったはずだ。
聖杯戦争に敗北し、生き残ったマスターは教会に保護を求めるべきだ。そうだったはずだ。
呆とする頭で思いだし、ふらりと立ち上がる。必要事項を満たさないといけない。漠然とした義務感のみで、のろまに動く。
そして―――上階が開放されていることに、気づいた]
[ミケランジェロが脱落し、3Fのシスティーナ礼拝堂が開放された。
なよ竹のかぐや姫が脱落し、4Fの竹林精舎が開放された。
あの黒翼の少年はその名を知らないが……おそらくこの5Fは、あの英霊の心象風景に違いない。
ならば、今開放された上階は……彼に関係する場ではないのか]
…………。
[戦闘区域だとは知っていた。
サーヴァントの居ない自分が行っていい場所ではない。
けれど、それでも。
……向かわずには居られなかった]
しかし、問題は戦闘ではない。
戦闘であれば勝利はたやすいであろう。
我が従者に敵う戦力はそう多くない。
キャスターしかり、セイバーしかりだ。
それにマスターは素人ばかりだ。
私が遅れをとるわけが無い。
問題はループとこの聖杯の根幹だ。
どうすれば切り分けができるか。
それを究明すればいいのであろうが。
何分、ここでは資料が足りない。
せめて時計塔の設備があれば話は違うというのに……。
[圧倒的に情報が足りない。
推測が出来ても仕組みの詳細までがつかめない。
手が出ないというのが今の本音であった。]
[最上階に向かう前―――、僅かな時。
三階へと姿を見せる。
最期になるかもしれない。
その前に、あの天井画を見ようと――]
――― 酷い顔ですね。
[彫刻の方が好きだったのだろうかと、ミケランジェロとの戦闘を思い出せば数日前の出来事とは思えず、口元が少し緩む。
生皮の自画像を見れば、そんな独り事を落してから、礼拝堂に生えた竹を、たん、と蹴って、更に上へ。]
―西ブロック・拠点・書庫―
[もともと本が好きなのもあって、
すっかり知識を貪る状態になっていた。
飲まず喰わず――は、生きていた時代にも成してしまったことがある。悪い癖だ。]
「え」?
……「え」と読むのか。
ほう、ほう……ではこれは「かぐや姫ゆえ」と、……
[――とても興味深そうである。]
……この国の歴史も物語りも、
とても興味深いものだね。
―西ブロック・拠点・書庫―
[あの、アーサー王伝説や聖杯伝説の礎を築いた人から
この国の文学を褒められるのはとても嬉しかった。
考えて見れば、何と贅沢な時間を過ごしているのだろう。
と、思い出したように。]
ねぇ、ちょっと隣の部屋に良いものがあるんだけど見る?
[親方の使っていた部屋には…見事な「ピエタ像」が置かれてた。]
― 1F北・オフィス街(ホテル) ―
今日は教会に向かう、という話だったと記憶しているが。
[霊体化したまま、アルフレートへと話しかける。
部屋に響くものは、この数日語りかけ続けた、静かなもの。
表情は見えねど、灰色の鎧を纏う男の視線は、自らを招聘したマスターへと注がれていた。]
何か悩み事かね。
それ、しかないであろうな。
[それはとても残酷な計画。
だけど、今はそれしかなかった。
どのマスターが見ても非難はするであろう。
しかし、今の自分には選択肢はそれ以外に無かった。
アサシンのマスターにあえば何かが変わるかもしれない。
しかし、メモを見る限りは何も知らないと考えられる。
出会ったとしても決定的な情報は手に入らないだろう。]
今は、これ以外に手は無い。
最後に勝てばそれでいいのだ。
[そうだ最後に勝てばきっといいのだから。]
ああ、気にするでない。
結論付けただけだ、今後の方針を。
では、教会へ向かうぞ。
[拠点から外に出て教会へと歩き出す。
断固たる決意を持って。]
―西ブロック・拠点・書庫―
異なる文学に触れられることは
英霊の特権だね。
[ 望月をマスターに頂いていたときも、本屋を所望した詩人である。筋金入りの文系だ。]
……良いもの?なんだろう、楽しみだな
[ 戦国の歴史書をぱたりと閉じて、
案内された部屋へ向かう。 ]
…………。
そうか。
[ただ一つ、相槌を打つ。
何かを思いつめた風のアルフレートを前に、ランサーは静かに其処に在る。常と変わらぬように、常よりそう在り続けたように。
自らが纏う灰色と同じように、何事に揺らぐこともなく――。
二人は一路、教会へ。]
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