情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
長いこと、考えてきたわ。
「開放する」手段をね。
でも、私には、できない。
アサシンのマスターは、
―――ブライは、それを考えてるみたい。
それも多分「はじめて」のことだわ。
この「塔」の機能は、擦り切れてきてる。
確かに、ループを続けているだけじゃ、いずれこの「町」も壊れてしまうでしょうね。
既にその傾向はあるわ。
もう、
[首を振る。]
―――ブライの居場所は、本当に分からないわ。
病院を拠点にしていたみたいだけど、あの辺りがあれだけの戦場になってしまった後だから、アサシンが警戒して移動させている可能性もある。
そこにいなければ、彼は「またここに来る」と言っていたから、ここで待っているくらいしかないわね。
[葡萄の放った鈴は礼拝堂の鐘に当たり…やがてゆらゆらと振り子のように揺れて…]
カーーン カーーーン カーーーーーン
[今時の荘厳な音ではなく、軽く、しかし、遠くに響く音で鳴り響いた。
――即ち、音の相殺…
その鐘の音は、多多書き続ける戦士達の耳にも届くのだろうか…]
[三つ目のお願い―――令呪が発動する。
サーヴァントの意志を無視できる、絶対命令が下された。
それはどんなに拒絶の意志を示しても、何ひとつ意味はなく。]
―――――――
[最後に、最期にマスターの名を呼ぶ事も、
その身体に触れる事も叶わず、]
[突如、みちるの足元の土が形を変えて、
まるで大地が大口を開けたようになったと思えば、
そのまま、みちるをチルチルごと大地が飲み込んだ。]
……っ、あ
、あ、ああ
[大地が揺れ地面に圧が掛かり、
飲み込んだみちるの息を、声を、
ゆっくり、ゆっくりと奪っていく。]
嫌だ、
いやです、
こんな、こと
―― したく、
[止まらない。
止められない。
みちるがその命の灯を消すまで、
力を止める事ができない。]
どうして
なぜ、わたしが 、
[必死で首を横に降る。
何度も、何度も、手を抑制しようと、
魔力を止めようと、]
みちるを、地に―――
[ ――― しているのに。]
― ?? ―
[―――、死者は皆、大地に還るのだろうか。
それもまた、地の理なのかと。]
[異端の罪で牢獄に捕われる事7ヶ月。
尋問を何度も受け、肉体的にも精神的にも限界だと思っていた。
それがある日、突然の釈放となった。
釈放されてから知る。
プロテスタント信者の聖書の集いにメルカトルは出席していない。
そう、証言してくれた人がいたと言う事。
知らずのその人が、自分の命の恩人となった。]
…あの、その 方は。
ひと言お礼だけでも!
『―――、死んだ。』
…え?
『生き埋めの刑に処された。
彼女は、その集いに出席していたからな。』
[言葉にならなかった。
地を学び、地を記し続ける事に生涯を捧げていた。
その地に、まるで裏切られたかのような、
呪縛をかけられたような感覚に*陥った。*]
[ ぶつ っ… ]
[大地を通じていつも感じていた魔力の流れ。
それが突如、断ち切られる。
それは、マスターの死を意味する。]
あ、く……ぁ……?!!
[体の内から熱いものが沸き上がり、口の端から血が零れ出る。
その一撃は、背中を深々と突き刺していた。
獅子が迫っていることは知っていたが、詩人自体には気を留めていなかった。膝からくずおれそうになる。
否、今の一撃は――――致命的だった]
良く知っておったな……
わしが背中の傷が膿んで命を落としたという事を。
……は、っ
あっ、あ、ああ
みち、…みち、る。
[その場で膝折れて、地に両手がつく。
ざり、ざり、とみちるが消えた地面に爪を立て続けた。]
―5F―
……っ、―― 、は、……ぁ は、……
[半ば体重を預けたまま、
抜かれぬよう、両手で握り締めた剣の柄を、
離さない様に、
白い指が白くなるほど握り締め、頷く>>288 ]
……っ、――ヒイラギ、が
……マスターが、……教えてくれ 、…ました
……――貴方の、傷、 を……
そうか……あいつがな。ただの小僧と思っておったが……
男児たるもの、成長するものか……
[感慨深そうに息をつき、力を込める。]
だが………残念だったな。わしには、天恵がある。
何度負けようとも、一命をとりとめてしまう。
この距離では最早、お主の騎士達よりわしの刀の方が早い。
外さんぞ……!!
[あれほど湯水のように打ち続けていた刀。その浮かぶ量がここに来て、数少なくなっていた。リリンの魔力の事を考えても、自分の傷を関考えても、もはや余裕はない。その中に浮かぶ、三本の重篤な魔力を帯びた太刀]
―――にしても、すごいわよね。
[ふ、と笑う。
「願いを叶えた後で聖杯を壊す」。
それは自分が長く、長く考えてきた、ひとつの結論だった。
「巻き戻っている間に聖杯を壊す」。
でも、そんなこと可能なの?
それに、それに。
そんなの、怖くて、できない。
家族を、失ってしまうかもしれない!]
別に、ブライに会うのを止めやしないわ。
もし会えなければ、またここに来て。
「願いを叶えた後で聖杯を壊す」ってのは、面白いけど、すぐにループ自体は発生するわ。
どうしたらいいか、私には分からない。
ブライに会えたら、話してみて。
足利重代の太刀………
大包平。
大般若長光。
………それに、……三日月宗近、
見切れるか……!!
[宙に浮かぶ残りの刀剣。宝剣、業物、その全てを――――いちどきに撃ち放った]
!
[自分の周りの地面が大きく揺れた。
顔を上げないで上がりそうな声をこらえる。
覚悟を決めたのだから、それに負けてはいけないとみちるはおもった。
ただ、転がり落ちる中で瞳に青が映る。
視界の半分はもう何も見えていないから、いま青を見ているのは右の目だけなのだろう。
きっと、青は空ではなく小鳥の羽]
──ありがと、めぇおじさん。
[大地がふさがるその時、確かにみちるは言った。
聞こえてなくてもいい。
みちるは、みちるのワガママで勝手に死んでいくのだ。
今のみちるのことを嫌いになってくれたら、次のみちるのことはもっと上手なマスターにしてくれるだろうとみちるは思った。
まあ。
意識が途切れた時、土のなかで落ちたなみだなんで、すぐに土にしみて消えてしまったのだけど──**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新