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−深夜/西ブロック・教会−
[ブライは、昨日の夜に気になった場所へと足を運んでいた。
体はだるいが、足取りは確かだ。
ほどなくして、ブライは教会の前にたどり着いた。
インターホンのようなものも無いので、仕方なく彼は教会の敷地に入り、扉を軽くたたいた]
あの、誰かいませんか?
そうだ、まだ負けたじゃ無い…
[そう、自分に言い聞かせるように呟くと…
一つだけ身震いをして、美しい英霊に手を差し伸べた。]
吟遊詩人《トゥルバドール》クレティアン・ド・トロワ
僕は 妹尾 柊 宜しくお願いします。
――私の主だったひとは、
自ら、永遠を選択しましたので。
もはや、……生きても、死んでもいない。
[ 微か、目を伏せ
包み隠さず告げるもの。
――静かに少年の答えを待つ。 ]
――、……!
[ やがて。
少年の手が差し伸べられた。
クレティアンは大きく眼を見開いて
歓喜に唇をふるわせる ]
……――感謝を、
セノオ ヒイラギさま
[少年の手を、白い手が取る。
騎士が誓いを立てる時のように、厳かに ]
……誓いを、此処に。
今この時より
我が調べは……貴方とともに
[触れ合う手から、
淡い若葉緑の光が満ちる。
結ばれるは戦場を駆ける契り。
今にも消えゆきそうな詩人の姿が確かなものへと変わりゆく]
――……どうか、貴方からも誓いを。
私と同じようなもので、いい。
言霊にすることが肝要です。
契約は、それで完成致します。
[ひんやりと冷たい手が僕の手を取り、まるで中世の騎士が誓いを立てるようだ…と
誓いを請われると、即興のように思い浮かんだ言葉を述べる。]
えっと…誓いをここに。
今この時より
共に月桂樹の王冠を頂こう。
[取られた手と手の間に閃光が走った。
令呪の痛みもあの時と同じまま、遠い昔の痛みのようにも思えた。]
あら、
―――久し振りね。
ん?久し振りってこともないのかしら?
[首を傾げる。]
ま、そんなことはいいか。
今日ははどうしたの?
久し、ぶり・・・・・・?
[彼女は僕の顔を見た途端、誰か判っているかのような表情を見せた。
だが、ブライは彼女を知らない。少なくとも、記憶はない]
僕は、ここに来たのも初めてです。
貴方とあったのも始めてだ。
貴方はここの他の住民とは違う。意志をもって行動している。
貴方も聖杯戦争の、参加者なんですか?
そうね。
[うんうん、と頷く。]
私も今回のあなたに会うのははじめてよ。
それは間違いないわ。
でも、私がここの住民と違うってのはちょっと違うわね。
大して違わないわ。
もちろん、人間誰しも違うものだけど、その程度のことよ。
私も彼らも、意思は持ってる。
それを使うか使わないか、それだけだわ。
[肩をすくめる。]
あなたもそうよ?
ぴんと来ないかもしれないけどね。
[告げられる誓いの言葉。
月桂樹の冠は勝利の証。
妹尾の令呪に痛みが走ると同時、
跪くクレティアンの足元から、包むように若葉緑のひかりが立ち上り、どこか朧だった存在が再びはっきりとかたちをとった。]
――嗚呼、……、
[金萌葱の瞳が揺れる。
隠すように、祈るように閉じた眸の端に光るものがある。 ]
……感謝します、ヒイラギさま
[そうして、頭を垂れる。
――今ここに、契約は成った。 ]
こん、かい・・・・・・
[情報を処理できず、呆気にとられた顔をしていたが、今まで自分が見てきた夢とその言葉が繋がった途端、何かが湧き上がってきた]
もしかして、そのお話。
この聖杯戦争が、繰り返されているって事じゃないんですか。
僕は夢に見たんです、戦争に勝利して聖杯を手にしたと思ったら、闇に飲まれてしまった夢を。
しかも、その時は今のアサシンとは組んでいなかった気がするんです。
僕に召喚されたと言っていたアサシンには否定されましたけど、ずっとおかしいと思っていて。
教えてください。
この聖杯戦争の事を。
僕が忘れてしまっている、過去のことを。
[目を見張る。]
すごいわね。
それにあなたが気付くくらい、時が経ったのね。
―――きっと。
[目を伏せる。]
ちょっと語弊があるかな。
この聖杯戦争は、この聖杯戦争だけ。
まったく同じことが繰り返されてるわけじゃないわ。
繰り返してるのは、舞台と、ここにいる人たちだけよ。
― 2F・廃ビル屋上 ―
[――――かくして、現世に蘇りし創世の神話は終わりを遂げた。
空を覆っていた轟雷は、静かなる暗雲を残して静まり返り
街を覆っていた暴風は、人の叡智を罰せんとした石像を塵と還し
地を覆わんとした溢水は、一つ残らず枯れ果てた。
最後に残ったものは、
――破壊し尽された大地になお芽吹く、生命の兆し。
ささやかに、それでも力強く根付くその花は、
天よりもたらされた雨粒によって、徐々に潤されていった。]
――天地の理を、人の叡智を以って解き明かす。
神の造形に、創世せし大地に。人の身を以ってなおも挑む。
……キャスター。貴君なら。
自身の知が何に届き、何に届かなかったのか。
きっと、誰よりもよく知っているのだろうな。
……ならばこそ。
貴君に前に俺が立ち塞がるは、必然の理であったか。
――――そして、再戦の機会を失ったこと。
惜しく思うぞ。アーチャー。
貴君の見出した頂の真髄。見事であった。
[夜明けを思わせる菫の彩り。
今もなお名を遺す偉大なる芸術家の墓標。
――寂れた風をも包む光の輝き>>526によって、淡く照らされる。
刹那の視線の交わりに、鎧の兵は静かな目で応えた。
怒りも、憐れみも、憎しみも無く。
少年を引き連れ、未来の光へ包まれる騎士を、見届けた。]
――今一度問おう。
この場にて初めに目にした景色。
貴君は今もなお、この戦、彼女の戦に於いて、不要であったと。
そう思うか。
[問いかけるはアルフレートへ。
声色は、すべてが去った荒涼の破壊痕に於いて、より静かに響いた。]
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